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私は「Ally(アライ)」です!東京レインボープライド2023に参加して

4/22,23に開催された東京レインボープライド2023に行ってきました!残念ながら、23日のパレードには参加できませんでしたが、思うことがあったので忘れないように議事録として。

実は去年も参加したためなんとなくイメージはついていたのですが、ふらっと立ち寄った感覚だったため今年はしっかりと事前学習を行い、自分は「アライ」として参加するんだという意識を持って臨みました。

私には国内外問わずたくさんの性別を持った友達がいます。とても仲がいい友達に東京レインボープライドに参加することを話すと、外国人の友達の多くはいいね!うれしい!と言ってくれました。確かに参加した感想はまず初めに「外国人めちゃくちゃたくさんいるな」でした。日本人の方が少ないんじゃないか、と思わされる場所もありました。
対して日本人。「あんまりそういうイベント好きじゃないんだよね。」4人中3人がそう答えました。一人は、LGBTQ +という言葉があることによって、自分がどれかの性に当てはまらなければいけない気がして窮屈に感じること。自分は自由でいたいのに、LGBTQの人って呼ばれること。それらを一つにまとめたイベントを開催することでレズビアンの人もゲイの人もバイセクシャルの人も一緒になっている感覚があると。ひな祭りとこどもの日が同時開催されるような感覚であると。確かに、わからなくもない。
二人目。ド派手な格好をしている人たちの披露の場所になってる感覚がある。お祭りごとのように感じるし、そういうイベントには支援している人しか行かない。逆に行って怖い思いをする可能性だってある。前に参加したイベントは「ナンパ会場」となっていた。なるほど。確かに、派手な格好をしている人は本当にたくさんいました。私にとっては普段目にすることがないため、いろんなことを新たに知るいい機会となったが、一緒にされるのがいやと思う人がいるのにも理解しました。3人目は、「早くこのイベントがなくなって欲しい」という意見。これには私も共感の嵐です。最終ゴールはみんなが当たり前に幸せになること。わざわざ年に1回こんなイベントをしなくっても多様の性が当たり前のように認められるようになったらいいのです。実現のための認知、需要拡大が目的なのならば、いち早くなくなって欲しいですね。

唯一前向きだった友人の理由は「出会いがあるから(笑)」と笑いながら答えてくれました。普段ムキムキの体型にショートパンツを履いて街中を歩くと不審者扱いされるけど、その日はもっと派手な人がいるから、「自分が普通」に感じるのだと。おもしろい。

数人の意見を聞いてからイベントに臨んだ分、自分の主観だけではなく、様々な視点からイベントを楽しむことができました!

いろんな性があって、意見があっていろんな考え方がある。ジェンダーに限らず、自分の考えを人に押し付けることなく受容していくことの大切さを実感したイベントでした。

(追記)
エリックゼミを初めて知った人へ
エリックゼミは『アライ』であり、どんな人でも受け入れます。今生きている環境が居心地悪い人、窮屈な人はいつでも遊びに来てください:)


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