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[社員インタビューvol.3]新卒だからってみくびらないで。

こんにちは、リエカレーです。
暑いのでアイスブレイクも涼しいお話にします。

最近のかき氷にはエスプーマというムースの一種がかけられていますね。エスプーマとは、世界一予約の取れないレストランとして名高いスペインの「エル・ブリ」というレストランのシェフが開発したものです。ソーダサイフォンを使って、食品に亜酸化窒素ガスを添加する調理法なのですが、そうすると食材がフワフワなってとても美味しいんです。
これをカレーにも代用できないかなと思い、最近オレンジのエスプーマを試作しています。ワインを基調としたカレーに合わせるとなかなか面白い味わいになるのでおすすめなのですが、一般家庭では亜酸化窒素ガスを扱うことができないため「なんちゃってエスプーマ」しか作ることができません。一般家庭でも扱えるようになることを切に願っています。

・・全然アイスじゃないアイスブレイクになってしまいました。

今回インタビューするのは今年新卒入社された多田さんと西山さんです。これから就職を控えている方や、広告業界に飛び込もうと考えている社会人の方必見の記事になっております。

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多田萌那
1997年生まれ。大阪府出身。
高校から大学にかけてグラフィックデザインを学び、2020年4月よりAID-DCCに新卒入社。趣味は絵を描くことと、映像編集。
西山将平
1997年生まれ。兵庫県出身。
Wスクールで1年間UI/UXデザインを学び、2020年4月よりAID-DCCに新卒入社。日々、インプットとアウトプットを繰り返す。

ーー今日は新卒のお二人に来ていただきました。早速ですが、大学では何を学んでいたのか教えてください。

西山:理系学部に通っていたので、量子力学という分野を学んでいました。研究では分子架橋デバイスっていう・・難しいんですけど・・金属の両端に分子をくっつけてデバイスを作っていました。全部パソコンのシミュレーションで行うんですが、熱を加えたり電圧をあげたりしてデバイスにどんな変化が起こるのかをみていました。この分子架橋デバイスはものすごく小さなデバイスで、みなさんのスマホの中にも使われている半導体の代わりになるものなんです。半導体というのがそもそも・・・あ、この話長いですね。

全員
:笑

西山:要約すると、半導体ってものがあるんですけど、研究を重ねていくことで半導体の大きさがだんだん小さくなっているんですが、小ささの限界に達しているんです。なので新しいデバイスを研究しようという動きがあり、その新しいデバイスの一つが分子架橋デバイスにあたります。それを研究していました。

多田:私はデザイン学科のグラフィックデザインコースだったので、グラフィックの勉強をしてました。WEBではなく紙媒体であるポスターとかパッケージ、ロゴを作ってましたね。

ーー多田さんは入社した会社の業種に近い勉強をされていたんですね。対して西山さんはなぜこのような業種に就職しようと思ったのですか?

西山:実は元々漫画家になりたくて。中学生の頃の夢だったんですけど、現実的に厳しいなと思いやめまして(笑)普通科の高校に入学して、大学も親の勧めで関西学院大学に入学しました。理系学部にいたので、就活の時にはエンジニアになる予定だったんですけど、何だか違うなと思い初めて。
大学の勉強もそんなに楽しく思っていなかったので、元々何がしたかったのかなと考えるようになりました。自己分析を進めているうち、芸術系とかクリエイティブなことがしたいなと思い始めたんです。

ーーもともと漫画家志望だったとは驚きました。お二人が広告業界を選んだのはどうしてですか?

多田:難しいな・・。高校からポスターとかを制作することが多くて、ポスターといえば広告というイメージだったので・・。
すみません、もうちょっと賢そうに書いてもらって良いですか?

全員:笑

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西山:僕は広告業界に行きたいと全く思っていなくて。もちろんエイドは広告も強いんですけど、今後は体験系に力を入れているとお伺いして興味を持ったんです。

ーーじゃあ、広告業界というよりは、エイドありきで来た感じですね。

西山:そうですね。エイドが好きで来ました。

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ーーエイドに持っていたイメージや、入社後のギャップはありましたか?

西山:入社前まで、お洒落で気難しい人が多いのかなと思っていたんですが、入ってみるとフランクで変わった人が多いなという印象でした。

多田:元々エイドのことは知らなくて、ゼミの先生に教えもらいました。社長とお話しする機会があって「インターンおいでよ」と言ってくれて。1ヶ月インターンに来て入社を決めました。皆さんすごく優しい方々ばっかりで・・人情味溢れる会社だなと思いました。

ーーエイドの人情に惹かれて今ここに?

多田:そうですね。もう人情に惹かれちゃって。

ーー人情はWEBじゃわからないですからね。現在お二人は社内でどんな仕事をしていますか?

西山:僕はプロジェクトマネージャーなので、基本皆さんのサポートをしています。最近はUIデザインもさせていただいています。

ーー西山さんはデジタルハリウッド大学でデザインを学んでいたんですよね?

西山:はい。ダブルスクールでデザインを学んでいました。

ーーどうして通い始めたんですか?

西山:UIUXデザインに興味があって、大阪で学べる場所を探したのがきっかけです。正直UIUXデザインばかりを学べるわけではないので、自分で本を読んだりWEBで調べて勉強しました。今も絶賛勉強中です。

ーー学びを止めない姿勢、見習いたいですね。多田さんはどうでしょうか?

多田:ロゴ、WEBサイトのデザインや、資料のカンプ作りをしています。新卒のデザイナーの仕事って大体修正作業が中心なんですけど、この時期からWEBサイトのデザインに携わらせてもらえていて、やりがいを感じています。

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ーー入社して半年になりますが、仕事で心掛けていることはありますか?

西山:まだしっかりとはできていませんが、先輩の姿を見て「丁寧な仕事」をしようと心掛けています。その先輩は尾松さんというんですが、本当に尊敬できる先輩で。「このくらいで良いかな」と思うこと以上の仕事を尾松さんはこなしていて、自分もこうなりたいと思っています。「相手が気持ちいい」と思えるような資料や文章を書くように気をつけていますね。

多田:私もまだできていない部分ですが、何かを作る上で納得いくまで考え尽くしたいなと思っています。

ーー成長を実感したエピソードを教えてください。

西山:新人課題とNETAですね。

新人課題とは
エイドの新入社員が既存社員全員にインタビューして何かしらのアウトプットをする課題。いきなり案件で関わるよりも、一度会話する機会を設けた方がコミュニケーションをスムーズに行うことができるため実施している。2011年~2015年まで行われていたプロジェクトだったが、今年から再復活した。

西山:僕たちはAID LIBRARYというWEBサイトを作りました。インタビューした内容を図書館のように収めたサイトです。1人30~40分かけてインタビューしたのですごいボリュームです(笑)
普段の仕事をこなしながら進める必要があったのでハードでしたが、あまり知らなかった社員の方々の素顔を知ることができて、やって本当に良かったなと思っています。

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多田:私も新人課題ですね。先ほども言っていた通り、大学ではグラフィックを中心に学んでいたので、WEBの知識が全くなかったんです。
西山さんや大島さん(新人課題を制作したもう1人の方)に教わりながら進められたことで、WEBの知識が10のうち6くらいに増えました。

西山:多田さんはWEBフォントも知らなくて・・・びっくりしました。

全員:笑

ーー新人課題はとても意義のあるプロジェクトだったようですね。私も新人課題でカレータロットを作りましたが、とても勉強になりました。次の新入社員の方々のアウトプットも楽しみですね。

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ーーこれから挑戦してみたいことはありますか?

西山:WEBサイトを1から作ってみたいです。クリエイティブディレクターの方と相談しながらアートディレクションも含めてやってみたいなと思っています。

ーー現在Kiretto(自社ツール)を制作していますよね?そこではデザインもしているとお伺いしました。

Kiretto
エイドで使用している売上管理ツール。とても使いやすい。

西山:そうですね。Kirettoは北井さんがクリエイティブディレクターをしているので、北井さんと相談しながらデザインをしています。そういった仕事をもっとしていきたいなと思っています。

多田:私はモーショングラフィックに挑戦してみたいです。卒業制作もモーショングラフィックを使った作品だったのでかなり興味がありますね。
あと、イラストを任せていただけることも多いので、もっとたくさんのイラストを描けるようになりたいです。

ーーnoteのイラストも多田さんに書いていただいてますもんね。せっかくなので今日カメラマンをしてくれている高田くんの似顔絵を書いて終わりとしましょうか。

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いや、ウエディングフォトかよ。

お二人とも貴重なお話しありがとうございました。新卒とは感じさせないほど、社内でも大活躍の多田・西山ペアに今後も目が離せません!

撮影:高田 柊泉


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