藍 / aibon

KOBE→OSAKA→AWAJI 猫好きの猫アレルギー →検査の結果、陰性だった! …

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KOBE→OSAKA→AWAJI 猫好きの猫アレルギー →検査の結果、陰性だった! noteでは自己救済としてのエッセイを。 感情の味みたいなモノを残したい🌿

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    好きなんです、猫さんが🐈 みなさんが書いた猫さんのnoteをまとめさせていただきました🙏✨

  • 淡路島

    大好きな淡路島に関するnote(みなさんの)をまとめています。

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恋とジブリとlo-fiと

音楽を聴くのが好きだ。10年前までは、出かける前に「ケータイ、財布、iPod!」と確認するのが習慣だった。 うれしいことがあればそんな曲を流すし、悲しいことがあれば、しっとりと浸れるような曲を聴く。 学校や仕事の帰り道、目の前の景色に色がついたような、そんな感覚になれる音楽が大好きだった。 最近はステイホームが多く、外を歩きながら音楽を聴くことはない。それでも家の中は常にBGMを流しているし、やはり音楽は生活の一部だ。 そんな我が家は、夫婦ともに “lo-fi hip

    • 37歳になりました。

      タイトルの通り、37歳になりました! 自分より若い人たちには「大人は楽しいよ」 って言うようにしている。 だって自由やん。良い方にも悪い方にも、いくらでも転げられる。 「自分はどうすれば楽しいのか」 「自分はどうなったら辛いのか」 それを自分で理解して、責任を持って取り組めるのが大人なんだと思う。 ……と、そんな偉そうなこと言ってる私も、自分が本当に求めてるものが何なのか日々模索中だ。 猫がこんなに好きだって気づいたのは、今年の1月だし🐈🐈‍⬛ 何年も苦しんでた

      • わが家のベランダとポーチュラカ

        淡路島に住み始めて半年。新しい環境、ここで送る生活にもすっかりと慣れてきた。 先日から、新居のベランダに鉢植えを置いている。虫が苦手なので自ら進んでは置かないのだけど、幼稚園でいただいたのだ。 鉢植えに入っているのは、ポーチュラカの苗。わが家はマンションなので、鉢植えに加え土も調達してきた。 淡路島は戸建が多く、うちのような集合住宅は非常に少ない。ほかのお友達は、みんなお庭に植えたのかな?そんなことを思いながら、ベランダにいるその子を眺めている。 「わが家のベランダは

        • 引越まで、あと10日

          引越まであと10日。5歳娘の幼稚園も、残すところ4日間だけだ。 11月に入ってから、たくさんの別れがあった。娘の小児科、耳鼻科、鍼灸院の先生たち。そして私のかかりつけ医や美容師さん。 ひとつひとつの思い出を忘れないよう、書き記しておきたいのに、その時間を取れないでいる。こういう状況は苦手だ。自分の中で生まれた感情を扱いきれず、溺れ死にそうになる。 当たり前だが、引越準備に追われている。荷作りは嫌いではないけれど、バタバタと忙しいのは苦手だ。 今の家に越してきたとき、娘

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          【運動会】娘は緊張していたはずなのに、なぜか落ち着いているように見えた

          秋が深まり、気づけば11月。今月の終わり、わが家は引越をする。その知らせを受けた春、当時4歳だった娘は幼稚園の入園式を控えていた。 年少の抽選に落ち、その代わりに入ったプレ幼稚園は中止となり、やっと、やっと入園できるのに。慣れた頃に転園させるなんて、あんまりではないか……。 そう嘆きながらも、 「せめて運動会は、こっちで出させてあげたい」 と夫にお願いした。 - 夏休み明けの9月、運動会の練習が始まった。かけっこを楽しみにしていた娘は、 「私、走り方知ってるよ!

          【運動会】娘は緊張していたはずなのに、なぜか落ち着いているように見えた

          娘を出産してから5年、罪悪感を味うことなく寝込んだのは、初めてかもしれない

          先日、モデルナワクチンの2回目を接種した。 「注射、痛かったら泣いていいよ?」 5歳の娘がそう言ってくれたので、腕が痛くなったら遠慮なく泣こうと思っていたのだが、 「ママお熱出ると思うから、やさしくしてね?」 というお願いには、顔をしかめていた。ママの体調が悪いと相手をしてもらえないと、理解しているらしい(かしこいな)。 とはいえ、今回は夫に休みを取ってもらっていたので、私は安心して接種できたのだ。 当日の午前11時に接種して、午後3時には熱が上がってきた。夜には

          娘を出産してから5年、罪悪感を味うことなく寝込んだのは、初めてかもしれない

          いいかげん、私は私のペースを受け入れようと思った

          前回のnoteで “自分をオフにする方法” を書いたところなのに、また強制オフモードに入ってしまった。 ガチガチに固まった体を起こしていられなくて、布団にくるまって息を潜めている。 そんなとき、5歳の娘は基本的にひとり遊びをしている。甘えたくなったとき、お腹が空いたとき、何か手伝ってほしいときだけ「ママ〜」と声をかけてくれる。 もちろん、こんな風にうまくいかない日だってある。 「ママ、今日もしんどいの?つまんない!」 と怒る日だってある。 全くもってその通りだ。私

          いいかげん、私は私のペースを受け入れようと思った

          自分をオフに切りかえるために、子ども時代の週末に想いを馳せる

          先日の金曜日、娘が寝てしばらくたった後、夫と映画鑑賞をした。 「どれにする?」 「笑えるやつがいいなー。」 「この4つの中なら、どれがいい?」 「もう決めないと、時間なくなるよー!」 なんて言いながら選ぶ時間は、とてもウキウキした。 ちなみにこんな夜は滅多にない。翌日のことを考えると、あれこれ気になってしまい映画どころではないのだ。 - 私はオンとオフの切り替えが苦手だ。正確に言うと、オンからオフに移行するのが難しい。走り続けていたら、強制的にスイッチオフになってし

          自分をオフに切りかえるために、子ども時代の週末に想いを馳せる

          なるべくやさしいママで居たいし、娘が安心して泣けるママでありたい

          5歳の娘が風邪を引いた。止まらない鼻水にパニックを起こした娘は、甲高い声で泣き叫んだ。耳にキーンと響く、そんな声で。 娘が「あー!」と叫ぶたびに、私の体は硬直した。どうやって息をしたらいいのか分からない、胸騒ぎが止まらない……そんな状態に陥った私は、静かに立って移動した。 移動したのは、耳栓を取りに行くためだ。子どもの泣き声を回避するために耳栓をつけるなんて、ひどいと思われるかもしれない。ましてや、風邪を引いているようなときに。 もちろん、音を完全に遮断するようなもので

          なるべくやさしいママで居たいし、娘が安心して泣けるママでありたい

          「子どもは時に残酷だよね」と思った日のこと(ワクチン1回目)

          モデルナワクチンの1回目を接種した。おかげで疲れが溜まっている。 副反応自体はひどいものではないけれど、聞いていた通り、腕が痛い。動かすのはもちろん、触れるだけで、めっちゃ痛い。 料理よりも、掃除よりも、洗濯物を干すのがつらい。そして解熱剤を飲むほどではない微熱も、地味にしんどい。 37度5分の熱に、鼻づまり、吐き気……ええっと、完全に風邪だ。それでも普通の風邪よりつらく感じるのは、腕の痛さのせいだろうか? - 大人になると、しんどくても休めないときがある。 そん

          「子どもは時に残酷だよね」と思った日のこと(ワクチン1回目)

          「私、『入ーれーて!』はドキドキして言えないけど、『私もやりたい』は言えるの!」

          すでにある輪に入れてもらうときの、ドキドキする感じが苦手だ。 無視されたらどうしようとか、イヤって言われたらどうしようとか、いろいろ考えてしまう。さらに言うと、声をかけたときに視線が集まる瞬間は、逃げ出したくもなる。 「私、幼稚園で『入ーれーて!』って言わないの。ドキドキするから。」 どうやら、5歳の娘も同じタイプらしい。 「ママも苦手やで、わかるよー!」 「それパパもやで!ドキドキするよな。」 夫のコミュニケーション能力の高さはピカイチなのだが、そんな彼でもドキド

          「私、『入ーれーて!』はドキドキして言えないけど、『私もやりたい』は言えるの!」

          はじめて “お顔の絵” を描いた5歳娘の秋

          5歳の娘はお絵描きが好きだ。わが家には、娘の作品が至るところに飾られている。 淡い色同士が繊細に混ざり合っていたり、いろんな形のものがバランスよく散りばめられていたり……娘の感性が好きだ。 そんな娘だが、“お顔の絵” だけは頑なに描かなかった。てっきり興味がないのかと思っていたが、そうでもないらしい。 「〇〇ちゃんはお顔の絵を描いてたけど、私は描かない。」 「だって、上手に描けないから。」 お顔は描きたくないと言うのだから、無理をさせることはない。今の娘が描いているも

          はじめて “お顔の絵” を描いた5歳娘の秋

          泣きながら震える娘の姿を見て、眩しいと思った

          11月に引越を控えている。それに伴って、5歳の娘は幼稚園を転園する予定だ。 夏休み中に、新しく通う幼稚園を見学した。こぢんまりとしたアットホームな園で、そこにいた先生たちはとても暖かく迎えてくれた。 「〇〇ちゃんが来てくれたら、みんな、めっちゃ喜ぶわ〜!」 担任になるであろう先生もいて、うちの娘は一瞬で懐いた(しゃべりまくっていた)。そのおかげもあってか、娘は引越先での生活を楽しみにしている。それこそ「早く新しい幼稚園に行きたい!」と言うほどに。 8月末、2学期が始ま

          泣きながら震える娘の姿を見て、眩しいと思った

          「あれは、いい時代だったんだなぁ」と思わずにはいられない

          近所のおもちゃ屋が閉店した。コロナ以前は、毎日のように足を運んだ店だ。 閉店する3日前、家族で挨拶に行ってきた。お世話になったスタッフのお姉さんに話しかけると、彼女は目を見開いて驚いた。そして次の瞬間には、目を細めてこう言った。 「大きくなったねぇ……!」 毎日のように足を運んだ日々。あのとき、娘はまだ3歳だった。 「今5歳で、年中さんです。」 「えぇ!もうお姉さんやん!」 娘は得意げに笑った。 「木琴したい、木琴!!」 おもちゃ屋さんに来るたびに、娘が言うセリ

          「あれは、いい時代だったんだなぁ」と思わずにはいられない

          それは、茄子ちゃんが一番言われたかった言葉なのかもしれない

          先日、娘の幼稚園で育てた茄子の鉢植えについて書いた。 今回の記事はその続編である。夏休みということで自宅に持ち帰った茄子を待っていたのは、ベランダ菜園ならではの試練だった──。 ……と、なんとも大袈裟に書き始めてしまったが、おそらく “あるある” なのだと思う。 ひとつ目の試練は「西日強すぎ問題」だった。幼稚園に居たときの頻度で水やりをしていたら、2日目には萎れてしまったのだ。 ベランダが西向きなので、夕方の日差しが強く、あっという間に土が乾いてしまっていた。茄子にと

          それは、茄子ちゃんが一番言われたかった言葉なのかもしれない

          「今年の夏は茄子と過ごした」と言っても過言ではない

          5月のことだ。娘の幼稚園でふれあい栽培をした。私たち親子が植えたのは茄子。他にはピーマン、オクラ、プチトマトなどがあったが、娘が喜んで食べられるのは茄子だけだった。 タイトルの通り「今年の夏は茄子と過ごした」と言っても過言ではない。たかが “ふれあい栽培” 、されど “ふれあい栽培” 。そこで、茄子との思い出を前編後編に分けて綴りたいと思う。 - 毎日、登園するタイミングで水をやり、その成長を見守った。ジョウロで水をやる娘の姿は大変にかわいいものだったけど、とにかくダイ

          「今年の夏は茄子と過ごした」と言っても過言ではない