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サンタクロースはいるんだ

フランシス・ファーセラス・チャーチ(大久保ゆう 訳)
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青空文庫より、
1897年9月21日の
ニューヨーク・サン新聞、
社説欄に掲載
「サンタクロースはいるんだ」
を読みました。

私は8歳の頃にはすでに
サンタクロースはいない
と思っていた側の人間ですがm(__)m


《ふわっとあらすじ》

8歳のヴァージニアから、
新聞社に質問が届きました。

「サンタクロースはいない」と
お友達に言われましたが、
本当にいないのですか?と。

※※※※※※※※※※※

ヴァージニア、
サンタクロースはいない、
というのは間違っているよ。

この宇宙はとても広くて、
世界はまだまだ
分からないことだらけなんだ。

目に見えるものだけが
存在するんじゃない。

愛や思いやりがあるように、
目に見えないものもちゃんとある。

だからサンタクロースも
ちゃんといるんだ。

目に見えない世界は
力ずくでは見えない。

素直な心や誰かを想う気持ちだけが
その世界を覗いたり、
触れることができるんだ。

サンタクロースがいないって
決めつけることは、
ヴァージニアみたいな子が
この世からいなくなるくらい、
とても寂しいことなんだよ。

サンタクロースが見えなくても
何も変わらない。
不思議なことは、誰にも
はっきりとはつかめないものなんだ。

ヴァージニア、
サンタクロースは
今までもこれからもずっといる。
そしていつまでも子供たちの心を
ワクワクさせてくれるだろう。

※※※※※※※※※※※

その後、ヴァージニアは
学校の先生になったそうです。

きっと彼女は、
子供たちと一緒に
目に見えない世界を見、
優しいまなざしで
楽しんでいたでしょうね。


~・~・~・~・~・~・~

音声配信アプリstand.fmにて、
「しんいち情報局(仮)」の
「朗読しんいち」を
担当させていただいています。

しんいち情報局(仮)
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