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足の攣りの原因を考えてみた

先週6/3(土)、モンゴルで開催された『ウランバートル国際マラソン』のハーフマラソンを走ってきました。

私にとって、初めての海外レースで、結果も2位と言うこともあり、多くの収穫があったレースでした。

しかしながら、ゴール後には足の痙攣と攣りが治らず担架で運ばれると言う初経験もしてしまいました。

落ち着いてレースを振り返っていると、攣ったことに納得がいきました。

大きなものでは環境要因、自身の体調や身体のクセなど。
小さな事だと他にもいくつか思い当たります。

とりあえず、ここでは3つにスポットを当てて考えてみたいと思います。

分析・対策することで、この経験を活かします!!
足攣り後の肉離れのような症状に、かなりヒヤリとしましたので…(苦笑)
もうこんなことにはなりたくないです。

○足の攣りとは?

筋肉が痙攣して攣ってしまうことを言います。
腓腹筋痙攣、有痛性筋痙攣とも言います。

原因は、筋疲労・栄養的問題・脱水・冷えや血行不良などで、筋肉の神経伝達が上手くいかなくなることで起きます。

○考えられる要因

①環境

高地(標高1300m)や乾燥による脱水を誘発しやすいコンディション。
それに伴い、通常より水分の摂取・代謝が増加した。

→腎臓の酷使により機能低下が起き、ビタミン・ミネラルの再吸収が上手く行われず、尿と一緒に排出されてしまい、体液のバランスが崩れることで攣ってしまった。

②食事

食文化の違い(肉や乳製品が主)による消化器官への負担とミネラルバランスの崩れ
→初めての海外レース、初めての招待選手でした。
自分のペースでやっていればまた違う結果になったと思いますが、今回は全ての行動を大会側の指示のもと過ごすと決めていました。
その中でのベストパフォーマンスを尽くすことを目的としてレースにのぞみました。
食事の栄養バランスを考えた時に、五大栄養素では「タンパク質」が、マクロミネラルでは「カルシウム」の摂取が多かったです。
かなりざっくりと言うと、タンパク質は消化に負担がかかります。
また、カルシウムの摂取が多くなると、その分マグネシウムを摂取する必要が出てきます。
(マグネシウムは、攣り予防のサプリメントでも有名ですよね。)
内臓への負担、体液バランスの崩れが起きていたと思われます。

③身体のクセ

食いしばりによる首肩周りへの負担大と可動域制限。
それに伴って足首・脹脛周りを優位に使いやすくなっていた。

→身体って不思議ですよね、全然関係ないと思うような部位でも筋膜や血管で繋がっているので、互いに作用してしまうんです。
脹脛を酷使すれば、臀筋周りの筋肉に比べて小さい筋肉なので耐えられる負荷も小さく、筋肉の神経伝達が上手く行われなくなった途端に攣ってしまいます。

○今後は

環境など変えることの出来ない、仕方がない部分は受け入れつつ、対策を講じたいと思います。

日本から持って行った「梅干し」は消化に一役買ってくれたので、今後も遠征の必需品にしたいと思います。

プラスで、塩・クエン酸・マグネシウム・ビタミンは何かしらの形で持って行くようにしたいと思いました。

最後の方は急ぎ足になってしまいましたが、参考になれば幸いです。

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