マガジンのカバー画像

30代実家暮らし、働かず家にいる男の日記(あぎるnote)

著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)、文学、美術、ジェンダー、語学 などに関… もっと読む
月に4記事以上投稿しています。1記事の文字数は1000~1500字ぐらい。社会に適応できない人間の… もっと詳しく
¥500 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2023年12月の記事一覧

【あぎる】2023年の振り返り・2024年の抱負

まえがき2020年初頭にコロナの流行が始まった。それからしばらく、ほぼ近所だけで過ごした。2023年に入り、世の中の規制が緩和されていくのを見て、外出を再開した。 観光私は埼玉県所沢市に住んでいる。まずは近場の川越を観光した。電車で20分ぐらいで行ける。それから池袋や新宿など、都内の繁華街を散策するようになった。 その後は博物館、美術館めぐりにシフト。無職でお金がないので私立は無理。公立でも企画展は難しいので常設展や公募展にしぼっている。 ファッションファッション面での

エニアグラムのグループワークに参加した(加筆修正版)

エニアグラムのグループワークに参加した。あるテーマの絵を描いて、それについて説明する。 各所で開かれているが、今回私が参加したのは片岡由加さん(以下、由加さん)が主催しているもの。オンラインで行われ、後日動画が公開された。記事後半にリンクを張ってある。 *** 今回のテーマは「宇宙人に遭遇したらどうする」。私は事前にタイプ4と判断されている。私が描いた絵はこれ。 私と宇宙人が、一対一でお茶を飲んで談笑している。私が出会った宇宙人は地球人と何も変わらない。ただ別の星から

自己判断タイプ6→まさかのタイプ◯だった【エニアグラム】

エニアグラムファシリテーターの片岡由加さんにタイプ判断をしていただいた(記事後半に動画リンクあり)。 片岡さんは、日本にエニアグラムを紹介した鈴木秀子さんから教えを受けた方。自分史を聴いて、そこからタイプを判断する。 私はあちこちで自分史を書いたり話したりしている。このnoteでも、はてなブログでも、YouTubeでも(「あぎる」でグーグル検索をすればいろいろ見つかる)。 東京で育った。小学校に上がる時に長野に転居。5年生で大阪、6年の時は栃木と岩手。中学からは埼玉。漫

東京都美術館から国立新美術館へ 2023年12月【5】

美術館めぐりが好きなどというと格好つけている感じがするのだが、最近それが趣味になっている。お金がないので私立は無理。公立でも企画展は高額なので避け、常設展や公募展にしぼっている。 12月18日、東京都美術館に行った。先月も2回訪れており、もはやおなじみの行き先。この日は高校生の作品を観るつもりでいた。 所沢から西武線で池袋。JR山手線で上野。公園口で降りる。ほぼ散ってしまった黄色いイチョウを眺めながら歩いていく。美術館入り口まで来て愕然とした。 休館日だった。この日は月

呼び起こされる風景 2023年12月【4】 

私の一番古い記憶は、鷺ノ宮駅(東京都中野区)近くの景色だ。5歳か6歳の頃、姉とふたりで妙正寺川沿いを歩いている時、遠くに稲光が見えた。その光は紫色だった。絵では黄色いのに、本物はこういう色なのかと驚いた。 小学校に上がるタイミングで、長野県松本市に引っ越した。3月末のことだった。初めて降り立った時、なんて日差しの強いところなんだろうと思った。 小学5年に上がる時、大阪府岸和田市に引っ越した。しとしと雨が降ると、この街を思い出す。空が灰色の雲で覆われて薄暗い日、小雨がサワサ

無理に働かない思想

小学6年生の頃に歴史が好きになり、将来は歴史学者になりたいと思った。高校生になると関心が宗教に移り、聖職者に憧れた。 大学では仏教学科に入ったものの、自分が求めているものではなかった。専攻を西洋哲学に変えたが、卒業論文を書き進めていくうちに関心を失った。 大学4年の冬、合同企業説明会に行った。多種多様な企業のブースを訪れ、話を聞いた。どの会社にも興味を持つことができなかった。進路未定のまま卒業した。 大学を卒業するまでに、様々なアルバイトをした。コンビニ店員、郵便配達、

やりたい仕事はないのが自然

自分史を語る。一般的には自己分析の手段だが、私にとっては趣味でもある。書くだけではなく、録音もするし録画もする。収録も楽しいし鑑賞するのも楽しい。 初めて取り組んだのは大学生の頃。中谷彰宏『面接の達人』に「自分史を400字詰め原稿用紙で100枚書け」とあるのを読んで実践した。この時は手書き。 しばらくして、また書いた。今度はパソコンで作成。できあがったものをホチキスでとじて、くり返し読んだのを覚えている。 進路選びのためだった。自分の強みや弱みがわかり、それによって進み

芸術は身近にある 東京・上野公園

去る11月28日、上野公園を訪れた。小春日和で快晴。イチョウの葉が黄色に染まって美しかった。 広場でフォルクローレの奏者が演奏していた。心にしみたので、投げ銭。 黒田記念館に向かう途中で渋い洋館が目に入る。旧東京音楽学校奏楽堂だ。音楽の素養がないため展示物には惹かれなかったが、建築や音楽ホールは味があってよかった。 入館料は300円。日本最古の洋式音楽ホールを有する建造物で、国の重要文化財だそうだが、サラッと見るだけなら10分で終わる。何時間でもいられる美術館や博物館が