【バスケ】【Bリーグ】「大阪vs三遠(2022.4.2)、生観戦日記(その1。生観戦の理由、試合の内容)。」

 はじめに(なぜ、この試合を生観戦しようと思ったのか)

 最初に、「なぜ生観戦でこの試合を選んだのか」の理由から綴ります。

 (1)地元が関西圏で、現在の応援球団が「大阪」「京都」であること。
 (2)「日程的事情」。日程が合ったこともあるけど、今回を逃すと「今季の大阪の生観戦」がもうできなくなるかもということがあった。

 (3)相手である「三遠への興味」。これは主に3つあります。
 [1]シンプルに「なぜ勝てないのか」。昨オフ、数人の有力選手の退団はあったものの、新入団選手は「潜在能力が高い(と考えられている)選手」が多くいた。それなのになぜこれほどに大負けしているのか?と、一バスケファンとして純粋に強い疑問符であったので、この目で観たかった。

 [2]今オフの移籍市場で、三遠には「移籍市場の目玉」になるだろう選手が複数いること。
 はっきりいえば「S・ラベナ(昨オフに「複数年契約」を結んでいることはわかっているが、「Bリーグの現行レギュレーションの特殊事情」的に争奪戦は不可避ではと自分は感じている)」及び「松脇(DF型が欲しい球団にとっては今オフの最大ターゲットだろうと。今季は松脇個人は「CSレベル」の能力を持つことを証明できてるから)」。
 それと、これとは別に、「ハリス」(Bリーグの外国人選手の中でも好選手と自分は思っているので)及び「ヒサタケ」(これは後述でより深く触れたいなと。シンプルに「観ていて楽しい選手」だから)を是非観たかったからも、理由の一つです。

 [3]配信(バスケットLIVE)で、三遠の試合を数試合観ていて(後追い視聴もいくつか含まれますけど)、「ある人物」に心を惹かれるようになったこと。この、漠然とだけど「心を惹かれる」のはなぜ?ということを、この眼で生観戦することでその正体が見えてくるのではと。


 主として、上述の3つ(細かく言えば「5つ」)が理由です。
 これに加えて、「普通にやれば、この試合こそは大阪は勝てるだろう」ということも、理由の一つでした。
 ですけど、三遠は「単純に弱いチーム」とは思っていなくて、「何かきっかけさえあれば」勢いに乗れるチーム、今季のロスターはそのような感じを抱いていたんですよね。少なくとも、机上のロスターでは「京都、滋賀、北海道」よりは魅力的といえるのではと自分は思っているので(この「机上」通りにいかなかった理由も、これから綴っていきます。「故障者の続出」も理由の一つではあるかなですけど、むしろ「それ以外の要素」が大きいので歯が、生観戦を通して感じたことです)。

 これから、「生観戦日記」を綴ります。「ある人物」が誰のことかも、そこで言及させて頂きます。


 試合前(その1。「大阪の生観戦でのいいところ」)

 今回は「11時55分に開場(FC会員のため)、15時10分に開始」です。
 ですので、9時57分にJR桜島駅を出発、10時09分にアリーナ前のバス停に到着でした。
 到着して、すぐに列に並ぶ。自分は「FC会員列」でしたけど、自分の隣(一般会員列の前から3人目のところ)が、中学生くらい?の女子5人組で(この日は「箕面市民デー」とのことでしたけど、恐らくその「招待券」?)、なんだか嬉しいなあの感じで。

 スポーツの裾野を拡げるには、これはどのスポーツにもいえますけど、
 「『10代(中高生)~20代の若い女性』が、そのスポーツを『好き』と感じられること。」
 これがとても大切と自分は思ってるんですよね。特に中高生の段階で、「このスポーツって素敵だね」と出会えたスポーツは、「愛着の度合いがより深まるのでは」と、感覚的にですけど自分はそう考えるのです。




 11時55分、開場。会場直後の手荷物検査で、自分はいつも手間取るのですけど、今回はすっといけました。
 入場して程なくすると、前座試合が。
 今回は「大阪学院大高vs福岡大大濠高」。




 生観戦の理由はこれではなかったとはいえ、正直「嬉しい驚き」で。
 そう、「大阪のいいところ」の一つが、これなんですよ。




 いま、いくつかリンク添付をさせて頂きましたけど、

 「ウインターカップ大阪府予選の決勝の同日開催」
 「キッズ3x3トーナメント」
 「大阪府の学校vs他県の有力校(いわゆる「招待試合」)」

 そう、いま挙げたことこそ、「大阪エヴェッサの特に『いいところ』」です。




 そう、「裾野を拡げる取り組み」「子どもが参加できる」ということ。
 「バスケが地域社会に根付く」ためには、このことが最も有意義と自分は思ってるんですよね。

 日程次第ではあるのですけど、「ウインターカップ大阪府予選決勝との同日開催」及び「キッズ3x3トーナメント」の開催日の試合は、来季以降も是非とも生観戦させて頂きたいなあ、と強く感じますから。
 理由?シンプルに「バスケって素晴らしい、楽しい!」と実感できるから。それに、子どものプレーを通して、バスケの魅力、本質に気付けたり再認識できたりしますので。それって自分にとっては貴重な「学び」「気付き」なんですよね、いわば「内面的世界」を拡げ深めてくれると。

 これは、「招待試合」にもいえます。高校野球を観ている人間ならば御存じの人間がいるかもです、例えば大阪桐蔭、智辯和歌山とかの「強豪校としてよく知られている学校」は、確か高知や福井とかの招待試合に参加させて頂くことが何回かある(勿論、これも「練習試合」としてカウントされます)、それと相通ずることです。
 これは、エヴェッサの着眼点がよいのか、引越革命さんの尽力が大きいのか、それとも両方かはわかりませんけど、いずれにせよ「今後もずっと続けて欲しい素敵な取り組み」と自分は伝えたいです、一バスケファンとして。

 ちなみに今回の試合、「大阪学院大vs福岡大大濠」。
 「59-95」、福岡大大濠の完勝。
 「まあ、そうでしょうね」の感じですし、実はこの前座試合(招待試合)は途中までしか見られなかったのですけど、もう、福岡大大濠のスキルが圧倒的。シンプルに「ただただ、すごい」でした。

 いま、前座試合は途中までしか見られなかった、と述べました。
 理由は、13時30分から「フリースローチャレンジ」に参加させて頂いていたからです。
 なぜ、参加させて頂きたかったかって?これからずっと、何らかの形でもバスケに向き合い続けたい想いを持つ自分としては、バスケを少しでも体感したいから、これが一つ。それとシンプルに「体を動かしたいから」です。
 自分の場合、スポーツジムに通っている訳ではないですので、どうしても身体がなまりがちですので、このような機会は「貴重」ですので。
 今回は「2回挑戦、2回すべて成功」でした。結果がどうであれ、チャレンジすることに意義があると思っていますけど、「2回すべて成功」、素直にとても嬉しいなあの感じです。


 試合前(その2。三遠の「最重要戦力のある人物」とは誰か)

 で、アリーナ内に戻る。今回のメインの試合、「大阪vs三遠」、両チームの選手のウォーミングアップの開始です。
 実は今回の試合。対戦相手である三遠の試合を数試合観ていて「ある人物」に心を惹かれるようになった、と述べました。ウォーミングアップには、やはり「ある人物」がいました。この「ある人物」こそ、いまの三遠にとって「最重要戦力」であり、「今オフ、最優先で全力で流出阻止せねばならない人物」と思ってます。では、「ある人物」とは誰か。




 「チームマネージャー」の、「早坂咲輝」さん。
 「咲輝」と書いて「さき」と読みます。大卒3年目の、若い女性マネージャーです。出身は北海道で、北海道で1年アシスタントマネージャーをした後に、2020年7月に三遠に入団、今季で就任2年目です。

 「えっ?選手でもHCでもGMでもないの?なぜこの人に注目なの?」
 読者の中には、恐らくそう思った人間が少なからずいるかなと想像です。

 そう、三遠の試合を数試合観る過程で、この早坂マネージャーに心を惹かれるようになったのですけど、このときは「漠然と」だったんですよね。心を惹かれる理由の正体は、生観戦しないとわからない感じがする、配信だけではわからない(伝わらない)ことが、きっとある感じがするからと。


 で、ウォーミングアップ。ちょくちょくベンチと往復しながら、リング下にいるマネージャー。
 ボールを渡したり、ベンチと行き来したりの合間ではあるけど、ボールがリングに入ると、拍手してる。
 そのしぐさ(振る舞い)が、事務的じゃないんですよね、「鼓舞してる」というか、「励ましてる」というか、そんな感じに映って。

 漠然とだけど、「このマネージャー、他のマネージャーと一味違うぞ」と感じる、不思議と心を惹かれる感覚の正体。

 「ああ、この早坂マネージャー、『選手と共に戦っている』のが伝わる。早坂マネージャーは紛れもなく、三遠の『13人目の選手』だ!」

 そう自分には映ったんですよね。このときはまだ、完全な確信ではなかったですけど、正体は確実に見えてきた感じでと。


 学生スポーツ(高校野球、高校バスケ等)を見ている人間ならば、伝えたいことがわかる人間がいるかもです。大学スポーツだと、マネージャーのことを「主務」と表現したりしますけど。
 特に、高校野球。「記録員は、◎◎さんが努めています」と、中継の「ベンチ入り選手紹介」の終わりに言及があります(主にNHKでの)。
 選手上がりの場合もありますけど、特に女性の記録員の場合は、「マネージャー」になります。今春だと、近江高校、明秀日立高校、鳴門高校などがそうです(今回は不出場ですけど、日大三高校、東邦高校、愛工大名電高校とかも、女性マネージャーの学校になりますね)。
 実は、特に高校野球の中継のときは、マネージャーに注目して見るときがあります。このことについては別途機会があるときに言及できればと思っていますけど。

 そう、高校野球の場合は、ベンチ入り選手の枠が「18人」です。
 ですので、マネージャーは「19人目の選手」なんですよね。
 で、Bリーグの場合は、ベンチ入り選手の枠が「12人」。
 だからいま、マネージャーのことを「13人目の選手」と形容したのです。


 いわゆる「事務処理能力」というか、「タスクをこなす能力」、勿論これはマネージャーとして大切な資質能力かなと想像します。
 ですけど自分は、スポーツチームのマネージャーにとっての「最も大切な資質能力」は
 「選手と同じ目線になれる」
 「選手と共に戦える」
 「選手の心(気持ち)に寄り添える」
 こういった資質能力こそ、特に大切と思っているのです。

 ああ、この早坂マネージャーは、「選手と同じ目線で、選手と共に戦っている」ことが伝わる。まさしく「13人目の選手」だと。


 ちなみにこの試合前のとき、三遠は直近の試合として、島根と異例の「同一カード3連戦」をしていました(結果は3戦全敗。3試合共に配信で観ていました)。
 27日日曜日の第2戦で、カーターが負傷。全治4~6週間(わかりやすく言うと、今季終了)で、この試合はベンチ外。
 30日水曜日の第3戦で、太田が負傷。足首をひねった感じでしたので、これは今回の大阪2連戦は「帯同はするだろうけど、試合は無理だろう」と思っていました。
 そう考えると、インサイド(C,PFの2ポジション)は「ハリス、ヒサタケ、杉浦」で回すことになる(杉浦は、ナチュラルポジションはSFだが、清水HC代行になってからは「ストレッチ4」での起用が増えてきていた)。もともとのチーム状態に加えて、負傷者のことも考えると、より一層大阪有利だろうなあと。さらに述べれば、普通に考えれば、大阪は「勝てて当然」という試合にして欲しい、と思っていた感じです。

 しかし、試合開始時のスタメン。正直、「とても驚き」でした。
 そして、「よし、大阪、今日は勝てるでしょう!」と。


 大阪vs三遠、試合の内容(~大阪目線で。「大阪らしさ」の内容が観られて、一筋の光が~)

 では、試合の内容へ。
 自分の基本的な定位置、「2階席の最上段の中央」(放送席ゾーンの左隣)での生観戦です。勿論、メモ書きをしながらの。

 今回は、基本的に「大阪側の目線」をメインに綴ります。
 これは、「三遠側の目線」を、後述での別途の節でより深く掘り下げて言及したい理由からです。


 試合開始時のスタメン。正直、「とても驚き」というか、
 「おい、三遠、『明後日の方向』のスタメンじゃないか!」
 と、正直感じたんですよね。それと共に、
 「よっしゃ、大阪、今日はもらったでしょう!」
 とも、同時に感じたことです。

 大阪は、ここ最近の「いつメン」。
 「ニュービル-中村-ドンリー-ブラウン-ドブラス」。
 (個人的にはドブラスは「大阪のバスケにそもそも全く合っていない」と思ってるが。人間性のナイスガイぶりが伝わるのでなおさらもどかしい。)

 一方の、三遠のスタメン。
 「山内-津屋-S・ラベナ-太田-ハリス」。
 太田のスタメンに、まず驚きました。ただこれは「プラスの驚き」で、太田は「試合に出てくれて、ありがとう。よかったよ…」と。
 正直、先日の島根戦での足首の負傷は、「あらぬ方向にひねった」感じでしたので、年齢的なことや今季のパフォーマンス、三遠のチーム事情に照らしても、
 「これ、選手生命を絶つ負傷になるかもなあ…。」
 と、正直「祈る想い」でしたので。

 「S・ラベナのスタメン」も、「プラスの驚き」でした。
 ここ数試合でのS・ラベナの起用法は、正直自分は違和感が拭えないでいましたから。

 では何故、この日の三遠のスタメンが「明後日の方向」と感じたのか。
 理由は一つです。「松脇がスタメンにいないこと」。
 「はあ?意味わかんねえし」、これが正直な感覚だったんですよね。
 これがどういうことかは、(その2)で別途言及させて頂きますけど。


 で、試合開始。
 1Q。開始早々から、ブラウン、中村の3Pなど、大阪がやりたい「走るバスケ」「オープン3P」が面白いように決まる。
 「6:33」のニュービルの3P成功の時点で「13-0」のラン!
 (この少し前の「7:00」での「10-0」の時点で、三遠は前半1回目の「60秒タイムアウト」行使でした。勿論「そうせざるを得なかった」意味での。)

 さらに、ドンリーの3Pなどで、「4:17」の時点で「18-0」とランが拡大。
 ここで三遠は前半2回目の「60秒タイムアウト」行使。
 それでもなおも大阪の猛攻は止まらず、「3:32」で「ニュービル→譲次」の「ランニングプレー2P」成功で「21-0」のラン!
 直後に松脇がランニングプレー2P成功で、ようやくランは終わりましたけど、その直後に大阪がすぐさま加点。

 「2:12」で合田がこの日1本目の3Pを「左45度」から成功させて「27-7」。「合田らしいアーチ」を描いたこともあり、会場は大盛り上がり。
 1Qのラストでは中村の「ディープ3P」成功。「34-13」と圧倒で1Q終了。


 2Qで三遠がようやく巻き返しモードになりますけど、大阪も譲次のセカンドチャンスからの2Pなどでセーフティーリードを堅持。
 「5:51」、合田がこの日2本目の3Pを「左45度」から成功!「43-23」、合田は「大スランプ脱出」をアピール。チームメイトも天日HCも嬉しそうな感じが伝わり、会場は早くも最高潮の熱量に。

 「4:57」、前半の「オフィシャル90秒タイムアウト」突入の時点で「45-23」。
 それから程なくしての「4:09」に、三遠はヒサタケの正面3Pを成功させて「47-28」(ちなみにヒサタケは、この試合で3Pを1本、ダンクを2本成功させるなど、会場を何回かどよめかせていました。並里や比江島とは違う意味[?]で、ヒサタケって「ファンタジスタ」ですわと)。

 とはいえ、その後も大阪は巧みな試合運びで、2Q終了時点で「56-36」。
 もうこの時点で、会場は「今日はまず勝てるでしょう」の雰囲気でした。


 3Q開始。大阪はスターティング5と同じメンバー。
 三遠は「田渡-松脇-津屋-ヒサタケ-ハリス」でした。
 (「最初からそうすれば、これほど酷くはならなかっただろうに」と、このときの自分は感じました。自分が三遠のHCならば、津屋ではなくてS・ラベナにしますけど。)

 3Q開始直後は、三遠が1Qの反省を踏まえたのか、「9:11→9:06」に、ヒサタケが「スティール→速攻2P」を繰り出すなど、「6:33」の時点では「3-9」(合計では「59-45」)と巻き返しを示します。
 ここで、三遠の早坂マネージャーが「あるしぐさ」を発動させることに気付くのですけど、これは後述で別途言及させて頂きます。ここで自分は、早坂マネージャーに「心が惹かれることの正体」が「完全なる確信」になりました。

 しかし、この日の大阪は「昨季までの大阪」が完全に戻っていたかの感じで、まさしく「躍動」していました(なおドブラスを除いて)。
 「6:11→6:06」、合田が「スティール→速攻イージー2P」を成功。
 さらに、ニュービル、譲次がFT(フリースロー)を着実に成功させるなどで、「2:47」の時点で「70-52」。正直自分は、この時点で「勝利を確信」でした。
 ここから大阪はさらに加点で突き放して、3Q終了時点で「78-55」。
 「23点差」の大量リード、この時点で「勝負を事実上決めた」感じでした。

 4Qは、大阪はもう「逃げるだけ」。
 「4:46」、後半の「オフィシャル90秒タイムアウト」突入の時点で「85-69」。点差は詰まっているけど、それでも「16点差」、完全に「セーフティーリード」。会場の雰囲気は、完全に「楽観ムード」でした。
 「2:19」、「93-74」になり、大阪と三遠の両方が主力選手をベンチに下げて「ガベージタイム」、つまり「勝負あった」の状態に。

 最終スコアは「98-80」。「100点ゲーム」にはわずかに及びませんでしたけど、1Qの「21-0」のランで大阪が完全に主導権を掌握して、そこから終始大阪ペースの試合内容でした。
 そう、この試合での大阪は「『大阪らしい』、いわば昨季までの大阪が帰ってきたというか、大阪が『やりたいバスケ』をほぼ完遂できた」、大阪目線でいえば「最高に気持ちがいい、スカッとする」試合内容でした。


 ちなみに、翌日(3日日曜日)の第2戦では、「108-81」と、自分の生観戦のとき以上に大阪が終始圧倒の完勝劇。
 エンジンの発動が遅れた感はありますけど、それでも大阪が「やりたいバスケをほぼ完遂できた試合」を2試合積めたことは、今後(勿論これは、来季を含めてです)に向けて大きなプラスと感じます。

 この試合では、今季は12月以降は衰えを隠せなくなってきていたブラウンが、「今季序盤までの『CSレベル』のブラウン」といえるハイパフォーマンス(17得点、EFF23)。合田も上述のように、2本の3P成功を含む「8得点、EFF5」でした。譲次も要所で見せ場をつくって「8得点、5リバウンド、3アシスト、EFF17」。
 ニュービルは、「20得点、9アシスト、EFF30」。20得点はニュービルにしては控えめですけど(それでも圧倒的だが)、ニュービルが「スコアリングの鬼になる必要がなかった」ことが、大阪が「スコア以上にほぼ理想的な試合内容」であった証明でしょう。


 大阪目線では、「大満足の試合」でした。
 ですけど一方で、一人のバスケファンとしては、実は「悲しさ」の方がより強い試合、これが正直な感覚でした。
 これがどういうことかを、(その2)で、「なぜ今季の三遠は『大負け』しているのか」ということで、綴らせて頂きます。


 【バスケットボール#3A】

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