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お客様の声から生まれた香りの付いた木のチップ

ー前回の記事にて、木のチップが生まれたきっかけをうかがいましたが、木のチップを作った時にはもともとブレンドキットを作ろうと思っていたんですか?
中澤:
セットが生まれたきっかけはお客様の声でした。もともとは京焼のディフューザーと無垢の木のチップをセットにして、お客様の好みの精油を垂らして使ってもらう形にしていたんです。そんなある日お客様に「香りの付いてるチップはないの?」って言われたんです。それがきっかけで木のチップに香りをつけようと思いつきました。
それから、ある時ふと「香りを子供たちにも楽しんでほしいな」というイメージがあって、イベント会場でワークショップをやった時、子供たちがアロマの香りに興味を持ってくれて、とても楽しそうに香りのイメージを素直に表現してくれて。今は日常生活で合成香料を嗅いでいる子供たちが多いと思っているんですが、人の嗅覚って10歳ぐらいまでに自然の香りを覚えると、自然と嗅ぎ分けられるようになるので、幼いうちに自然の香りを体験してほしいなって思って、誰もが簡単に楽しめるパッケージにしました。

ーいざ自然の香りって言われると意外と知らないな~と思いました。
中澤:
理想は植物が生きている香りをリアルに体験ほしいんですが、森へ出かける機会は少ないので、、、いつかみんなで一緒に自然の中を散歩したいなと思います(笑)

ーこれで香りを知ってから本物を知るのも楽しいですよね。
中澤:
そうですね。とにかく自然の香りに興味をもってほしいなと思ってます。

ー1番お気に入りの香りはありますか?
中澤:
北海道モミの香りが一番お気に入りです(笑)北海道モミの凄さが、フレッシュなものよりも熟成させたほうがよりいい香りがするんですよ。大切に寝かせていくとワインと同じように角が取れて、深みが出てきてすごく良い香りになるんです。その辺が面白くてハマっています。


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