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イギリス公衆衛生大学院留学へ向けた準備

こういうのは受かってから書くものなのかもしれないが、後からだと忘れてしまうのでリアルタイムで。
結果どこも受からず進学しませんでした、なんてこともあるかもしれないがご了承ください。

なぜ大学院に進学しようと思ったか

私は現在理学療法士だが、JICA海外協力隊の任期を終えたあとに理学療法士で病院勤務をすることは考えていない。

自分の中で、理学療法士という仕事はとても好きだし、なんなら天職だと思っている。
人と深く関わって、その人の人生のとても大事な時期を他の医療従事者よりも長い時間一緒に過ごして乗り越えていく。

人とのコミュニケーションも好きだし、論理派なのでどんなトレーニングをしてこの人を良くするか、と考えるのも好きだ。

あと自分、ナルコレプシーでは?と何度も疑ったことがあるくらい居眠りをする。そんな私にとって身体と口を動かす仕事は向いているのだ。

だけど、物足りなさを感じていて。
こうやって協力隊に参加して、色々なことを学んでいるので、専門性を活かしつつ国際協力に貢献したいと考えたとき、修士号というものはいろんなところで要求されるということに気がついた。

そのため修士号を取ろう、分野は公衆衛生がいいのではないか?私も若くないのでいち早く修了したい。イギリスって1年で取れるの!?という単純明快な思考回路でイギリス公衆衛生大学院を目指し始めた、というわけだ。

情報収集

これは本当に先人たち様様で。

まず協力隊派遣前にOVさんに繋げていただいて大学院の話はざっと聞いていた。どのようにして選んだか、奨学金制度がどんな感じか、など。イギリスだけじゃなくて公衆衛生で有名な他の国についても色々教えてくださり、本当にありがたかった。

そして現在ブータンでお世話になっている職員さんでイギリスやフランスで修士を取られている方々がいらっしゃり、相談させていただいた。
これも後述するが現在進行形で本当にお世話になっている。英語の勉強方法、大学の選び方、などなど。

さらに自分でブログやnoteを漁った。ありがたいことに最新情報がたくさん手に入るので助かっている。

あとはイギリスでMPHが取れる大学を検索し、候補を決めていく。
今のところ5つの大学を候補にしている。
候補はMPH、1年、大学の世界ランキングが出身大学よりも高い、で決めた。
それだけである。

私は帰国が11月予定なので入学は2025年9月が最速。出願は10月ごろになるのでこちらにいながら色々しなければいけないということがわかった。

ちなみに日本の大学も一応調べたが入試をオンラインでやってはくれなさそうだった。

英語のスコアのためIELTS受験

本当はゆっくり勉強して受けようと思ってたのだが、まず私は一夜漬け人間なので基本的にギリギリまで何もしない(でも締め切りは守るタイプです)。だから申し込んでしまったらお尻に火がつくのではないか、というのが一点。

あとこれはこの記事とは全く関係ないのだが4月からスペイン語のオンライン講座を東京外国語大学のオープンセミナーを利用して始めた。
それにあたって、スペイン語を始めて頭がごちゃごちゃになる前に受けようと3月に受験した。
結果として3月に受けたことはとても良い方向に進んでいる。

さて、その初めてのIELTSの結果だが、
OverAll 7.0
L7.5 R7.5 W6.0 S6.5
だった。

協力隊応募前後(2017年10月と2022年2月)、TOEIC675点だった。
訓練所を修了してからの記念受験(2022年10月)でTOEIC715点、
そんな私がTOEIC870〜970点相当と言われるスコアを取ったのだ。あれれ?我ながら素晴らしい成績なのでは、と思っている(自意識過剰ですみません)。

結果が出てから、もう一度各大学の入学資格を確認してみた。

候補の5校中、2つの大学の条件はクリアした。
しかし、他の3つの大学はOA7.0の、全ての項目6.5以上取れていることが条件であったため、クリアできなかった。

英語力は上がっているが、あと一歩足りないらしい。

そのため、もう一度IELTSを受けなければいけないことになった。
今度はもっとしっかり期間をとって勉強しようと思うが、今は何もやっていない。
映画を英語字幕で観ているくらいだ…

GPA

私の出身大学は卒業証明書や成績証明書がオンラインで申請できる。
そのため父親に協力いただき2023年はじめには入手していた。

ちなみに私は大学時代かなり不真面目だったので、GPAはびっくりするほど低い。
ただイギリスの受験は、GPAの計算時に日本の一般とは違う方法で計算するらしく、これは私にとってとても有利に働いている。
幸い大学の成績証明書にはGPAは書かれていないので、注釈なしでイギリス式の計算方法で計算してもらえるはずだ、と思う。

候補の大学は全て2:1というやつで、GPA3.0〜3.5くらいと言われる基準が要されるが、なんとかクリアしていることがわかった。

今大学生活をやり直せるとしたら、もう少し授業にちゃんと出て興味をもって学びテストもちゃんと勉強したいと思う。

コンサル会社の利用

ここは必須ではないが。
前述したイギリスの大学院を出られた職員の方から、Beoという会社がいいよ、と聞いた。

ホームページをざっと見ると、2万円の登録料を支払って、無事合格すればそのお金が返金されるというコースがあるじゃないか。

今までただより高いものはないと親に教えられ、それでもまんまとエステ脱毛の無料体験コースに行ったら高い金額の契約を交わしてしまったり、してきた。

今回こそは必要以上のお金は払わないぞ。と心に決め、無料相談を受けてみる。

この無料相談だけでも本当にありがたく、私の気になっている質問にも答えてくださるし、協力隊の人間はお金がないことを知っているのか無理な勧誘がまるでなかった。

ホームページで見たコースも、本当に実在し、そのコースでも出願代行や必要書類の校閲を1回限りだがしてくれるとのことだったので、登録した。

早速スケジュールなどを提示してくださり助かっている。

一人だったらまだ大丈夫だとのんびりしていたに違いない。しかし、大学院の準備というものは1年半前にはもう始まっているのだ。

さて、そんなこんなで今準備を進めなければな〜と思っているところなので、また進展があったらまとめて更新していこうと思う。

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