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振り返り①悲しめ、自分の中軸に忠実に

和田玲子さん(玲ちゃん)のセッションを受けてから明日で10日…。2022年のテーマを他者視点で見つけるのもいいかな? と気軽に受けてみたコーチングだったけど、私には予想外の自分自身の姿を知ることになり、深い気づきをもたらした。言葉にならないものを無理に表に出そうとせず、じっくりそのまま自分の中に抱いてみた。書きたかったけど今日まで書けなかったこと。それを少しずつアウトプットしていけたらいいと思う。

つらかったことに蓋をして嘆き足りなかった

2021年に直面した家族トラブルによって、感情も暮らしも揺さぶられた。それを揺さぶってきたのは私自身なのかもしれない。とにかく、こうしたいのにそうならない、思い通りにならない、働きかけても期待とは別の反応が返ってくる――そんなことの連続で、内心はほとほと疲れていた。

2021年を玲ちゃんと振り返っていたら、「悲しみの声が聞こえてくるよ」と言ってもらった。「自分の感情に蓋をしてきたから、嘆き足りないんだね・・・」

蓋をするのは自分を守るための行動。その行為自体にいい、悪いはなくて、生きるための本能だった。でも、心の中にいる私はまだ泣いていた。

「私が元気にならなくちゃ」「いつまでも落ち込んでいられない」と頑張ってきた自分に気付けた。いつまでもくよくよしていられない――そう自分を奮い立たせてきたけど、本音はもっと、悲しんで、もっとじっくりその感情を味わいたかったんだなぁと気付けた。

じっくり味わいつくしたら、無理に起こさなくても、自然と心は起きてくる。それまで、焦らず時間をかけて、ゴールを決めずに、ただそんな自分を受けとめられたらいい。待とう、待ってみよう。私自身のペースを大切に。

自由奔放・・・の「つもり」とその反動

ずーっと好きに生きてきた。好きなことをたくさんやらせてもらって、何にも障害がない・・・つもりだった。でも、玲ちゃんの突っ込みを受けて、自分の口をついた答えは、言葉の端々から、どれだけ他者が気になっているんだ…と思い知る内容だった(爆)。

「目立つ人は叩かれるからね…叩かれてきたんだね…」

私が事実、そうだったかどうかは別として、私自身が「世間を気にせよ」「もっと人の目を意識しよう」と自分に突き付けてきたんだろう。自由奔放の反動ともいうべきか、自分への見えないけれど強固な制裁。あぁ、なんて他人軸に影響されてきたんだろう。

つらいと感じるのは私自身。他人が気になるのも私自身の癖。その中で、どう自分軸を取り戻すか。「好きなことをたくさんやってみよう」というヒントをいただいた。どうしても『人は1人では生きられない。社会の中で生きる存在』との思いから、他者と自分との関係や距離を考えてしまうけれど、その思いは真実だとしても、まず、もう一度、自分に返ってみたい。自分がピンとくるものは? 自分がいいな、ワクワクする、ってことは? 他者の目線はちょっと脇に置いておいて、自分のアンテナに引っかかるものをもう一度、見つめてみたい。じっくり。まっすぐに。

あっちでも、こっちでも、そっちでもないところへ

ぐいぐい勢いよく、フットワーク軽く、思いついたら即行動。そんなことを強みとしてきた私の2021年前半は、ある種、絶頂期とも言っていいほど、多くの人の笑顔に囲まれていた。大きなイベントをいくつも仕掛け、わーっと人が集まり、がーっと短期間で準備・実行し、行動力、精神力をそこへ次ぎこんだ。

だから反動で2021年後半はずどーんと落ち込んだ。「それ、ある意味、自然の当然の摂理だよね」という玲ちゃんの言葉通り、そうなんだ。陰陽、表裏一体。だから、ぐいぐい行動が得意な私も、2022年は、もっとゆっくり、じんわり、じっくりを味わってみようと思う。まさに中庸。あっちでも、こっちでも、そっちでもない、中央、中心を意識して、錨を下ろしてみよう。

といいつつ、仕事が忙しすぎて、つい先週も、ほぼ貫徹(1時間しか寝ていない)とかやっちゃったんだけど。そんな自分に気づけたら、真面目さを放り出して、「何もしない」時間をつくるとか、あるいは淡々とやることを無理なくできる範囲でやってみるとか。やっぱり人生は試行錯誤なんだな。


まだまだこれは玲ちゃんのセッションとのごく一部の気づきにしか過ぎないんだけど、少しずつ、ちょっとずつ。あえて言語化してこなかったものを、じっくりそのまま自分の中に抱いた結果、どんな形を表してきたか。見つめてみたい。私の中に灯った思いを。しばらくお付き合いいただけたら。

※「   」に入れた玲ちゃんの言葉は、私の記憶に残っている勝手な創作です。事実と異なるかもしれない、主観に基づいた表現です。

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