見出し画像

温かい部屋から見る雪

急に冬らしくなった。
灰色の空とちらちらと舞う雪。

昼頃起きてきた夫と近くにパスタを食べに。

クリスマスの飾り付けが可愛い


外での食事はお互いの最近の出来事だとか
何をどう思ってるだとか、
そんなことを顔を突き合わせて
話せるのがいいなあ、とつくづく思う。
会話というより対話に近いのかな、
夫とのこういう時間は大切にしたい。

夫も満足できるパスタの量…!


食事中に雪がちらちらと舞い始めて
温かい室内から冷えた外に降り始めた雪を
しばらく二人で眺めた。


帰りにスーパーに寄ってもらって
食材を買い込み、かすみ草も一緒に連れ帰る。

大きかったのであなたは姿見の横ね


帰宅後、夫が珈琲を淹れてくれ
同じリビングでわたしは本を、
夫はゲームをしながら過ごす。
好きなことが全く違うわたしたちは
いつもこんなふうに、同じ空間で
違うことをしながら過ごす。


今日読んだ本は長谷部千彩さんの
「わたしが好きなあなたの匂い」

少しの冷たさと余白、色っぽさが混ざった文章が
しとしとと冷たいみぞれのように静かに落ちてくる。
今日みたいな寒くて灰色の空の日に
読むのにとても向いている本だと思う。

もっとゆったりといつまでも
本の世界に入っていたかったけれど
もう夜になりそうなので
いい加減、現実世界に戻らなければ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?