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Instgramの過去といま。 | SNSマーケティングの大切な前提。

いまや、アカウントを持っていない人の方が
少数派になっているのではないかという程
世の中に普及しているInstgram。
Instgramが日本に参入してきた2014年。
大学生だった私は、流行りに敏感で、すぐアプリの利用者になりましたが、
エモいおしゃれな加工ができる!と写真加工アプリと使用していて、
SNSとして認識していないかったし、されていなかったと思います。

本日は、そんなInstagramの歴史や気づきについてお話しさせていただきます。

Instagramの国内シェア率って?

もはや、SNSを利用しない人たちはいないと言っても過言ではないくらい
SNSを利用する人たちは老若男女多岐にわたっています。
Instagramもその例外にあらず。
では、実際のところどれくらいの割合の利用者がいるのかご存知ですか。

日本の主要SNSの利用率ランキング

1位:LINE 93%
2位:YouTube 88%
3位:Instagram 49%
4位:X(旧Twitter) 46%
5位:Facebook 33%

hottolink.co.jp

Instagramは第3位!!
実に49%とと、国民の約半数の人が利用しています。
赤ちゃんや幼稚園生、85歳以上のご年配の方等、
スマートフォンを使わない人の数を抜いたら、
おそらく半数以上になるのではないでしょうか。


主要SNSの利用率

Instagramの歴史


そんな多くの人が利用している Instgramですが、
辿ると多く変化を遂げて今のユーザーシェア率を獲得しています。
今日はそんなInstagramの変化と共に、
時代の変化に適応していくことの大切さについてお届けします。

身近な人に写真日記時代

Instgramはもともとは、友人や家族など、身近な関係性を軸としたSNS上の繋がりを示す「プライベートグラフ」で繋がる体験を中心にしたプラットフォームでした。

なので、現在のように「インフルエンサー」や「芸能人」を身近に感じられたり、自分自身が発信力をつけ、影響力を得られるような媒体を意図していたわけではなかったことがわかります。

初期のInstagramは、「モノ(大好きなこと)」よりも「大切な人(人)」と繋がれる場所として使われていました。

hottolink.co.jp

この言葉からも、今のInstagramと真逆の利用用途であることが伺えますね。私も大学生だった2014年は、写真加工用アプリとしてInstagramを使っていたのを覚えています。写真を誰でも見れるところに共有することに恥ずかしさもあったからだったと思います。


流行語まで生みだした |  インスタ映え時代

そんな中、ハッシュタグ機能の到来により、Instagramユーザーは自分の興味関心に沿ったモノやコト(インフルエンサーも含む)と出会えるツールになります。そのことで、「大好きなことと、あなたを近づける」というミッションを達成したのもこのタイミングです。

こうして、Instagramは、ヒト軸(「大切な人」)とモノ軸(「大好きなこと」)の2軸を中心に価値を提供し、発展してきた言えます。

インスタ映えしているInstagramアカウント

写真出典: https://jp.omsystem.com/product/dslr/beginner/photo-technique-instagram/index.html


この時代に、プロのカメラマンが撮ったかのような写真をあげることで、
「美しいモノやコトを写し取った画像」「美しい瞬間を生きている自分」を映し出す、インスタ映え文化が到来したのもこの時期です。

ググるよりタグる。 |  Google化時代

ハッシュタグの到来は、自分の興味関心ごとに出会えるという領域の先にいくことになります。
まさに、Google化。Instagramは検索エンジンとしても使われるようになっていきます。

「ググるからタグるへ」

hottolink.co.jp

こんなワードを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
最近の流行り物をタイムリーで探したい場合、もはやGoogleで探すよりもタグった方が確実に情報を得られると言っても過言じゃありません。

タグってみた結果

写真よりリール。動画が見たい。 |  Youtube & TikTok化時代

そんな写真から情報を取る、そのことに徹底していたInstagramが大きな変化を遂げたのがリールとインスタライブの存在です。
いまや、個人が表現したいものを届ける短い動画をInstagramで誰もが目にしているでしょう。また、インスタライブを通じて、有名人を身近に感じられたり、個人にファンを募れたりする時代も,到来しました。

Instagramのリール機能

タレント、ダンス、料理、お笑い、エンタメ、便利ツールなどなど。
動画スタイルは多種多様です。

リールの存在から、Instagramの競合は動画エンタメまで広がったと言われています。
「好きなクリエイターをみる」「クリエイターが輝く場所」というサービスへと変化を遂げたのがこのタイミングです。

もはや、商品が買えるようになった |  Amzon化時代

最近のInstagramはついにソーシャルコマースの機能がつきました。
ビジネス用のアカウントからであれば、
商品が買えるようになりました。

こうなってくると競合他社はAmazonや、楽天市場といった、オンラインで商品が購入できる媒体になります。
Instagramで商品が買えるようになったことにより、新たな購買動機が作られたと言われています。

「自分で商品を探さずとも/暇つぶしにInstagramを見ている状態であっても、興味関心に合った商品がレコメンドされ、購入につながる」という「発見型コマース」を通じて、eコマース領域を伸長させたい狙いがあると言われています。

Instagramのショッピング機能

写真出典: https://www.google.com/amp/s/webtan.impress.co.jp/e/2021/12/21/41950%3famp

変化し続けるInstagram 次は何になる?

ここまでの、歴史をざっと見ても、Instagramは私が利用し始めた2014年からの10年間に転機が何度もあったことがわかります。

一つだけ確実に言えるのは、もう「Instagramは写真共有アプリではない」ということ。
2017年にインスタ映えという言葉が流行語を取得してからわずか5年近くで、google化、エンタメ化(Youtube/tiktok)、Amazon化と4つの変化をしている。Instagram。

このことからも世の中の変化がかなりスピーディであることが伺えます。
私もInstagramの変化のスピードと順応さに負けず、
時代の変化に応じて変わり続ける人でいられるよう、日々成長していきます。

参考記事:
2024年|日本・世界のSNSの利用者数ランキングまとめ!SNS別のマーケティング成功事例も解説

【完全版】インスタはGoogle化し、Amazon化し、TikTok化する。企業が知っておくべきInstagramの歴史と未来

今日もワクワクな1日を*
*ainitch*
石田愛奈/Aina Ishida

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