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2019年振り返り 家族編② ASD長男、中学へ

今年の振り返りの続き。

家族ネタですが、

親が満たされる子育て、

大切にしたい家族文化、

発達障害、

…などなど、いろんなエッセンスを込めています。

どなたかのご参考になれば嬉しいです。

今回は自閉症スペクトラム(ASD)と診断された長男の小学校卒業と中学入学にまつわるあれこれ。

放課後デイ見学 未熟な母の失敗

小学校では6年間、学童に通った長男。

(最後は反抗期真っ盛りで、先生方にはだいぶ反発していたようだけど…)

中学入学にあたって、放課後デイサービスを初めて見学。

行くまでにも結構スッタモンダしたんだよな…

あの時、私も長男もよく頑張った❗️

頑張りすぎた❓ 張りすぎた❓

長男が意を決してせっかく来てくれたのに、初めての場所で大人しいのをいいことに、自習させちゃったよね〜。

結果、大失敗。

(いや、今の気づきにつながっているから、失敗しても、まぁ良いんだけど)

「中学生は勉強するもの」なんて、この頃はまだ思っていたから…

(いや、今もまだ、心の底でそう考えているかもしれない…)

果たすべき目的はなんだった❓

本人の居場所探しだったのに、「行かされる」のが嫌な長男にとって、結局、ここは居場所になれず…

ごめんよ、母は未熟だったさ。

今も家庭と学校の次の居場所は見つからず…

来年はどこか見つけられるといいね。

それも本人が探し当てるもの。

親は本人の求めに応じて手伝うくらいで、(いや、情報提供はするけれどもね)

いつか自分に合った場所を探し当てるだろうと、本人を信じて待つことしかできないのだけど。

中学への進学 普通級の葛藤

6年間1クラスだった小学校から、7クラスある中学校へ。

クラスメイトみんな家族のような密度の濃さから、イメージチェンジの吉凶やいかに…❓

…いや、そんな変わらないよね。ただ1クラスの人数が増えただけ。

学区内の中学校より、学区外の中学校の方が徒歩で通うには近くて、

さらに、他の小学校から団地育ちの厳しい競争に揉まれてきた、やんちゃでたくましい子たちが集まる雰囲気より、文教地区の落ち着いた穏やかな雰囲気が本人にも合っていると感じて、

学区外申請。

結果、よかったと思う。

特殊学級があるので、ユニバーサル教育を掲げていて、

(ただし、理念を掲げても、それが実現しているかどうかは別問題)

いろんな子が自他を尊重する雰囲気をまぁまぁ感じられる。

特殊学級は、やや重度の障害の子が中心なので、グレーゾーンの本人は、見学もしたけれど、自身が通うには、違和感があり、

情緒学級のある学校も見学したけれど、バス通学で自宅からも遠く、保護者としてサポートするのにも限界を感じ、

(今でも「一緒に学校へ行って❗️」と通勤前にリクエストされることがあり…遠い学校は送迎や行事の参観はどうしても限界が💦)

学校の教科書も春休み中に個人購入して、意気込んでいたんだけど、今のところサポートらしいことは何もできず…

(いや、親がしゃしゃり出てきたらうざがられる思春期だけどね)

来年は勉強のことにも、もっとコミットしよう。

クラスのペースでは、どうしてもノートが取れず、

2学期中盤から、なんと1時間目から6時間目まで、ずーっと寝ていると…

(たぶん、先生が話す言葉も内容も興味を持てなさすぎて、ロシア語かアラビア語の授業を受けているような感覚❓)

検査を担当した心理士にも、主治医にも、「本人の問題ではなく、環境を整えないと。学習=意欲ですからね」と指摘されている通り、

ゲームやアニメなど、好きなことに対しては書いてまとめたりもするのに、学校の勉強に対して意欲を失っており、

普通級で合理的配慮をどうお願いしていくか、それも最優先課題。

うん、来年は本人の取説を一緒に作ろう。

卒業〜入学へ

話が前後するけれど、長男の小学校卒業と中学入学は、わが家初のイベントで、何をするにも初体験の連続だった。

小学校卒業間際にぶかぶかの制服も採寸して、

詰襟はやっぱり成長を感じるよね。

2年、5年、6年と、3年間お世話になった熱い担任と親友と。

小学校6年間、いろいろあったけれど、本当にお世話になりました❗️

みんな、ありがとう。

しっかり者の女の子たちと無邪気な男の子たち。面白いクラスだったね。

字を書くのは苦手な長男のこの作品を見たら、親としては感慨深さもひとしお。

書道も苦手な中で頑張っていたんだなぁと。

「好きな一字」で選んだ夢。彼自身が本当の夢を見出して、叶えるために、親として何ができるだろう。

入学式の日。マルコメになった三男と。

この初々しさも、いずれ懐かしくなるんだろうな。

子育てって、振り返ると、本当にあっという間だ。

だから、今、この瞬間にできることを尽くしたい、とあらためて感じる年の瀬。

ここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます😊

またまた続く…。

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