見出し画像

特注FCR35

エピソード4

令和2年5〜8月

BITOにオーダー入れてたZRX用FCR35が届きました
スモールボディーの33と比べるとビックボディーの35はかなりでかい!
タンクに当たらないかなと心配したけどギリギリセーフ!
真上に向いてたリンケージが斜めになってるしワイヤーの取り回しは楽になりました

33と35の比較
FCR33
FCR35

BITOに注文する時、「ZRXには28パイをお勧めしてます。どうしても組んで欲しいならやりますが、絶対まともに走りませんよ」
と太鼓判を押されました(笑)

ノーマルエンジン時の28mm→680の33mm→そして35mmとキャブを替えて気づいたらM/Jが100個近く有りました
しかもスモールボディーのニードルが使い物にならないので揃え直さなくてはいけません
奇跡的に元々付いてる針でなんとかならんか?
と宝くじに当たるぐらいの確率に願いを込めましたが、あえなく撃沈しました

ここから私の針地獄が始まった訳です

3ヶ月近くニードルが合わない日が続きましたが救世主が現れました
STEEDの加速ポンプ調整キットです
これでFCRでは調整できない加速ポンプの吐出量を変える事ができるようになりました

調整ネジを全緩でオリジナル、全締で加速ポンプ無しの状態になります
まず全締で基本のニードルセットをだしてから急アクセル開でストールしない所まで加速ポンプを効かせ、後はA/F計を確認しながらニードルの再調整です

A/F計のおかげで空燃比が可視化されます
これでベストセットだと思ってもA/F計で見ると以外と合ってない可能性が高いです
M/JはA/F計を見れば1発で合わす事ができます
しかし、中間を合わす為にずっとメーターを見ながら実走するのは危険です
自分はスマホをハンドルにテープで貼り付け録画してましたが限界があります
このあたりからバイク用のデータロガーを取れる物はないかと模索し始める訳です

ちなみに私はサーキットで4輪のデータロガーを解析したりしてますが、エンジン回転、水温、油温、油圧はおろか、スピード、アクセル開度、ブレーキ踏力、ステア舵角等、様々なチャンネルをデータで拾う事ができます
2024y 東レ製 FIA-F4で59チャンネル
スープラGT4はロガーを4種類付けてますが、AIMと言うロガーで60チャンネル出力できます
私のZRX680もアクセル開度、エンジン回転、空燃比の3チャンネルだけでいいのでロギングできないものかと思い始める訳です

今までZRX-Rと言うエンブレムでしたが、この辺りの時期で680を追加しました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?