早朝の東海道新幹線新横浜駅のホームで人身事故（飛び込み自殺）がありました。

新横浜駅には「ホームドア」が設置されているのですが、そのホームドアを乗り越えて線路上に飛び降りたようです。

私は今日ネットニュースで知りましたが、自殺志願者というものはもはや正常な判断をすることが出来ず、選択肢は死ぬこと以外ない状態だそうです。

よくネットニュースのコメント欄で「死ぬな」とか「迷惑だ」とありますけれども、当事者にとってはそのような声が耳に入る状態ではないのです。

あと最近はホームドアを設置する駅も多くなりましたが、高さ１メートル強の柵という建造物が多いです。これは視覚障がい者やながらスマホによるホームからの転落防止にはある程度の効果はあります。けれども柵を越えるような自殺志願者には効果が限定的なものなんです。

ただ、ホームドアを（タイトル画像のような）東京メトロ南北線のように天井からホーム面まで密閉しないと柵越えによる飛び込み自殺はなくならないでしょう。けれども、ホームドアの設置費用を考えると鉄道会社だけの負担で行うには限界があると思います。

それこそ自治体や国が総力を上げて自殺対策を行い、ホームドアの設置費用の負担も考えないと鉄道自殺はなくならないと思います。