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✅このお話の教訓は？（ルビ無）

"(S)They (Vi)complain (Mv)most (rc){ (S←S_REL)who (Vi)suffer (Mv)least }."
　『(rc){最も少なく苦しんで居る} (S)彼等が、(Mv)最も多くの (Vi)不平を訴えます』

「最も少なく苦しんで居る」＝「最も楽な立場に居る」と云う意味ですね。ラテン語版では「仕事で汗を掻く人も居れば、自分で仕事をしている振りをする人もいます」という教訓も書かれていました。往々にして、煩い人ほど家事や勉強や仕事や活動をして居ないのは紀元前でも現代でも同じ事の様です。此れについては、家庭内でも教室内でも会社内でも地域内でも同じ傾向にあると思いませんか？

※ このお話には多くのバリエーションがありますので、ここに書いた教訓が好みでない方々は別の人のお好みの解釈をお選びください。

■ 英文＆翻訳和文（ルビ無）

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　THE OXEN AND THE AXLE-TREES .

　A HEAVY wagon was being dragged along a country lane by a team of oxen .
　The axle-trees groaned and creaked terribly ： when the oxen turning round , thus addressed the wheels .
　“Hullo there ！ why do you make so much noise ？ We bear all the labour , and we , not you , ought to cry out. ”
　Those who suffer most cry out the least .

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　牛達と車軸

　重い荷牛車が牛達の群れに依って田舎道に沿って引き摺られていました。
　車軸が（重荷で）呻き苦しみ、ギィギィと凄まじい音を発していたのは、牛達が曲がり道を曲がって行く時でした、其れでこんな風に、車輪に（牛達は）話しかけたのです。
　「大丈夫か？其処の車軸ども！、何故御前等はそんなにギャーギャー騒いでいるんだ？俺達が全ての苦役に耐えているというのにな！、そう、俺達であって、御前達ではないんだよ、大声で叫びたいのは！」
　最も苦しんでいる人々は、最も騒がないものだ。

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✅逐語訳＆構文解説はこちら

■ このお話の教訓は？（ルビ有）

"(S)They (Vi)complain (Mv)most (rc){ (S←S_REL)who (Vi)suffer (Mv)least }."
　『(rc){最もっとも少すくなく苦くるしんで居いる} (S)彼等かれらが、(Mv)最もっとも多おおくの (Vi)不平ふへいを訴うったえます』

「最もっとも少すくなく苦くるしんで居いる」＝「最もっとも楽らくな立場たちばに居いる」と云いう意味いみですね。ラテン語らてんご版ばんでは「仕事しごとで汗あせを掻かく人ひとも居いれば、自分じぶんで仕事しごとをしている振ふりをする人ひともいます」という教訓きょうくんも書かかれていました。往々おうおうにして、煩うるさい人ひとほど家事かじや勉強べんきょうや仕事しごとや活動かつどうをして居いないのは紀元前きげんぜんでも現代げんだいでも同おなじ事ことの様ようです。此これについては、家庭かてい内ないでも教室きょうしつ内ないでも会社かいしゃ内ないでも地域ちいき内ないでも同おなじ傾向けいこうにあると思おもいませんか？

※ このお話には多くのバリエーションがありますので、ここに書いた教訓が好みでない方々は別の人のお好みの解釈をお選びください。

■ 発音記号付き英文＆読み仮名付き和文

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　THEði OXENˈɑksən ANDænd THEði AXLE-ˈæksəlTREEStriz .

　Aə HEAVYˈhɛvi wagonˈwægən waswəz beingˈbiɪŋ draggeddrægd alongəˈlɔŋ aə countryˈkʌntri laneleɪn bybaɪ aə teamtim ofʌv oxenˈɑksən .
　Theði axle-ˈæksəltreestriz groanedgroʊnd andænd creakedkrikt terriblyˈtɛrəbli ： whenwɛn theði oxenˈɑksən turningtˈɚːnɪŋ roundraʊnd , thusðʌs addressedəˈdrɛst theðə wheelswilz .
　“Hullohəlóu thereðeɚ ！ whywaɪ dodu youju makemeɪk sosoʊ muchmʌʧ noisenɔɪz ？ Wewi bearbéɚ allɔl theðə labourléɪbɚ , andænd wewi , notnɑt youju , oughtɔt totu crykraɪ outaʊt. ”
　Thoseðoʊz whohu suffersˈʌfɚ mostmoʊst crykraɪ outaʊt theðə leastlist .

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　牛達うしたちと車軸しゃじく

　重おもい荷牛車にぎゅうしゃが牛達うしたちの群むれに依よって田舎いなか道みちに沿そって引ひき摺ずられていました。
　車軸しゃじくが（重荷おもにで）呻うめき苦くるしみ、ギィギィと凄すさまじい音おとを発はっしていたのは、牛達うしたちが曲まがり道みちを曲まがって行いく時ときでした、其それでこんな風ふうに、車輪しゃりんに（牛達うしたちは）話はなしかけたのです。
　「大丈夫だいじょうぶか？其処そこの車軸しゃじくども！、何故なぜ御前等おまえらはそんなにギャーギャー騒さわいでいるんだ？俺達おれたちが全すべての苦役くえきに耐たえているというのにな！、そう、俺達おれたちであって、御前おまえ達たちではないんだよ、大声おおごえで叫さけびたいのは！」
　最もっとも苦くるしんでいる人々ひとびとは、最もっとも騒さわがないものだ。

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