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アクセルターンの代償 ミッションのカラーチェック

エピソード18

令和3年3月

ミッションはベアリング類を交換し、ギアはまず目視で虫食い等をチェックした後に全てカラーチェックをしました
1速のドグの歯が心配だったんですが全て大丈夫だったので綺麗に洗浄して組みました


カラーチェックの時の写真はありませんが
まず専用の洗浄液で綺麗にしてから浸透液をスプレーして時間をおいてから先程の洗浄液を付けたウエスで浸透液を拭きとります
そして現像液を吹き付けるんですが薄く均一に塗らないといけないので歪なギア等は難しいです
経験でどこにクラックが入るか予想できるので、その箇所は上手く吹かないといけません
しかし思いもよらない所にクラックが入っている事が有るので注意です
最初に目視で虫食いが見つかれば勿論交換です
前号で話した応力集中です

先程の1速のドグの歯が心配と言うのは私がアクセルターンを多用する事による各所への影響の事です

ミッションだけは開けなければチェックできないので、開ける機会が有れば点検必須です

2輪のエンジンはZRXで初めてやったんですが
へぇーっと思う事が多々ありました
コンロッド小端部が最初からフルフローだったり、ヘッドへのオイルラインがエンジン外部を通ってたり...
他にも有りますが、ミッションのドグの歯が噛み合うと抜けにくいように角度が付いているのもその一つです

ちなみにアクタン用に2本指クラッチレバーに改造しエンジン左側にはゴムのカバーを付けてます(笑)

ちょっとカッコ悪いです

※私がバイクに乗ってるのはアクタンをしたいが為に乗っているような物です

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