おとうふくん

愛用機はRollei35SとGRIII

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最近の記事

お気に入りの日本橋エリア

 人形町で働き始めて早2年。徐々に日本橋エリアに愛着が湧いてきたので、街への原体験として忘れないうちに書き留めたい。(ここでいう日本橋は「日本橋〇〇町」と羅列されている中央区の北側エリアを指す。)  まずは、職場のある人形町から。普段は人形町の傍で不動産業に従事しており、時代の柄にもなくかれこれ3年間フル出社で通い詰めている。そんな私が往復している人形町は城下町の香りが所々に散見され、その中で歴の長い鳥料理や手土産屋さんも数々残ってるのだが、とりわけランチ予算が限られてる私

    • 2021年のベストバイ

      ニューイヤー駅伝も終わり、世はすっかり寅年になったが昨年のベストバイについて書き残したい。 社会人生活もひと段落した8月ごろ、学生のころから憧れていた「Rollei35 S」を購入した。お金の範疇での憧れを現実にできるのは社会人の特権だろう。 本機を軽く説明すると、約50年前に当時の高級コンパクトフィルムカメラとして発売。筐体はiPhoneよりも小さく、動作は機械式のフルマニュアル。それでいてF2.8のレンズを搭載しており描写が美しく、ロマンが詰まっている。 操作は至っ

      • 元旦につまったもの

        新年、明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年は東京の大学を無事卒業し、地元企業にUターン就職、研修を終えて気づけば再Uターンし東京で働いていました。慣れない環境の変化について行けず、あっという間に時が過ぎ去った感覚でした。 そんな東京の喧騒から離れ、社会人はじめての長期休みを利用して実家に帰省。コロナの影響で暫く帰れていなかった祖父母の家で年を越えました。 日々小諸そばを食べていた生活から一変、僕には贅沢なご馳走が次々と並べられて

        • ひとりもしあわせ

          中学来の友人2人と串カツ屋さんへ。梅田の裏ビルの地下路地の奥の奥。ザ・大阪のディープな場所から一人旅関西弁が始まった。 店内は縦長で狭く薄暗い。客席はカウンターのみのディープ仕様。男女客や、おじさんがそれぞれに飲んだくれ、店主さんは常にお客さんと会話に花を咲かせている。雰囲気は申し分ない。流されるまたにまずは串盛りとビールを注文。懐かしい話や将来の話にこちらも花を咲かせ、会話も串カツも、まあ止まらない。 カツ、ホタテ、イカ、エビ、どれも濃厚な味わい。そして安い。コストパフ

        お気に入りの日本橋エリア

          資産性に囲まれて

          最近『資産性』という言葉をよく耳にする。 家族が引っ越しにあたって新築マンションのMR巡りをしているのだが、『資産性』、『リセールバリュー』が営業マンの口から何かと飛び交う。 住宅というものは新築であれ中古であれ、"不動産"に変わりない。しかし、本来の用途は“住む空間”ではないのか。 勿論、先を見据えた『資産性』も重視すべきだが、"自分が住んで気分が向上するのか"や、"暮らしの豊かさ"に着目してもいいのでは、と感じる今日この頃。 未来の生活も大事。だけど今住んでいる事

          資産性に囲まれて

          写ルンですの気軽さについて

          先日、高校時代の部活仲間と湯布院旅行に行ってきた。集合10分前に思い立ってコンビニで『写ルンです』を買ったのだが、これが正解だった。 私はカメラが趣味で、普段はfujifilmでデジタル写真を撮っていて、たまにフィルムカメラ(canon autoboy)も使って写真を撮る。 しかし今回の『写ルンです』は、写真を撮る事の面白さを改めて確認させてくれた気がした。 まず「写真って思い出を記録するモノ」という事だ。これは写ルンですの物理的な軽さが、シャッターを切ることの気軽さに

          写ルンですの気軽さについて