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ゆるっとマガジンはじめます

自分用のSlackがあって、感情日記をつけている。そこにいる私は、まったくもってどうしようもない。すぐに音を上げるし、泣いて傷ついてばかりだし、弱い。でも、時間が経って客観的に離れて見つめたら、ああ、ちゃんと人間だなぁ、って思う。それを隠して、立派に生きている人も素敵だけど、わたしは弱さも認めて立っているひとに魅力を感じる。強さを感じる。

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2020年10月19日(月)
雨の音がする。
生きることも死ぬことも、地続きだと何度も思う。眠たくて意識が遠のきそうなのも、全部雨のせいにしてしまおう。ヒーターを出して、昨日買ったばかりのニットを着た。リモートだから、仕事はいつでも始められて、誰とも話さなくても完結する。テキストでやりとりをして、些細なことで傷付いたり、うれしくて笑ってもひとりだ。雨の日に、傘をさすのが下手だから無理して出勤しなくていいのはすごく嬉しい。

先月で28歳になった。余裕がなくて、部屋はぐちゃぐちゃで、メンタルも割とぼろぼろで、ご飯を食べるのも面倒になった。10月になって、感情の波はいくつもあるけれど、自分のサイズを正しくはかる、練習をまだ続けている途中。心がかたまってしまって、感情がマイナス以外に揺れることが少なくなってしまったのが悔しくて、マガジンを始めることにした。安全な場所、もしも雑談のように、わたしの日々をのぞいてみてもいいかな、という人がいたら読んでもらえるとうれしいです。

無料のものよりちょっと踏み込んだ日々のこと、生活、離れて暮らしている恋人のこと、過去の恋愛、家族、仕事、考えている途中のこと。ジャンルは決めずに、感情が揺れたときのことを書いていきます。明日、11月からスタート。

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坂元裕二さん脚本のスイッチ(1話完結ドラマ)を見たときに、最後のくだりがすごく好きだったなぁ、と思い返す。

結婚、してみればいいじゃん
あたしの面倒大変でしょ
すごーく厄介です
でも、でもね、君がいなかったら俺の人生味気ないものになってたと思う
君がいる人生で、面白くてよかったよ
まあ、概ね同感です

いつもキラキラしている人を見て、自分よりもパワフルな人たちばかり見て、自分の毎日をつまらないなぁ、輪郭が透明になっていくなぁ、って思ってしまうけれど、きっと捉え方を変えてみたらどんな日々も味気ある人生だと思う。そう思いたいから、書く。

PCの画面では、私の大好きな人が歌っている。大人の本気ってめちゃくちゃかっこいい、舞台の上の人だけでなく、それを支えているいくつもの当たり前じゃないものを思う。そこに感謝を忘れず、真ん中に立つ人を、私はずっと追いかけるだろう。

まとまりはないけれど、おしまい。おやすみなさい。もう、今年もあと2ヶ月になるね。

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