見出し画像

薔薇の女神日記、男神の宴と聖(生)なる泉

いつもは、有料記事にしている薔薇の女神日記ですが、今回は、無料公開いたします。
それは、僕的にはとても大切な事だと感じたからです。
それと、少しいつもより短めの文章になると思います。

さて、前にどこかで書いたと記憶しているのですが、歪んでいない男性の性エネルギーは、女神のエネルギーと瞬く間に結びつき、形のないものへと変わります。
それを僕たちは、「空(くう)」だと理解しました。
現代に生きる男性の多くというか、男性性が歪められているため、本来のこういった結びつきを感じることは稀です。
僕たちは、女性性の抑圧と男性性の歪みが社会の大きな問題だと感じています。
女性性とは、女神のエネルギーに基づいたものです。
この地上は、女神のエネルギーを封じられているため健全な女性性というのは発動できにくくなっています。
だから、私達のグループは、地上に女神のエネルギーが定着させるために、様々な活動をしてきたわけですが、本来は、それと同じだけの男神のエネルギーも必要なわけです。
それは、歪んでいない男性性と結びついています。

女神のワークはいろいろとありますが、男神のワークが語られないのは、地上では、男性性が強すぎるからです。
しかし、それは有った方が良いと思います。
先日、女神パーティーを行ったのですが、そこでの宴が、思いのほか、男神のエネルギーに満ちていました。
その様子は、こちらで報告しています。


男神のエネルギーを意識して宴を催したわけではありませんが、そうなりました。
そして、男神のエネルギーを存分に触れた翌朝、僕たちの繋がりにある変化がありました。
それは、聖(生)なる泉の出現です。
これは、物理的な泉ではありません。
女性の神秘の中に現れた、非物質的な泉です。
それは、砂漠の中から沸き上がり、螺旋を描いて吹き出る生命の泉でした。
不毛の地に生命を吹き出す、根源的なの母なるエネルギーでした。
おそらく、ある人々にとってこの泉は、聖杯の水と考えるかもしれません。
僕たちのイメージは、チャリスウェル(聖杯の泉)です。

この形は、ヴェシカパイシスとも呼ばれています。
この二重の円がそれです。

こちらから引用します。

ヴェシカパイシスとは、神聖幾何学であらわされる、すべての始まりをあらわす形です。

半径が同じ2つの円周が、それぞれもう一方の円の中心を通って交差している、その真ん中に形成される形のことを指します。

魚の形に似ていることから魚型とも呼ばれ、その名もヴェシカは魚を、パイシスは浮袋を表しているそう。

新しい生命をあらわす形として「女性器」にも例えられたり、さらに十字架が用いられる以前の古代では、この魚の文様が「キリストのシンボル」とされていました。

発生の一番初めの分裂でできるこの部分に、生きとし生けるもの、すべての生命のあらゆる要素が内包されているといわれています。

生命の始まりであり、フラワーオブライフの基本モチーフでもあります。

異なる二つのエネルギーが互いを受け入れ、互いのエネルギーを保ちながら新しいエネルギーを創造するとされるのがヴェシカパイシスです。」

「そして外見からは想像もつかないでしょうが、私たち人間も、幾何学形な道筋を通った末の産物です。
その象徴たるものが受精卵

何億という精子の中から、卵子にたどり着いたたったひとつが卵子の中へ入っていきます。そこで精子の尾が外れ、精子の頭の部分が卵核とちょうど同じ大きさの球体になると…

次第にその二つが融合して、ごらんのとおりヴェシカパイシスを形成しました。

融合し合った二つの細胞は、その時点であらゆるすべての宇宙の叡智を内包しているのです。」

以上、引用終わり


本来、この聖なる泉は、女性なら誰もが体内に有しているものだと思います。
しかし、それを掘り当てるには、歪んでいない男性性が必要なのかもしれません。
それは、真っすぐに堀り下げられた井戸を湧出させるためのボーリングにも似ているかもしれません。
曲がっているなら、それは、掘り進めることができませんからね。

これで、彼女は、聖(性)なる炎と、聖(生)なる泉を得ました。
聖なる炎は、既に導かれた巫女に手渡され始めています。
そして、それを手にした巫女は、更に導かれた人々を照らし癒し始めることでしょう。
聖なる泉は、手渡すことができません。
それは、既に体内に存在し、湧き出すのを待っているからです。
空海の杖かアロンの杖かで叩けば湧き出るかもしれません。

そして、この聖なる泉の周りで、女神の渦瞑想を行った時、その参加者は、アトランティス時代の渦瞑想のように大きな成果を得るのかもしれません。
僕たちの探究は、更に進みます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?