メアリさんという方の企画に参加しながら、この「動機づけ面接」というカウンセリングについて説明するシリーズの話を進めていく。

人は変わりたくもあるし、変わりたくなくもあるという話をしてきた。よくあることだ。それを専門用語で「両価性」と呼んでいる。

たとえばこんな人だ。

「シラフでいたいんですが
　ハイになるのがたまらないんです」

・・・ってこれ、MacklemoreのIntentions (feat. Dan Caplen)のセリフである。この曲をぜひにオススメする。

歌詞をさらに書いてみる。どんな両価性があるだろう？

「１００％を出したいと思うんですが
　挑戦するのが怖いんです」

なるほどこの歌の主人公は、やろうとする意図はあるようだ。

以後もこんな感じで歌が続く。もしかしたらこの人は「だらしないやつ」「口だけだ」などと言われてきたかもしれない。

でもこの歌を聴くと、「この人、ずいぶんと悩んでいるんだなー」と一杯おごってやりたくなると思う。

（あ、でもお酒をやめたいのか…いけねえ）

2021/8/14 Ver.1.0

参加している企画はこちらです。

ちなみに前回はこちら。

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