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ふっくら膨らんだらどうなるか

ふと思いたってひさしぶりにnoteを書いてみています。
何年ぶりなのか。怖いから過去の記事は見ていない。

ドサボり魔なのでひとつのことを日々重ねられない。
本当は1週間ほど溜めてしまっている日記(数日分を思い出しながら気が向いた時だけ書いている)を書こうと思ったけど、手帳がどこに行ったかわからない…すぐに部屋の中で物を無くす。
でも頭の中のなにかを文字にしたい、今すぐに!!
焦って何度も部屋を探したけど出てこなくて、仕事の予定とかも書いている手帳なのになぜすぐに無くす…しかも部屋のなかで…しかもこんなことはしょっちゅうだ…阿呆なのか…
…と、ひとつ何かをやる毎にみっつよっつの自分のだめさが露呈する。
ああ今日もわたしっていつも通りわたしだわ~、と思いながらキーボードを打っている。

多分以前noteを書いていたのはコロナ禍前なのだけど、家(賃貸)・街・バイト・人間関係、そういえば使っているパソコンも変わりました。
やっとそういう変化を受け入れたというか、後悔をしなくなったというか、ストンといろいろ腑に落ちてきた。ぽろぽろとね。
毎日数時間仕事をして、コーヒーを淹れたり展示室の中で回遊魚になったり、本を読んだり映画見たり刺繍したり(ヘッダーの写真など)散歩したりしています。
そしてすぐに泣いています。
主に読書と映画で、です。

今日はひさしぶりに読んだ伊藤理佐先生の「ミックスリサ1」の不倫男にふられた帰り道の話と、晩ごはんのお好み焼き用にキャベツの千切りをしながらながら観ていた「クレヨンしんちゃん 栄光のヤキニクロード」のしんちゃんの自転車から熱海までの一連の流れで2回号泣していて(途中で千切りをやめて最後まで見入ってしまった)、わたしったら情緒がふっくらしているわね、と思いながら「ふっくら」?とは??とひっかかっている、今。

ふっくらと言えば、
・こむぎさん(実家の猫)のおなか
・炊き立てのごはん
・ちょっと空気をいれすぎたけどいい感じに増えたスチームミルク
・寝る前に整えた羽毛ふとん
などなど。
思いつくのはいいものばかりなのできっといい状態なんだと思うのです。

急激に心が動きそうなものは避けた生活を心がけていたのですが、なんだか心が動きすぎると不安になりませんか?
あんまり動いてしまうとすぐには戻れないし、戻ってものびきった風船みたいにビロビロにへたってしまう。
思い返せばずっとそんな生活ばかりだ。

もっといつもいろんな事にふっくらしていたいな、と思う。
ふかふかであったかくて、流れるようにたゆたう人間がいいな。

20代の頃は仕事ができるきちんとした人になりたかった。
30代に入ってからは自分を貫ける強さと軸のある人に。
今現在、35歳のわたしはふっくらした人間になりたいと思っている。

人は変わるなぁ、と前は悲しかったことをいいことのように思えているようで、ここまで書いて気持ちがまくら一個分軽くなったような気がする。
なぜまくらかと言うともう眠いからです。
9時には眠くて10時には寝ていて、5時半に起きているからです。
眠る前に不安なことや悲しいことを考えていると、次の日の寝起きの気持ちも悲しかったり不安になったりすると何かで読んだので、なるべくいいことか怖い話(好き)を考えて眠っています。
そういえばこれは効果が出ているんだろうか?
明日覚えていたら考えてみよう。

とりあえず「クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ4人の勇者」を観始めてしまったので、ななこのシーンで今日あともう1回泣くと思う。
そして多分またすこしふっくらしていると思う。

紙や印刷や加工にまつわる色んな方に会いにいく旅に使わせていただきます!