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職場で発達障害者はいつミスするのか。その対処法

おはようございます。職場でミスって悲しくなっています。アヒルです。私は発達障害者ゆえか、職場でミスすることがよくあります。ですが、パターン化を頭の中で繰り返すことで、従来あったミスの数をかなり減らすことに成功していると自負しています。今日は、どうすれば発達障害者のミスが減らせるのかについて考えてみようと思います。なお、発達障害者の働き方全般については借金玉さんの以下の本にまとめてありますので、お勧めします。

今回は、ミスの減らし方に特化して書き込んでいこうと思います。私の発達障害者特性は比較的薄いのですが、前提として、応用が利かない(パターン化してない事象にうまく対処できない)、注意力散漫の二つが仕事をするうえで特にネックです。なので今回はその二つに対処するための、自分なりの工夫を披露してみようと思います。

①応用が利かないはパターン化と練習で乗り越える。

応用が利かないことについては、なるべく早くパターン化することを徹底することで乗り越えようとしています。基本的に一度起こった事象でまだパターン化ができていないことを覚えていて、それを頭の中にインプットすることをまずは徹底するということです。職場を転々としているなら別ですが、一つの職場にいる場合には、起こりうる事象は、(たとえそれがハプニングだとしても)ある程度の範囲に限定されています。なので、自分や周囲の人の言動から、起こりうることをできるだけ多くパターン化することがベストだと考えています。

例えば、電話での照会対応が私の職場の業務の一つにあるのですが、ほかの人の電話の受け答えをこっそり聞いて、うまいなと思った受け答えについては記憶にとどめてパターンとして持っておくようにしています。それ以外にも、急に起こった事象は、周りの先輩職員(できる人)がどう対処するかをまずサポートしながら観察して、何をすべきなのかをパターン化して持っておくことにしています。

とりあえず、私の頭の中でやるべきはパターン化です。不思議なことに、たくさんのパターンを繰り返し覚えていくと、応用も段々とできるようになってきます。練習あるのみです。頭の中にパターンを繰り返し入れていくことを重視して何度もシミュレーションで練習しています。

②注意散漫はOutlookのカレンダー機能で対処

私は注意散漫なので、よくスケジュールを忘れてあたふたすることがあります。なので頼りにしているのがWindowsのOutlookのカレンダー機能。メールなので長時間見ないことがほぼないですし、何か入れておくとしつこいくらいにアラートを入れてくれます。とにかく何かすべきイベントが起こったら、それをOutlookのカレンダーに締め切りと一緒に書き出すようにしています。細かいこと、些細なことでもそうすることで、ありがちな忘れや抜けをある程度防止することができます。また書き出すことで、自分の抱えているタスクの量を客観的にみることができ、あれもしなきゃこれもしなきゃとあたふたすることがなくなります。タスクを書き出すということがパニックを防ぐうえで非常に重要だと考えています。

③書類やメールは必ず印刷する

私は誤字、脱字が多いです。また、書類上の細かいルールを守るのが苦手なので、書類を作っているとよくミスをします。特に人間は不思議なことに電子データでみると誤字に気づきづらいです(ゴシックにすべきところを明朝体のままにしていたとか。。。)。これを防ぐには実際に印刷して読むことが一番お勧めです。一回印刷するという工程を挟むことで、自分のメモとしてではなく、他人のものであるかのように客観的にみることができるので、ミスが比較的発見しやすいです。とかく(紙について文句を言われない職場なら)まずは一回印刷してみて、読むことを心がけましょう。それだけで大分誤字脱字は減らせるはずです。

終わりに~人間関係が一番大事~

最後に、仕事上のミスを防ぐこと以上に大事なのが、周りとの人間関係です。人間関係が円滑に進んでいるときは、多少のミスをしてもお互い様ですむことが多いですが、人間関係がうまくいっていないときは、ミスをすると、それが些細なミスでもこの世の終わりのように責め立てられることが多いです。ミスがあってもそうならないよう、日ごろから周囲の人とうまくやるようにしましょう(我々発達障害者にはつらいところですが。。。)発達障害者が人間関係をうまくやるライフハックを書きたいところですが、それはいずれ、もう少しライフハックとしてまとめられるようになったら書きます。繰り返しになりますが、借金玉さんの本の、雑談に関するくだりは人間関係を円滑にするうえで大事だと思います。ぜひ読んでみてくださいね。アヒルでした。

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