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報恩謝徳

ほうおんしゃとく

受けた恩や恵に対して、報いようと感謝の気持ちを持つこと。


日々の生活には、沢山の人が関わっていて、

貴方が一人で生きているつもりでも、

そこには大勢の見えない手が関わっていて、

どんな時でも、必ず誰かに支えられてるんだよ。


今日の食事のお米を育ててくれた人、

そのお米をお店に運んでくれた人、

そのお米を貴方に売ってくれた人。

お米を炊くための炊飯器を開発した人、

みんなが買えるように量産した人、

その商品を店頭へ運んだ人、

炊飯器を売ってくれた人。

そのお皿は?お箸は?お茶碗は?

その大根は?油揚げは?お豆腐は?


一人で生きていける人は、多分いない。

大勢の働く人がいてくれるから、

貴方も私も、社会の一員でいられるんだ。


風邪をひいて休んでいる時にも、

働いている人がいてくれるから

貴方も私も、安心して薬をもらえる。


その一つ一つに、感謝を忘れずに。

そんなのは大袈裟だと笑う前に、

心の底からの「ありがとう」を。

そんなのは無駄だと罵る前に、

貴方が知らず知らずのうちにもらっていた

沢山の恩と恵に感謝の気持ちを。


貴方が笑顔で「ありがとう」と伝えるだけで、

心が救われる人がいる。

貴方が笑顔で「ありがとう」と伝えるだけで、

明日も頑張ろうと思える人がいる。


人間だけが使える“言葉”の使い方を

どうか間違わないで。

いつも支えられてるという事を

どうか、思い出して。


ありがとうは必ず貴方に返ってくるから。

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