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「理想の転職」ってどうやるの?転職成功者に失敗しないコツを聞いてみた

こんにちは、アグーです。
わたしたちは、主にアメフト部をはじめとした体育会出身者に特化して、ES添削や自己分析、面接対策などをサポートする就活・転職支援サービス「Huddle(ハドル)」を運営しています。

今回は「理想の転職」をテーマに、実際にメーカー系SIerから鉄道業界に転職された方へ、どのように転職活動を進めたのか。また、転職活動を終えたからこそ分かる失敗しないコツなど、これから転職活動を始める人がやっておくべきことをお聞きしました!

!この記事のまとめポイント
■同じ不満で再度転職することにならないように、目的意識を明確に持つ
■希望条件に優先順位をつけて、絶対に外せない条件を1~2個明確にする
視野を広く持ちながら、自分の置かれている環境を客観視すること

生活を変えるために、「転職」を決意した

ーー新卒から今までのキャリアについて教えてください!

大学で通信工学を勉強して、卒業後はメーカー系SIerに就職して、ITサービスの関連業務(キッティング※)を担当していました。そこで3年間勤務した後に鉄道業界に転職して今に至ります。

SIer(エスアイヤー):システム開発や運用などを請け負うサービスを指す。
キッティング:PCやスマートフォンなどの設定や、必要なソフトウェアのインストールなどを行い、すぐに業務で使えるように整備する作業を指す。

ーー転職を考えたキッカケを教えてください!

会社に対する不満が溜まっていたことと、この会社で定年まで働くビジョンが見えなかったことが直接的な原因です。

現場を持っている職場だったので、午前中に事務処理をして午後は現場に出て、20時頃に事務所に戻ってまた事務処理…というように、現場と事務処理を全て一人でやっているような状況でした。とてもじゃないですが一人で賄える業務量ではなかったですね。

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※画像はイメージです

働き方も毎日終電で帰るような状況で、土曜日も昼頃まで出勤したり、プライベートと呼べるのは日曜日くらいしかありませんでした。平日は家に帰って寝て、起きてまた出勤するという繰り返しで、何のために生きているんだろう?って思うくらいになってしまって(笑)

そんな中、ちょうど周りの友人たちが転職しはじめたんです。
そこで会社への不満の解決方法の一つとして「転職」という選択肢があることに気が付いて生活を変えたいと思い、前向きに検討し始めたというのが経緯です。

何のための転職なのか、まずは目的を明確に

ーー実際に転職を考え出して、行動に移したときには何から始めましたか?

まずは、転職の目的をハッキリと明確にすることから始めました。
目的を明確にしておかないと、また同じ不満が出てきて再度転職することになり兼ねません。

そこから、ナビサイトや転職サイトを通じて、世の中にどういう企業や仕事があって、自分はそこで通用するのかどうかを情報収集しながら、色々と検討していました。

あとは転職した友人の体験談を聞いていました。その人の転職の軸や会社への不満、面接対策やエントリーシートも見てもらっていました。頼れる人を上手く頼りながら進めていきましたね。

ーーなるほど…!当時の転職の目的はどういったものだったんでしょうか?

自分が好きなことよりも、自分のスキルが通用する仕事。かつ条件としては都内勤務で転居を伴う転勤無し、給料・休暇が同等以上、あとは仕事に興味を持てるか…くらいですね。

前職に対する一番の不満が働き方だったので、それを改善できる企業を選ぶことを軸にしていました。

ーー当時は何社くらいの選考を受けられたんですか?

実際に選考を受けたのは今の会社だけです。

それは特に絞っていたわけではなくて、最後に就職活動をしてから時間が経っていたので、ウォーミングアップというか面接の感覚を取り戻すために「とりあえず受けてみようかな」と思ったんです。

ですが、今の企業の情報を事前に調べたら条件も良かったので、内定を貰った段階で、前職を早く辞めたかったのでそのまま入社した形です。

エントリーしたのが4月の終わり頃で、内定が出たのが10月頃だったので、約半年間で転職活動を終えました。

ーー前職から鉄道業界に転職されて、働き方はかなり変わりましたか?

そうですね。今は電車に乗って駅に降りたらそこが職場なので、駅近という面では便利です。

休暇と働き方に関しては悪く言うと不規則なんですけど、その分自分の予定に合わせてフレキシブルな勤務体形を組めます。なので、平日にも土日にも休めますし、オフシーズンにまとまって休みを取って安く旅行に行けたりもします。

有給取得率がほぼ100%なので毎月2日は休んでいる計算です。前の会社で有給を取ったことはほとんど無かったですし、有給が取れるのは都市伝説だと思ってました(笑) カルチャーショックでしたね。

経験したからこそ分かる、転職活動で注意するべきポイント

ーー転職活動で一番難しかったことは何ですか?

エントリーシートや職務経歴書の作成です。文字数が限られる中で、いかに情報を詰め込んで分かりやすい文章を作るかが大変でした。

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※画像はイメージです

ーー転職をご経験されたからこそ「転職するときに、これは注意するべき!」というポイントはありますか?

よく身近にいる転職したいけれど行動出来ない人に対しては、「転職には良い転職と悪い転職の2種類ある」と必ず伝えています。

ーー良い転職と悪い転職はどういったものなんでしょうか?

良い転職の例は、「キャリアアップ」と「不満解消」の2つです。逆に、この2つ以外の理由なら、転職してもあまり意味が無いと思っています。

悪い転職の例は「人間関係が嫌だから辞めた」とか「仕事が疲れたから辞めた」とか後ろ向きな理由です。そういった理由で転職すると結局同じ理由で転職することになります。

もちろん総合的に判断したうえで、現職に留まることも正解の一つだと思います。ですが、留まる理由が「辞める勇気がない」とか「転職した結果、今より悪くなるんじゃないか」とだけ考えて残るのは良くないですし、後々後悔すると思います。

ーーあくまでも、じっくりと考えたうえで転職するか現職に留まるかの判断が必要ですね

そうですね。あとは、自分が希望する全ての条件を満たす企業って存在しないと思っているんです。

私の場合は、企業に対する希望条件を選びすぎて沼にハマってしまいました。これから転職活動を始める方は、いくつかある希望条件の中で、絶対に外せない条件を1~2個決めて、優先順位を明確にしたうえで企業を探してほしいと思います。

絶対に外せない条件を満たせない限り、また不満が溜まって転職することになると思うので、希望条件の優先順位づけはぜひやってほしいです。

外の世界に目を向けながら、行動し続ける

ーー今転職することを考えている方や、既に転職活動を始めている方へメッセージをお願いします!

まずは、転職を前提に行動して情報収集を行い、外の世界を知ってほしいです。

自分自身も外の世界を見れば見るほど、今の環境が異常なんじゃないかと気づきました。「外の世界から見て、自分の今の環境はどうなのか」客観的に判断することは大切だと思います。

そこからは、とにかく行動することが大事だと思います。

今も前職の後輩と連絡を取っているんですけど、彼らも昔の私と同じような不満を持っているんです。ですが「不満はあるけれど、辞める勇気がない」と話していました。

もちろん転職して失敗することもあるので、リスクはあります。
ただ、自分の経験から言うと何も行動しないことが最大のリスクだと思うんです。行動しないと後で後悔するし、何も始まらないので、まずは行動することが大事だと思います。

ーーなかなか一歩目を踏み出せない方は、具体的に何から始めたら良いでしょうか?

不満や転職したい理由を言語化することですね。

その不満が解決できないなら、転職する意味が無いと思います。転職を考えた理由に対して、それを解決する方法を考えてから、企業の情報を集め始めてほしいと思います。

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