あたり前田のクラッカー

こんにちは!井上愛です。

今日も今日とてアウトプットの練習です。

今回は「気づき」をテーマに書いていきます。

もう少し長めに説明をすると、

10代まで常識や当たり前を信じて疑わなかった私が、大学で”批判的に思考すること”を学んだものの、今度は物事を”否定的な目”でばかり見るようになってしまいそんな自分が嫌になって、嫌なこと細かいことは気にしないで行こう!と心に決めたけど、やっぱり自分の中に生じた疑問や違和感には向き合っていきたいなと思い直した23歳の備忘録です。

1.きっかけ

今回この文章を書こうと思ったきっかけは、今アメリカを中心に起きている黒人差別の抗議運動、いわゆる「Black Lives Matter」を知ったことです。

正直、人種差別問題のことはよく分かっていないし、声を上げていくことが大切だと言われても、ここで偉そうに意見を述べる資格もないなと思ってしまっています。

ただ、”知る”ことはできると思ったので自分なりに調べてみました。

ただ肌の色が違うだけで判断されてしまうのかあ。

肌の色、、、。あ。

となって気づいたことが、この文章を書こうと思ったきっかけです。

そして調べていくうちに、「今まで無意識のうちに自分の中で差別していたことってあったかもな、、。」と思うようになりました。

上記を踏まえて今回は、最近気づいた「あ、これって差別かも」とか「ちょっとおかしいかも」と思ったことをいくつかまとめます。


2.気づき

①はだいろ

小さい頃、塗り絵が好きでした。
色鉛筆で線からはみ出さないように集中して塗っていると、あっという間に時間が経っていたりしました。

当たり前に使っていた色鉛筆の「はだいろ」。
人の顔など面積の大きい部分を塗っていくので、一番最初に短くなっていく色でした。

小さい頃は「はだいろ」の意味なんて考えたことなかったけれど、
「あれ、"はだいろ"って"肌色"じゃん。」と気づきました。

私が無意識に使っていたあの「はだいろ」はあくまで日本人をはじめとする黄色人種の「肌の色」をイメージした色。

あの「はだいろ」以外の"肌の色"があるなんて当時は知りもしなかったので当たり前のように使っていましたが、無意識的に"差別"していたことになっていたのかなあ。

言い換えるとしたら、"ベージュ"とか"うすだいだい"とかでしょうか。


②男泣き

Netflixである番組を見ていた時のこと。その番組の中である人が「男泣きはいいよな~」と言っていました。視聴者の私も「男泣きはいいよな~」と思わず共感してしまいました。

そういえば”女泣き”という言葉って、きっとないですよね?(あったらごめんなさい。)

「男だったら泣くな」とか言われてきた人はたくさんいると思います。

あの番組内での発言はおそらく、

「男だったら泣かない」→「めったに泣かない男の涙は貴重だ」→「男泣きはいいよな~」という発想なんだろう、というか、私が共感した理由もきっとそこにあるんだろう、と勝手に解釈しました。

けれど、そもそも男の人って泣いちゃいけなかったっけ?


③女の子だからピンク

私事ですが、先日叔母になりました。

姪っ子が産まれました。

そんななかで身内がぽろっと口にした「女の子だからピンクがいいかなと思って。」(たぶん何かを選んでいる時)という発言。

あれ、女の子ってみんなピンクが好きなようにできてるんだっけ?

その人の発言が悪いとか想像力に欠けているとか言いたいのではなくて、

「ああこうやって産まれた瞬間から性別によるイメージを意識させられていくんだな~」としみじみと感じました。

「女の子だからピンク」という発想はむしろ自然なことだと思うし、突っかかってしまう私がおかしいのかな?とも思いましたが、

もしも、”女の子らしく”育ってほしいとか考えているなら、

ぜひとも、体の性と、心の性と、表現したい性が必ずしも一致するとは限らないと、頭の片隅で知っておいてほしいなと、頭の片隅で思っています。


3.無意識→気づき

ネットの力を借りればもっと文章にできるネタはあると思いますが、

自分で見たこと聞いたこと体験したことの中から「気づき」を得たかったので今回はこれだけにします。

「はだいろ」「男泣き」「女の子だからピンク」という違和感を並べましたが、自分でも面白いなと思ったのは、

今まではまったく違和感を抱いていなかったということです。

つまり私にとってこれらは、常識で当たり前でした。

今回、今までの”当たり前”に気づいたように、まだまだ他にも疑っていい常識や当たり前が身の回りにあるかもしれません。

こう考えると、これまで”当たり前”を植え付けて知らないうちに誰かを傷つけてしまったことってたくさんあるなと思いました。

これらの気づきを得て考えたこと学んだことは、

当たり前って怖い(笑)

けれど、だからと言ってこれから意識しすぎるのもなんか違うなと思うので、

頭の片隅にちょっとでも当たり前を疑う想像力を持てる人でありたいと思いました。


4.最後に

ちなみに、「あたり前田のクラッカー」は食べたことがないので、いつか食べてみたいです!(どうでもいい。)

今回のnoteは以上です。


読みづらい箇所があればフィードバックいただけたら嬉しいです!また、内容に関する意見もお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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