山葵日記・完|2024.4.29.

保護猫のトライアルを始めた。保護猫ネームは、コウ君(仮)。2歳後半の男の子。体重は6.2キロある。わたしたちは、わさびと名付けようと思っている。だから山葵日記。先住猫は、ハル。

4/20(土)〜25(木)
前回から間が空いた。週末は東京レインボープライドに出展側としてボランティア参加したり、吉澤嘉代子ちゃんライブに久しぶりに足を運んだり、新卒の会社で一緒に働いていた方から連絡をもらって保護猫話をしたりしていた。

朝、わたしが起きるの遅くてハルとコウ君から「遅いよ!お腹空いたよ!」と苦情を言いに来られたり、ちゅーるタイムでもわたしの足を若干踏んでいるのに気付かずちゅーるに向かってきたり。
なんでもない夜に、猫が二匹付かず離れずの距離でゆったりしているのを眺めていると、平和だな、幸せだな、と思える。
コウ君がやってきて1ヶ月が経った。あっという間にも思えるし、長かったようにも思える。今の現状にすぐ慣れてしまうから、記録していてよかったなと思う。

4/26(金)
朝だらだら眠ってしまい、遅めに起床。晴れていたけど、なんとなく体が重たい日だった。ストレッチとプランクはやった。えらい。敷いたままにしていたヨガマットにコウ君がやってきて興味津々。

朝のうちに、正式譲渡を希望する連絡を入れた。わたしがやりとりしている保護団体は、かなり手厚くサポートしてくれるので、1ヶ月おきに報告義務がある。だから、ここで切れてしまうわけではなくて、安心だ。
まだがっつり触れないことで、1-2ヶ月先にあるワクチン接種のときにキャリーに入れられないかもしれない、と相談したら、ちゅーるなどで誘導して布やネットを被せてみましょう、期日は少し後ろになっても大丈夫です、とお返事いただく。

何かが今日から突然変わるわけでもない。ハルもコウ君も、もしかしたら1匹だったら、他の猫とのほうが相性良かったのかも、と考えてしまうことはある。幸せの形は決められないし、試してみることもできない。
だからできる限りの愛情を注いで、幸せでいてほしい。できる限り居心地よく暮らしてもらえるように、人間はできることをしよう。

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4/27(土)〜29(月祝)
ゆるりとゴールデンウィークに突入。といっても間の3日間は仕事なので、3連休+4連休。入居してから手が回っておらず、雑草伸び放題で放っておいた家の周辺の雑草を抜き、土をならして砂利を敷いた。地道な作業だけどやる前と後の差は歴然、達成感があって面白い。こんなところによく埋まっていたね、というくらい色々生き物が出てきて怖かったけれど、それだけ土が豊かということで。夏前に着手できてよかった。
人間が庭仕事しているのを、猫たちは興味深そうに眺めていた。何かを隔てていれば、コウ君も強気でぐいぐい見に来る。特別なことは何もしていないけれど、穏やかな休日。

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この先は、不定期ですがコウ君の人慣れは地道に続けていくので、Instagramで更新します。1ヶ月お付き合いいただきありがとうございました!
猫や犬を迎える際に、保護猫・保護犬を選択肢に入れる方が少しでも増えるといいな、と思っています。

ダンボールを噛みちぎるのにハマっています
ちゅーるで人慣れ訓練
偶然シンクロを撮影できました

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