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手紙を書こうって想ってくれる気持ちが嬉しい

手紙をここ1ヶ月くらいの間に3通もらった。ほわんと心が温かくなって、嬉しくなって、何度も読み返している。手書きの文字が好きなのは何故だろう。温度感って、個人的に大事にしているポイントかもしれない。LINEやメールの文章からも、温度を感じて気分が揺れることがある。

詰め込みすぎて、他者を思う余裕がなくなる。そんな日々に少し入り込んで、心を温めてくれる。自分の時間を少しだけでも割いてくれた、その事実が嬉しいのかもしれない。情報があふれている日々で、手を止めて、ある人のことを想って書こうとしてくれるその姿勢が嬉しい。

私自身も、何かの折に、母から手紙をもらっていたのを思い出す。誕生日には家族に手紙やポストカードを書いていた。いつの間にか、それはLINEになって、すぐに届いてしまうから感覚も薄れてしまっているのだけれど、だからこそ今そういう時間の使い方をしてくれる人がいることを貴重に感じるのかもしれない。

ささいなメモ、便箋と封筒、色を選んでいたペン、開く前の高揚感。何事にも変えがたい体験だと思う。なんだか大袈裟に書いてしまったけれど、私は文字からエネルギーをもらえるし、その人がそこにいる気がする。

三連休、好きな人たちに手紙を書こう。余裕をなくして慌ただしくしている日々に、少し強引にでもいいから「手紙を書く」って予定を入れることで深呼吸する時間をつくろう。便箋と封筒、眠っている万年筆。ありがとう、って気持ちを込めて。

#毎日 #なんでもないこと


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