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30代実家暮らし、働かず家にいる男の日記(あぎるnote)

著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)、文学、美術、ジェンダー、語学 などに関… もっと読む
月に4記事以上投稿しています。1記事の文字数は1000~1500字ぐらい。社会に適応できない人間の… もっと詳しく
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2023年6月の記事一覧

スカートの下にインナーパンツを穿くべきか 2023年6月【6】

まえがき私は男性で、スカートを穿いています。詳しいことは下記の記事をお読みください。 穿きたくないミニスカートを穿くようになってから、インナーパンツを穿くかどうかということが気になり始めました。「見せパン」とも言われているものです。下着の上に穿いて、下着が見えてしまうことを防ぐパンツです。 別に「穿くべき」とも「穿くべきでない」とも思いません。人それぞれ、好きにすればいいです。 ただ私は穿きたくありません。まず手間がかかるからです。買う手間、穿く手間、洗濯する手間、干す

念仏すると生きるのが楽になる 2023年6月【5】

人生何もしなくていい前回「人生何もしなくていい」という記事を書きました。その根拠として老荘思想を挙げました。 来世から本気出すこれは仏教の浄土教でも言えることです。浄土教において、私たちがすべきことは念仏だけです。念仏すれば、それを聞いた阿弥陀仏が極楽浄土(以下、浄土)に連れていってくれます。そして来世を浄土で送ります。 浄土では、みんな仏です。今度は衆生(生き物みんな)を救う側になります。 来世での暮らしが本番なのです。この世ですべきことは浄土行きのチケットを手に入れ

人生何もしなくていい 2023年6月【4】

がむしゃらに働けない時代物に出てくる男性は、よく「男として生まれたからには、何か大きな仕事をしたい」というようなことを言います。女性もまた、良妻賢母を求める周囲に反発して「男性と同じように社会で活躍したい」と言います。 これを書いている私は37歳の男性。もう5年以上無職です。それ以前もパートタイムが精一杯。「がむしゃらに働く」なんてことができません。 似たタイプの人の中には、社会で活躍できない自分が嫌で、バリバリ働きたいと願う人も多いです。 でも私はそうではありません。

外国人が日本のファッションを解放する 2023年6月【3】

肌をさらけ出す外国人観光客上野にある東京国立博物館に行きました。初めてではありません。何度目かは忘れましたが、久しぶりです。 来館者は外国人が多かったです。私は彼らの服装に興味を持ちました。男性も女性も日本人より軽装で、肌の露出が多いです。 男性のほとんどはハーフパンツでした。丈は短めで、短パンと言ったほうがよさそうな人もチラホラいました。日本人男性のハーフパンツは膝上ぐらいが主流で、着用率も50%ぐらいでしょう。ノースリーブ率も日本人より高かったです。 日本人の男女を

前期ビートルズ派のスピーチ 2023年6月【2】

ビートルズは前期がいい私は10代の頃から60年代の洋楽を好んでいます。前回はビーチ・ボーイズについて書きました。 今回はビートルズを取り上げます。 ビートルズは前期と後期で作品の毛色が異なります。私は圧倒的に前期が好きです。しかし多くの人は後期が好きなようです。売上枚数を見ても、前期ベスト盤「赤盤」よりも、後期ベスト盤「青盤」のほうが上です。 アルバムなら「リボルバー」までが前期、「サージェント・ペパー」以降が後期です。シングルなら「イエロー・サブマリン」までが前期、「

世間のビーチ・ボーイズ評に異議あり 2023年6月【1】

「ペット・サウンズ」ばかり評価されている60年代にデビューしたアメリカのロックバンド、ザ・ビーチ・ボーイズ。彼らが66年に発表した「ペット・サウンズ」は名盤として愛されています。 それはいいのですが、問題は評価がこればかりに偏っていることです。これしか聴いていない人も多いです。 私が選ぶビーチ・ボーイズの最高傑作は「ペット・サウンズ」ではなく「オール・サマー・ロング」(64年)です。 「ペット・サウンズ」を中心にビーチ・ボーイズを捉えてはいけません。そこを頂点とする論は