山葵日記|2024.3.28.

保護猫のトライアルを始めた。保護猫ネームは、コウ君(仮)。2歳後半の男の子。体重は6.2キロある。わたしたちは、わさびと名付けようと思っている。だから山葵日記。先住猫は、ハル。

3/28(木)
吉澤嘉代子ちゃんの新曲アルバム「六花りっか」の1曲目は、みどりの月。「エメラルドグリーンの瞳に映った雨 春の風の匂いがした」と歌っている。コウ君の目は、光に反射すると黄色で、普段は緑色。

昨日の夜、えさを食べたあと、割と長く遊べた。夜が調子がいいらしい。寝たらまた距離感がリセットされるのだろうか、とオットと話す。

日中、近所の子どもたちが春休みなので早い時間から遊んでいる声が聞こえ、それに毎回びっくりしている。不憫だけど、慣れるしかない。子どもの一人は、印象的な歌詞の歌を大きな声でうたっていて(もう忘れてしまったけど)平和で笑ってしまった。
落ち着かないのか、二段ケージの上の段と、その先にあるハンモックを行ったり来たりする。あげく、敷いている毛布の下に潜り込んでふて寝。そんなに嫌だったか。

気分転換になるかと、おもちゃを急に入れたら、めちゃくちゃ驚いてびびってシャーされた。ごめん。低い唸り声もあげたので、とりあえず回収。おそらくハルの匂いがついたものを急に入れられて嫌だったのだろう。
ストレス解消になればいいな〜と、エビフライけりけりをAmazonで注文する。野良の人慣れにいいという孫の手も今日来る。

私の自室にいて、だいぶ私には慣れてきたので、人間は部屋をチェンジして過ごす。オットのことも、ちゅーるをくれる人だと認識したのか、彼がいてもびびりすぎることなく過ごしていたそうだ。

夜ご飯、待ちきれないように準備する手元を見て、ハンモックから降りて寄ってくる。カリカリはあまり食べないので、保護主さんからいただいたモンプチをかけると、わしゃわしゃ食べた。
ちゅーるも即完食。その調子で通常カリカリも食べておくれ。今日の夜は、人間がいてもご飯を食べていた。えらい。

Amazonが鬼の速さで配達してくれて、夜には孫の手もエビフライも届いた。ちゅーるをあげながら孫の手レッスン。人間の匂いもつけて、匂いを嗅がせて、怖くないよ〜と言うけど、めちゃビビって、猫パンチ。ちゅーるをあげながらだと、そちらに夢中になっているので、孫の手で触ってもいけた。
地道に繰り返して、1ヶ月くらいで、少しはマシになるらしい。

ケージのカバーをかけている割合を少しだけ減らしたのに、ハンモックに逃げない時間が増えた。1日での慣れ度合いがすごい。これを書いている今は、エビフライけりけりで一通り遊び疲れて、2段ケージの上の段で寝ている。やっぱり大きい。トトロみたいに、お腹が呼吸で膨らんでは戻るのを見ている。一週間経ったら、ハルと対面できるだろうか。

少し見えるようになった私の部屋や室内、窓を気にして首を伸ばす姿がかわいい。できることが増えるのは、楽しいよね。

エビフライと添い寝


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