見出し画像

#24-106 特別な。

月曜日。
毎日5時間は寝たいところだけど、平日の起きる時間を考えると、23時には寝る必要がある。ちょっと厳しい。それに、朝まで目が覚めずに眠れることはやはりなくて、いつも眠い。眠くていつの間にか寝てしまっているときはあるけれど、寝支度をして早く寝ることは、わたしには至難の業だ。
noteを書かなければいいのでは?とおもわれるだろう。わたしもそうおもっている。がしかし、なぜだかやめられない。

そんな中、お誘いがあり、お仕事帰りに食事に出かけることになった。月曜日に。週始まりの月曜日に。週の始まりに体力を使ってしまうと、どこでどう調節できるのか未知である。とはいえ、月曜はいつも体操教室に行っている。1時間ほどなので、それほど疲れることはない。半分は座って見ているだけだ。そういえば、いつも火曜日がしんどいのは、体操教室に行っているからかもしれない。不思議におもっていた。なぜ火曜日はしんどいのか。いや、水曜日に行っていたときも、しんどいのは木曜日ではなく火曜日だった。謎。

いつもなら平日のお誘いは断るのだけれど、今回はそうしなかった。逢うのは約1年ぶり。市内にいるとはいえ、無駄に広い市なので、ちょっと遠く、なかなかに機会がないもので、このお誘いを逃すと次またいつそんな機会が訪れるかわからないとおもった。そうは言っているけれど、それほどまでに逢う用がないのも確かだ。だけど、そのひとがそれほど特別な存在かというと、そうかもしれない。そして、お誘いを受けることにした。
月曜日に。
体操教室を休んでまで。
特別な存在なのだな。

地元が県外の方なので、お店をあまり知らないらしく、お店選びは任されていた。月曜日、休みのお店が多い。行ってみたいとおもっていたお店もお休みだ。お休みでないお店もあるけれど、「ちょっと高い」お店よりも、ちょっと高い。
「僕はやっすい店でもいいですよ」と言われたけれど、安いお店も、それほど知らない。安いお店が、どんなお店なのかも。普段、夜はあまり食事に出かけないので、お店もいまいちわかっていない。お店選びは難しい。ランチなら、たくさん候補を挙げられるのだけれど。

行きたかったお蕎麦屋さんは、なんと、営業が16時まで。間に合うわけがない。ずっとこのお店に行きたいとおもっていたのだけど、土日に行くにも腰が重く、なかなか行くまでに至らなかった。今回、チャンスだとおもったのに16時までとは。またもお預けか。

お蕎麦が食べたかったわたしは、別のお蕎麦屋さんをselectした。随分と前に、lunchに行ったことがあるお店。夜は、お蕎麦だけではなく、お鮨もあるし、à la carteもある。安くはないけれど、それほど高くもない。落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと過ごすことができた。

「また行きましょうって言ったら、行かないといけないな、と思う」と彼が話していたので、「また行こうね」とは言わなかった。「誘わなきゃ」と、気を遣わせては申し訳ない。またもし、そんな機会が訪れて、またいつか逢えると嬉しい。1年経っても、2年経っても、10年以上経ったとしても。

改札口までお迎えに行った。
久しぶりすぎて
気づけるかどうか
気づいてもらえるかどうか
心配だったけれど
ちゃんと大丈夫だった。

また逢おうね。

aico.



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?