山葵日記|2024.4.5.

保護猫のトライアルを始めた。保護猫ネームは、コウ君(仮)。2歳後半の男の子。体重は6.2キロある。わたしたちは、わさびと名付けようと思っている。だから山葵日記。先住猫は、ハル。

4/4(木)
前日の夜に、ケージをわたしの部屋からリビングに移動させた。このままではハルとずっと険悪になってしまいそうだと思ったから。それにより、コウ君は若干ビビってしまった。ごめんね。

起きて二匹にえさをやる。ケージ越し・さらにはダンボールでの目隠しありなので、お互いに目が合わず一緒にご飯は食べられた。わたしは眠たすぎて二度寝。

モニタを使わないミーティングなどはリビングのソファでやる。コウ君はケージの中からハルを呼んでいるが、ハルはガン無視するか近寄ってわざわざシャーするかの二択。難しいね。

夜、適度な距離感を保ってリビングで遊び、二匹ともに遊び疲れて眠るのを、本を読みながら眺める。静かにそれぞれの場所で丸くなっている。それだけのことが、幸せだと思う。

4/5(金)
結構桜が咲いているよ、とオット情報。お昼を買いにコンビニに行くとき、住居に植わっている桜に遭遇した。蕾すらままならないと思っていたのに、こんなに急速に咲くのはすごい。

朝ご飯を一緒に食べてもらい、少しだけ遊ぶ。ハルのほうがコウ君を怖がっているのかもしれない。色々なサイトを見て、とにかく先住猫ファーストだと書いてあるので、先にハルの名を呼び、かまい、無駄に撫で、さわる。嫌ではなさそう。ここのところずっと寝室にやってきていたが、今朝は起きたらいなかった。不安な気持ちが落ち着いてきたのならいいな。

合間に、孫の手でコウ君を撫でる。孫の手であれば、撫でさせてはもらえるようになってきた。指を近づけると人間の匂いも嗅ぐ。ハルと交互に撫でて、体に匂いをつけて慣れてもらう。今日は少しだけ寒い。

夜、ご飯を二匹は一緒に食べた。わたしは疲れてしまって動く気がしなかったので、なんとなく食べ終わった二匹をそのまま見ながらソファに寝転んでいた。
ハルは、少し離れた距離からコウ君をじっと静かに見つめていたが、ふいにわたしが寝ているソファの上にやってきて、わたしを踏んだあと、ソファのハルの定位置=コウ君がいるケージの真ん前に座って丸くなった!!!!!シャーもしてなくて、ただ静かに二匹は座っている時間が、体感10分くらい流れた。わたしは嬉しくなって保護主さんに追いメッセージしてしまった。そのあと、えらかったね〜と同時にちゅーるをあげる。

わたしは、苦手な人ができると、まさに威嚇しかねず距離を取って生きていきたい社会性の無さなので、猫たちは受け入れ力が高くてめちゃくちゃ偉い。
まだまだ一歩だけど、このまま威嚇し続けて喧嘩する仲になってしまったらどうしようと心配していたので、心が少し軽くなった。人間が心配するよりずっと生き物はしなやかでシンプル。

初めての穏やかな対面の瞬間(なんかすごくハルが大きく見えるのは何でだろう)
出先で出会った、お花見気分
体は大きいけど鳴き声は高くてかわいい

この記事が参加している募集

猫のいるしあわせ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?