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アメリカ妊娠体験〜妊娠初期、つわり編〜

今つわりで悩んでいる方、つわりがどれほど身体と精神的に負荷がかかるのかを事前に知っておきたい方、いらっしゃることでしょう。34歳の私には、±20-30歳の友人もいますが、±10歳の友人・知人が割合として多いため、彼女たちや未だ知らぬどなたかの不安をすこしだけでも拭えるきっかけとなればと願い、記していきます。つわりの前の、、妊活編はこちら。

妊娠週数の数え方が想定外で、既に妊娠四週目!?

前提として。妊娠週数の数え方ってそこから数えるのね!?みたいな感じで。最終生理日の初日を『妊娠 Day 0』とするんですよ。ゆえに、妊娠が判明する頃には、まさかの既に妊娠四、五週目なんですよね。(妊娠検査薬が機能するのも、四、五週目とされているはず。検査薬が判別するであろう、とある要素がその頃に尿に含まれるのかなあ、と想像。)なので、知らぬ間の妊娠に気づいたら、知らぬ間にすぐにつわりに見舞われるという状況になる方が多いのではないかと思います。(なので、生理不順の方や、周期が確定している人で生理が遅いことを気に留めていない人の場合、つわりで妊娠に気づく人がいるのもすごく自然だなあと。)

私は身体に対してかなり繊細に感じ取るので、3w0d の時点(排卵日の四日後)には変化に気づいたものの確証はなくて。検査薬をしたのが4w3d。翌日 4w4d には妊娠の症状の一つである微熱(36.7℃ to 37.4℃)がはじまり、つわりがはじまったのは、5w5d でしたね。

つわりにはどのような種類があるの?

アカチャンホンポ https://chirashi.akachan.jp/care/morning-sickness/

つわりっていくつも種類があるんだ、、(つわりというワードを耳にして、小学生頃に見たドラマで、トイレで吐いている女性が「もしかして、つわり、、?」と自問自答している絵しか、思いつかなかった。)初めての体験ゆえに知らないことばかりですよね。つわりがない方も少ない割合でいらっしゃるようで、その方々にはおめでとう❣️って心からお伝えしたいです🥰

多くの割合の方が経験するつわり。しんどいですよねえ。。中でも、吐きづわりの方は特におつらいんじゃないだろうかと。(私の認識が正しければ、赤ちゃんは安定期に入るまでは、母体の中に既にある栄養をいただいている・吸収しているらしいので、赤ちゃんのためにしっかりと食べなくちゃ・・!栄養のあるものを・・!と思わなくても大丈夫なようですし、きっと食べられる状況ではない人が多いだろうとおもいますが、)母体が健康的に生きていくためには、水分含めた食べ物をある程度摂取する必要があるはずなので、食べて吐くを繰り返す(+そうなると睡眠不足にもなる)生活が、少なくとも四週間続くと考えると、栄養不足で意識が回らないだろうし、トイレに篭りがちになるし、終始吐き気で気分が悪いわで、おつらいだろうと、、(私には何もできないですが、)お大事になさってください😭😭😭 って願います。

つわりはいつからいつまで?

アカチャンホンポ https://chirashi.akachan.jp/care/morning-sickness/

人によって異なるか思いますが、一般的とされているつわりの期間は、5、6週目から12週目だとして、、シンプルに計算して、6、7週間。あ、、短くはないんですね、、という印象をおもちになった方はいらっしゃるかとおもいます。16週目までとかなら10週間になりますね。。あうあう。。身体はめちゃくちゃに堪えている状態かとおもいますが、終わりがあるという希望を胸に、ご自身を励ましてさしあげてくださいませね。😭

つわりだけじゃない、妊娠の症状

私の場合は、以下の症状が現れました。詳しくはこちらをご覧になって、ご自身の身体に起こっている症状が自然なことだよ、と受け止めてさしあげられることをおすすめします。また、流産の傾向としての症状もありますので、併せてご確認されることも大切だろうなと。違和感があれば、すぐに医師にご相談されてくださいませ。流産してから放置しておくと対応する必要があることを遅らせてしまい、その結果、母体が次の子を望みにくい可能性すらも出てくるかもしれません。(体験していないため、正確には認識していませんが、そのような内容を読んだ記憶があり、流産って無意識に放置しているとあかんのだな、って受け取っています。)

  • 下腹部痛(私の場合、これが一番きつくて。常に何かが無理に入ってくるような感覚で、あまりにも痛くて。女性特有の形だからこその痛みなので、機能の異なる異性パートナーにはわかってもらいにくかったなあと。医師に確認したところ、セックスは妊娠中いつでも可能とのことで、えええ、こんなに痛いのに?って感じで。「つわりが落ち着くまでは絶対あり得ない。。それどころじゃないのよ、痛くて。ていうか、途中で吐いたら繊細なあなたがトラウマになっちゃってつらいよ、きっと。あと、プレッシャーになるのでしたいと言うのも一旦控えてね。ご自身で大切にケアしてあげてください。」と彼には伝えていました。13wの今でもその気は起きませんが。)

  • つねに眠い、昼間に眠くなる(ひたすら寝てましたし、今でも眠くなったら寝ます。)

  • 食欲がなくなった(つわりが明けた数日後から食欲が通常くらいに復活しました。というか、以前より大食いになっているかも? 妊娠前41kgの身で、これまでのデニムが一枚も履けなくなったほどおなかが出ている状態で43kg。腕脚の筋力が落ちた分の体重低下と合わせても、2kg増量中。胸の膨らみ、背中の脂肪(ふくよかさ?)、赤ちゃんの重み?のみ増えている感じ。数日に一度の頻度で、起床後すぐに体重を測るようにしていますが、先週よりも 0.5kg 減っていたりと多少前後していますが、まあ、誤差かなーと受け止めています。)

  • においに敏感になった

  • めまいやふらつき

  • 熱っぽい、微熱(個人的には、下腹部痛の次につらい。微熱の間ずっと、ぼーとするのでね。動物としての危機意識が著しく低下して、なにもできなくなる感じ。)

  • 胸が張る(痛いねえ、、)

  • (例外かも?注意喚起はされるとおもいますが、妊娠の症状として例に出されているのを見たことがないのですが、)太陽を浴びるのがつらくなった(常に太陽を浴びていたくて、お庭にブランケットを敷いて、ひとりでごろんって頻繁にしていたものの、妊娠してからは数分でも直射日光がだめになって。。家の中でも陽の光が強いところはNGに。一瞬で熱中症みたいになるのよね。外にいてひとりだと対応できなくて危険なので、それもあって出歩くのをめちゃくちゃ控えています。)

妊娠中のお母さんに、賞賛と祝福を。

妊娠、つわりを体験しながら、仕事や育児、家事をされているすべてのお母さんに、賞賛と祝福をさせてくださいませ。もちろん、それらのすべてをしていない私のような人に対しても、生きているだけでよくやってるんだよ❣️と声をかけさせてくださいませ🥺💗🌈

身体の変化やそれに伴うつわりや症状に対して、無意識下にて意識が集中するため、頭の回転がぐっと落ちて言葉が浮かばなかったり、当たり前のようにできていたシャワーやトイレすらもエネルギーを要するように感じたり。いわゆる生産性が下がっていることによって、シンプルに自分がしたいことに集中するのがむずかしく感じたり、精神的な苦しさを感じている人も多いのではないでしょうか。

短期間でこれまでに経験のない多くの変化を身体で感じている奇跡的な状況で、生きているだけでも私たちめっちゃすごいわ👏💖って、私は感じています。が、ああ、、何も手につかない、、とご自身に対してがっかりしたり落ち込んだり、または、(主にパートナーである男性による)未経験による配慮のなさや想像力の低さ、(経験はあるものの、私はその中でもすべて両立させていたわ、とご本人のその当時の十分な助けをまわりから得られなかったことによるつらさや怒りが消化できずに心に蟠っていることで、現任婦に対する配慮が欠け、プレッシャーを与えてくるような女性の家族や親族、上司、友人からの)心無い言葉を受けて、やるせない気持ちになったり、味方がいないような孤独を感じたり、哀しみを感じでいらっしゃる人も多いかもしれません。

でも、忘れないでくださいね。妊娠していようが、していまいが、そもそも、私たちは生きてるだけで素晴らしいですよね🥰 だれもそんなこと言ってくれないし、自分に対して言ってあげる習慣がないので、忘れがちですが、とっても大切な認識しておきたいことですね💗しかも、妊娠しているんだから、おなかの赤ちゃんにとって、私たちは唯一手を差し伸べてあげられるスペシャルな存在ですよね❤️

また、身体が自分の都合で動かなくなること自体、すごく自然なことだなあ、と。自分たちが赤子の時もそうだし、高齢者となるまでも、30代、40代、50代でも、歳を重ねてからは、(睡眠なし、食事テキトーでも、夜更かしが数日間できちゃうような) 10代の頃のようには身体が動かないのを、私たちは体感しているはず。そう、身体を自由にコントロールできていると思っているのがそもそもの勘違い。実際は、意識的に動かせる幅が広かっただけでね。

(お仕事や育児などの両立でむずかしいことも多いとおもいますが、)この数ヶ月間の身体の変化を、快も不快もなく、ただ、あるがままの変化として受け止めて、そのために身体を休められる人が増えますように。そのように、受け止めやすい社会となっていきますように。

つわりに対して私が取り組んだことや、受け取り方

  • 寝たきり状態だった私には、人に相談したい❣️とおもうような気力さえ一切なかったが、そもそも、年齢や身体の作り、遺伝、ストレスレベル、パートナーのサポート力の違いなど当たり前に個人差があると捉えているので、人の例を見てもふーんくらいにしかならないと思っている。が、そのふーんが、へええ!とかだよねええ!って感じに、めっちゃ助けになる時がある。(だからこそ、参考程度に体験談を書いています。)

  • たまひよや妊娠系アプリを有り難く見て、流産に関する危険サインなど最低限必要な情報を収集していた。それだけでつわり時には十分な安心感がある。

  • 瞑想修行を積み重ねていることにより、妊娠に限らず、どのようなことが我が身に起ころうとも動じなくなっており、まあ、新たな命の誕生に伴い自然と母体の身体に変化が生じているだけだね、変化がある方が自然な流れだよね〜、と受け止めているので、誰かにこのつらさを受け止めてほしいといった、精神的な拠り所を、パートナーや心友含め、他者に求めることが基本的にない。

  • 家や庭から離れないことで安心安全な空間に身を置いていた(綺麗なトイレにすぐに駆け込めるのも大事)そして、パートナーに加え、両サイドのご近所さん(出産経験あり)には、私の意識が遠のいて身動きが取れなくなっていたり、明らかに様子がおかしいかもしれない、といったヘルプも出せないかもしれない万が一の状況が起こった際に、サポートのご対応していただけるように、私の姿を見かけたら気に留めていただけると有り難いです、ということで、サポート体制を積極的に構築していた。(肉体的サポートを要する場合、遠くの親類より近くの他人の存在が有り難いですね💜)

  • (うちの庭のチェリーを摘みたいと我が家を訪れたご近所さんが、小さなお子さんをお連れしていた関係で、)妊娠四週目くらいの早い段階で、同時期妊娠コミュニティを教えていただけたので、今のところ特に何か問いかけたい想いはないものの、追々、助け合える存在が近くに結構いるんだ、という現状把握からの希望を感じた。

  • パートナーに対しては、極力言語化して痛みや身体の状態をお伝えして、義務ではなく権利として、病院には毎度一緒に行き、並行で情報収集を行なってもらい(というか共に行う状況を作り、自分事化力を高めてもらい)、できることはなんでもしてもらっていた(そのために、マインドセットを改めるところから育成した)。

私のつわり+妊娠初期体験

いつからいつまで?

5w50 から 12w1d まで。つわりという名の吐き気は終われど(いえーい🙌)、妊娠時に生じる他の症状はこれからも続いていくだろうと想像しています。現に、12w5, 6d にも 36.8℃ から 37.2℃ の体温となり、身体がだるい。。妊娠初期が過ぎたといえど、身体の変化が止まるわけではなく、むしろより大きな変化が起こるのはいうまでもないので、そりゃそうよねえ、って受け止めています。

どれほどつらい?

34歳の超健康な身ですが、正直、銀杏の食べ過ぎという自業自得による食中毒状態で吐きまくる二日間や、コロナで苦しかった十日間よりもつらい、、と感じていました。肉体的つらさだけでも、この二つより上回っていた印象でしたが、それに加え、期間が長い分、タフさが増していただろうなあと。子どもは四人ほしいと思っているものの、つわりが再び訪れるのかと想像すると、二人目の妊娠にすらも、まじかーと思ってはいます、笑😂。屍のように横たわりながら、何もする気力が湧かなくなるほどでしたが、身体の自然な変化がもたらすものなので、落ち込むとかはなく、まー、身体が落ち着くのを待つだけだよねえ🥰 と受け止めてはいます。一般的には、精神的につらくなる人が多いと思います。肉体+精神のダブルパンチはかなりおつらいだろうなあ、、妊婦さんがご自身に対して優しく接してあげてほしいなあ、と願っています。

座れないほど寝たきりで、その上、トイレの頻度が堪える

私の場合、5w5d から 7w6d までの15日間、座ることすら稀にしかできなくて。。10w6d になってはじめて、家の外を歩くことができました。(10分が限界だったが。)(熱中症を避ける目的もありつつも、)それよりもシンプルに気力がなく、また、いつ倒れるかわからない身で歩く自信もなかった。

70歳くらいの寝たきりのおばあちゃんになったかのような感じで、朝だけでなく昼も夜も起き上がるのすらきつくて、10分から15分の頻度で生じるトイレのために、立ち上がるのすらエネルギー消耗+気分が悪くなるので、おむつをつけようかとすら考えました。(我ながら割と名案だなあー❤️とおもいましたが、人生における新しいカテゴリーであるおむつを選定する気力すらなく、そのまま終わりました。つわりが終わっても、頻尿は引き続いていくのね!と最近気づいたので、おむつ再検討ありかなーとはおもいはじめています。)(あと、あまりにも頻度が高いし、色も単なる無色透明なので、水の無駄だなー自然に優しくないなーということで、数度に一度しか流していなかったですね。ご存じの方は多いかと思いますが、トイレの水ってめっちゃ消費量多いんですよね。)

ちなみに、歩くときも、通常時のようにすらっと歩けるわけはなく、杖はなくとも、杖をつきながらよぼよぼゆっくりと歩いている感じです。13wを迎えた今でも、たまにそうなります。

何を食べていた?食べつわり、匂いに敏感、渇望があふれる

おなかがすくと気持ち悪くなるタイプのつわり(食べつわり)を体験。全っ然おなか空かないし、食欲が湧くことも一切ないものの、食べないと気分が悪くなる、、という状態が、数時間毎に訪れる、、という。。(表記としてよく記載されているのが、1-2時間毎なので、その頻度で見舞われる方が多いようです。)私は、夜中におなかが空くことはなかったので、その点は助かりました。

匂いに対して急にめちゃくちゃ敏感になります。想像以上です。野生動物に進化したかとおもうほど。冷蔵庫の匂いも受け付けなくなり、、匂いがするものは吐き気を催すので、白米を炊いた匂い含め、あらゆる匂いがもはや嫌がらせ状態となり、、あらゆる食べものが受け付けなくなり、、冷えて匂いの消えたお米に梅とたくわんを添えたおにぎりに、(塩分が高いので気になるものの)簡易でいいのでお味噌汁、余力があれば生姜を添えた冷奴をいただく、という繰り返しをしていました。寝転びながら、ちびちびつまむ形で。(ほとんどの場合、余力がないので、お豆腐を適当に切ったり、もはや切らずに、お味噌汁にどんと入れることも幾度かあったような。)炭水化物はおなかに溜まる上で効果ありですが、タンパク質も摂取しておきたいなあ、という想いで、お豆腐は文字通り口に放り込んでいましたね。寝たきりだし、寝起きに気分が悪い場合がそれなりの頻度あったので(いわゆる morning sickness)、お布団の横に、おにぎり(と梅、たくわん、味噌)を詰めたタッパーを置いて、毎日が、というか毎食が、お弁当気分というささやかな微笑みを味わっていました。おにぎりしか食べる気力がないものの、まあ、食べられるだけえらいなー、妊娠中期から栄養面を特に意識しようね、と自らを鼓舞していましたね。

ちなみに。アメリカでは、食べつわりの場合、クラッカーを食べる人が多いようです。手軽だし、おなかがそれなりに満ちるという観点かと想像しています。数人からのおすすめを受けて一度試したものの、日本生まれ日本育ちな私には、クラッカーを食べる習慣がないから身体が求めないのと、クラッカーではおなかにずしんと溜まらないからか、私には効果がありませんでした。代わりとして、日本食材店にてたまごぼおろを摘んでみたものの、クラッカー同様に軽いのであまり効果はなかったかなあと。

そういえば。これ食べたい!!っていう渇望が出るようです。ちょうど、上記の座れない期間の15日程は、どうしても日本の食べ物が食べたい!!となっていて。私は淡白で何事にもこだわりが薄く、食に対する想いもあまりないため、一年前にアメリカに来て以来(というか、アメリカを往復していた五年半の期間内も含めて)、一度も日本食を恋しく感じたことはなかったのですが、、この期間は、日本食以外食べたくない!!となり、我ながら驚きました。日本食といっても、ビーガンにはあまり選択肢がなく、、結果的には、おにぎりに梅干しとたくわん、たまに、もずく酢や、茹でた素うどんに醤油をかけたもの、大好物だった塩焼きそば単体くらいだったかなあ。(炭水化物はおなかに溜まるので有り難い。)納豆大好きっ子なので、フロームスクラッチで作ろうと張り切っていたものの(日本食全般はお値段が高いので、納豆三パックが軽く500円はするんですよね、、日本で格安で69円とかで買っていた身としては、強烈、、手が出せない、、出したくない、、)、途中で匂いが受け付けられなくなり、この案はお流れに。

おすすめのフルーツはパイナップル

結論、パイナップル🍍。つわりにめっちゃ効く気がしています。一、二時間という一時的にせよ、パイナップルのおかげによる瞬間回復力には衝撃を受けました。もし、ご関心があればお試しくださいませ。ちなみに、いくつかのフルーツを試した結果です。

  • オレンジ🍊:腹持ち的にいまいち

  • スイカ🍉:夏場は気持ちは良いが、ほぼ水分なので持続性はない気がする。かつ、ほぼ水分ゆえにトイレがめっちゃ近くなる。(スイカ好きで手が止まらない自らの過ちで、五分に一度生じるトイレには悩まされた、笑)

  • りんご🍎:割と良い、腹持ち的にもまあまあいい

  • グレープ🍇:水分に加え、成分的なものなのか、お腹がゆるくなったので、二度目に買うことはなくなる

眠りつわり?ひたすらに眠気が、、平均4-5時間のお朝・昼寝

身体およびホルモンバランス変化に伴うケアのためにか、シンプルに変化に伴う身体のエネルギー消費や疲労の回復のためにか、具体的にはよくわかりませんが、身体が自然とすっごい眠くなりました。ずしんっと重たい物で殴られるような、文字通り、眠気に襲われる、という感じ。通常の睡眠に加えて、平均で4-5時間はお昼寝、お朝寝してました。つわりがひどい時は、ほぼ一日中横になって、気づいたら寝ているため、おにぎりを食べている時以外はほぼ寝ている日が六、七日ほどありましたねえ。

歯磨きやシャワーが地味にめっちゃつらい

私の場合、吐き気は常にあるものの、幸運なことに?、実際に吐くことはなかったので、その点は救われたなあ、とおもいます。口に手を突っ込んで、吐き出そうとしたことも何度かありましたが、胃液がどろびしゃーと出るものの、中身が出ることはなく。歯磨きの度に、胃から逆流しておもいっきり上がってくるので、これは本当つらくて。つわり後も、歯磨きは挑みの時って感じです。

あと、シャワーを浴びる気力が滅多に起きないので、三、四日に一度の頻度でシャワーを浴びていました。(めっちゃ疲れるのよね、、)想像に容易く、立っていられる気力すらなかったので、終始、床に座りながら洗っていましたね。(髪を洗う工程がめんどうに感じ、以前からしてみたかった坊主でクールにキメようとおもったものの、パートナーに全力で悲しまれたし、考えるのもめんどうなので、長いままでまーいいっかと放置。)二日に一度ほど(きっと、毎日の方が良いとは思いますが、気力が、、)赤ちゃんにも使える使い捨てのワイプで、大切なところだけを拭く流れに。良いか悪いかはわかりませんが、ご高齢になるとシャワーの頻度は毎日ではありませんし、清潔さを保つことがシャワーの目的と捉えると、拭くことで清潔さを保てるのであれば、問題ないと素人判断しています。つわりがつらい方の励みになれば幸いです。

端末や文字がめまいを喚ぶ

つわりの期間は、携帯やラップトップなどあらゆる端末が受け付けず、、本の活字も受け付けず、、でした。寝転びながらできるのは、庭に遊びに来てくれる野生のうさぎやリス、鳥、七面鳥などを眺めていることだけな生活でした、笑。近くの何かを目にしていると、めまいがね、すぐに起こるんですよ。身体の変化に対応した疲労回復に対して、優先的に身体のエネルギーが注がれるがゆえなのか、脳機能の低下?なのか、一度に情報を吸収・消化できる力が圧倒的に衰えたんですよね。ゆえに、短い会話ですらも、情報を受け取りきれず、頭がパンク、めまいが起こる、みたいな流れが起こりやすかったのかなあ、と想像しています。

具体的にどれだけの時間、妊娠の症状を味わうのか?

百人いれば百通りなわけで、一例に過ぎませんが、ざっくりと私の体験を挙げておきますね。妊娠に気づき、症状を体感しはじめてから、Google Calendar にて、妊娠専用のカレンダーを作成しました。

身体の状態を記録しておくことで、変化にも気づきやすく、時間が経過する中で自然と失念したとしても振り返りやすく、また、医師に相談したい時にも適切に経過をお伝えしやすいのでね。そもそも、妊娠に限らず、自分の身体の状態を丁寧に認識してあげたいので(というか、それをできるのは当人しかいないはずなので、私がしなくて誰がするの?っておもうのですが)、自分の身体に取り入れるものや排出物にも気にかけていて、大・小問わずトイレの度に、排出物の状態を確認したもしています。

加えて。どれだけ口頭でお伝えしても男性は未経験である以上、まったくおなじようには理解してもらえないのは想定の範囲内なので、驚くことはなく、まーそうだよねー、うんうん、と受け止めながら、そのような状況下でも可視化によってパートナーがすこしでも理解しやすいように彼の理解が進むことによってパートナーである私に寄り添えるよろこびあふれる”権利”を行使できるように、彼にシェアしています。

職場に打ち明けられない人は多い気がしている

妊娠しながら働いている人は、身体を休めることに集中する時間を確保しにくい分なおさらに、精神的にも身体的にも励んでいらっしゃって、本当によくがんばっていらっしゃるんだろうなあ、っておもいます。

身体が半端なくつらい上に、、気になることも多く精神的にも参るよねえ、って。たとえば、電車など職場までの移動機関にて身体がつらい状況になった際に適切なヘルプを得られるかはいつも気掛かりだろうし、頻繁に生じるトイレは人の目が気になるだろうし、そもそも集中していたことを一旦止めるため集中力が続きにくくて勘弁してええとなるだろうし、コロナ禍で人と介すことも悩みの種になるだろうし。また、職場の人に妊娠を打ち明けようかと思い巡らせど、気が引けるだろうなあと。というのも、妊娠出産を経験した女性の上司や同僚であれば割と気軽に打ち明けられたとしても、理解をしてもらえるかわからないような男性や女性に対しては、言っても意味がないどころかむしろ悪影響すら想像できるので、職場内でのサポート体制構築は期待できにくいのだろうなあって。

たまひよでの書き込みを見ている限り、妊娠初期の段階で、職場の人に打ち明けるか、悩ましく感じている人は多そうでした。。症状が最もつらい妊娠初期は、おなかが出ていなくてまわりには気づかれにくく、見た目にも普通な感じだし、そして、なによりも12週目までは流産の可能性が高めにあり、流産した後の伝え直しやあまり知らない人からの心無い同情を受けることを踏まえると、人や環境に寄っては言わない方が楽という選択になることも自然だと思います。

私は、そもそも他者に対する期待値が低く、というか0に近くて。自分が体験していない以上わからないのが自然だよねえと捉えていて、まわりの目や言葉は全く関係ないよねえと一切気にしないので(私よりも私のことを想ってくれた上での言動ではないはずなので)、何よりも、自分の身体や子どもの命を守るサポート体制を構築することを優先するとおもいますが、同様に思う人の方はかなり少ないだろうと想像しています。

悩ましく感じていらっしゃる人の心がすこしでも軽くなっていくことを願って。妊娠というひとつの命が育まれる過程に対して、しかもこんなに少子高齢化なんだから、超おめでとう!なんなら、ありがとう!くらいに思ってくれる社会になればいいな、と願って。

挙げきれているかわからないものの、まずはこんなところで。つわりで苦しむ方々が、ああ、他の人もこんな感じなのね、とおもえたり、これから先に妊娠を検討している方が、ああ、こんな感じかあ、と想像する一例となれば幸いです。安らかでありますように。

次回は、パートナー育成について書こうかなと。義務ではなく、お父さんになる権利、旦那として妻をサポートできるパートナーとしての権利として、彼がこの機会に自らを高めていけるサポートをしているのですが、これまでの長かった過程や今の取り組みについて触れられたらとおもいます。

お気持ちを添えていただけたこと心よりうれしく想います。あなたの胸に想いが響いていたら幸いです。