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「真夜中にコライダー団地で」終わりました

公演が終わりました。といっても、まだ配信のチケットは買えて、録画を見ることができるので(10月12日まで)、ちょっと早いですが、ご来場ありがとうございました、ご視聴ありがとうございました。

なんか振り返り的なことを書きつつ、まだまだ配信のチケットを売ってやろうという野心にみちあふれた文章を書こうと思います。

と、ここまで10月3日くらいには書いていたのですが、このまま書き進めても、本当に「配信まだ買えます!」というだけの文章になることが目に見えていたので、一回書くのをやめまして、昨日配信が完全に終了したという今のタイミングで続きを書きます。

本番2日目くらいに、宣伝のためにちょっとだけネタバレ含みの文をツイッターに載せました。

初日も終わったので「真夜中にコライダー団地で」の脚本について書きます。ちょいネタバレしますが、っつっても開始30秒くらいでわかることなんで、まあ、軽い気持ちで読んでいただいて興味がわいたら見に来ていただけると嬉しいです。一年前くらいだったと思うのですが、今回客演してくれている澤さんと飲んでいたら「俺、中学3年生のときに、額にシール貼って学校行ってたんだよ」と、かなり意味の分からないことを言い出しまして、詳しく聞いてみると、自分でも理由はわからないけど、ある日急にそうしようと思って、初日はイギリス国旗のシールを貼って行って、それから毎日いろんなシールを貼って学校に通い、職員室をザワつかせていたそうです。なんでそんな面白い話をいままで隠していたんだ(出会って10年くらい経ってました)と問い詰めると「そうだよな、これ、奇行だよな、なんか自分の中で普通のことになってたわ」と、これまたおかしなことを言うので、私は「澤さん。今度、澤さんにあひるなんちゃらに出演してもらうときは、おでこにシールを貼っている役にします」と宣言したのでした。もちろんその時は本気じゃなかったのですが、ある時にそれをふと思い出したら、なんか額にシールで脚本が書けそうな気がしたので、書いてみることにしました。そうして出来上がったのが「真夜中にコライダー団地で」です。もちろん他の要素も入っていますが、愉快な、ふざけた、演劇が出来上がりました!

とまあこんな感じなんですけども。なんかいくら本番中の宣伝のためとはいえ、ずいぶんなこと書いてますよね「なんか額にシールで脚本が書けそうな気がしたので」って、それで書けちゃうって、天才かよ、天才気取りかよ。いや、まあ、言い訳すると、ギリギリ嘘ではないんですよ。ただ、わりと頻繁に「これで脚本書けるな」って思うタイプの人間っていうだけで、それで脚本を書いていないこともたくさんあるんですよ、でも、今回のは書けたっていうことを、いろいろ省略しただけなので、嘘ではない!のです!

でも、他人の話をヒントに書くのは楽しいですね。なかなか今回みたいな奇妙なエピソードを持ってる人も少ないとは思いますが。

次回は来年5月なんですけども、次はなにをやろうか考え始めてもない現在は、誰かからとんでもないエピソードが降ってくるか、自分でどうにかつかみとるか、どうなるかと思いながら、遊びまくっております。とりあえず、今回は、なんとか、劇団の破産、大借金、終焉、解散、無期限休止、などは回避できたので、あります、来年5月、ちゃんと。前にも書きましたが、うちの劇団は、毎回最終公演だと思って応援していただけると幸いです。今後ともよろしくお願いします。


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