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仕事に関わるお話

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仕事に関する記事を集めたマガジンです。 仕事に対する考え方。 男性育休等、仕事に対する取り組みについて。 真空熱処理・金型・ものづくりについてなどを紹介しております。
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記事一覧

代替わりの1歩目にZINEを作成。

間もなく代替わりの時期がやってくる。 父親が二代目。 代が変わると僕が三代目になる。 僕が身を置く足立熱処理研究所は 「真空熱処理」「真空表面処理」を行う会社。 noteを始めた2020年。 自分がアトツギだなんて、口が裂けても言えなかった。 なぜなら、僕があまりにも未熟だったから。 アトツギだと僕が口にすることで、創業40年という会社のブランドや価値、信用が崩れてしまうのではないか、と考えてしまうほどにポンコツだった。 これは悲観しているわけでも、 ネガティブ思

子育てママを優先採用「働くことができて嬉しい!」の声を集めたい。

2022年9月21日。 意を決し、社長にプレゼンを行いました。 「女性の採用を”積極的”に行いたい」 「子育て世代の女性を”優先的”に採用したい」 「当社”独自の優遇制度”を設けたい」 このような内容のプレゼンを行い、 社長のほうから「よし、やろう」と快諾頂けましたので この記事で「当社の新しい取り組み」を紹介させて頂きます。 当社で働く女性の割合 当社の女性従業員の割合は、全社員の2割にあたります。 (2024年現在) 女性が2割。 調べてみると、製造業の会社とし

「当たり前」が一番大切。だからそれは「有難し」になる。

どんな人と一緒に働きたいと思うか。 どんな人ならば一緒に頑張っていけるのか。 結論は単純明快。 「当たり前」のことが「当たり前」にできる人。 今の僕の中では、これが一番大切。 大切な選択や決断のほぼ全てについて ここを基準に考えている。 そしてこれは、 自分自身がどんな人間でいたいか。 その指標にもなっている大切な考えでもある。 では「当たり前」とは何か。 僕の中での基準は 「自分の子どもに教えていること」 それが人として 「当たり前」のことだと思っている。

「今、熱す」電子書籍発売しました

コロナの「せい」ではなく、 コロナの「おかげ」で。 数年後に振り返った時に、 コロナになって良かった。 コロナの「おかげ」で・・・ そう思えることが1つでも多くなるように「今」を生きよう。 コロナが始まる2020年。 そのような信念を自分の中に掲げ 絶やすことなく情熱を注ぎ 命を燃やす勢いで生きてきたこの3年間。 ほんとうに色々なことがあった。 大変なことも、苦しいことも、 たくさんあった。 だけど、 このコロナ禍の3年を今振り返ってみると コロナの「おかげ」

「3代目後継ぎです」と胸を張って言えるようになった日

「3代目、後継ぎ」 恐れ多くも この言葉を ようやく胸を張って、言えるようになれた。 金型をはじめとする金属に対して 「真空熱処理加工」を行う。 それが僕が働く会社の仕事。 真空熱処理とは、簡単に言うと、 「真空状態」で「金属」に「熱」を加え「冷ます」 これにより、金属組織を変態させる。 すると、金属が「ものすごく硬く」なる。 そんな感じの仕事。 ハッキリ言って、めちゃくちゃ特殊な仕事。 最初にも記述したように、 僕はその会社で働かせて頂いている。 今(令和4年

「男性の育休取得」が社内ルールになるまでの話。

2021年3月。 僕が働く会社の「新しいルール」として、 「男性の育休取得」が義務化になりました。 なぜ「男性の育休取得」に積極的に取り組んだのか。 なぜ「義務」なのか。 この記事では、そんな内容を綴っていきたいと思います。 男性の育休取得に取り組んだ経緯当時、「A」さんのご家庭に初のお子様が誕生しました。 続いて「B」さんのご家庭でも第二子の出産予定がありました。 更に続いて「僕」の家庭でも第三子の出産予定がありました。 当社は若い社員さん(30歳~40歳)が多いため

【男性育休】社内ルール化への挑戦と、実際に育休取得して感じたコト。

「男性の育休取得」を会社のルールにした張本人(僕)が、 実際に男性育休を取得してみて、どのように感じたのか。 簡単にではありますが、記事としてまとめてみました。 紆余曲折ありましたが、 社内ルール化 ⇨ 育休取得 ⇨ まとめ記事投稿 ひとまず、ここまで辿り着くことができました。 支えて下さった皆様、協力して下さった皆様、 ご理解下さった皆様、ご意見、ご指摘下さった皆様。 本当にありがとうございました。 心より感謝申し上げます。 男性育休が「社内ルール」になるまでの話20

工場の騒音対策(製造業・熱処理加工業)自分たちでやってみて学んだこと。

自社の騒音について2020年。 近隣住人の皆さまへ対する「騒音によるご迷惑」を 少しでも解消しようということで、対策に動き出しました。 騒音対策に動き出す以前。 近隣住民の方から、 実際に「苦情」をお伝え頂いたこともありましたし、 当社のホームページに「書き込み」をして頂いた方もございました。 このようなお手間をおかけしてしまった事、 何より「苦情」を伝えるという、 ストレスの負担が大きいであろう行為をして頂いた、 そうせざるを得なかった現状に対して、猛省致しました。

【ものづくり体験記】岐阜県大垣市のプレス金型メーカー「和晃精工」が作るキャンプギア「焼鉄 YAKIGANE」

岐阜県大垣市生まれのキャンプギアブランド Number55 鉄板「焼鉄 YAKIGANE」とは。 岐阜県大垣市の 金型メーカー「株式会社 和晃精工」 デザイン会社「株式会社 ルンゴ」 の2社共同開発によって生まれたブランドNumber55。 このNumber55が作る、 究極までに「焼く」を追求しワイルドでタフで男らしく どこまでもデザイン的で機能性豊かな鉄板が、 「焼鉄 YAKIGANE」です。 焼鉄を知ったきっかけ まずは、僕がこの「焼鉄 YAKIGANE」を

滋賀県の藤沢製本がつくる「かばおノート」が僕らの「宝モノ」になる日を夢見て。

つい先日、ようやくTwitterを始めたのですが、 その中でお知り合いになった「よめ」さん。 「よめ」さんの固定ツイートがこちら。 「なにこれ。めっちゃカワイイ」 さっそくブランドサイトへ遊びに行ってみました。 このかばみたいなキャラクター、 「かばおくん」って言うんだそうです。 しかも妖精とのこと。かばおくんの紹介文がまたカワイイ。 ふじさわ・かばお 森羅万象を“かんじる”力をもつカバの妖精だよ。 子どもにしか見えないはずだよ。 好きな食べ物は赤こんにゃくだよ。