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完全なる休息

10連休が終わる
どこか寂しくて、悔しいので気持ちを綴っておきます。


悔しい、というのは自宅療養になったから。
家から1歩も出ず、ほぼベッドかソファに体を預けて1日を過ごす毎日だった。
筋肉は消え失せた。

10連休もあったなら、せめて娘を連れてどこか春の花でも見に行ってみたかった。観光地で娘の欲しがるキーホルダーなんかの下らないものを買って財布が軽くなったりしてそれで娘が喜ぶならそれで充分だった。それでこそのGWだ。


それでいて、寝てばかりの連休もそれほど悪くもなかったとも思える。完全なる休息の期間を過ごした。ストックしていた食材でやりくりしながら毎回の食事を考えたが、特に消費もしないので腹も減らぬ。そう多くの量を必要とはしなかった。朝、昼、夜と一応の食事を取ってテレビを見て過ごした。飽きたらそれぞれ昼寝をしたりゲームをしたり、本を読んで過ごした。掃除は朝の洗濯をしたりしなかったり、掃除機もかけたりかけなかたりして過ごした。誰が来るわけでもなく、服は寝巻きで良かったし、普段のようにきっちりとしておく必要はなかった。メリハリはないがそれでも朝になったら目が覚めて夜は自然と寝た。瞑想をしなくても心は穏やかだった。体を優先にしてみると仕事をどうにかしようという思いは消えて楽になった。

良かったことは、GW期間であったこと。
出かけられない悔しさもあるが、周りが平時の時に自宅療養では社会復帰への焦りが比ではないであろう。色々ちょうどよかったのである。


明日は仕事
老人と海を読んで沖へ出る心構えをば。

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