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15年経っても唯一無二


「RADWIMPS」というバンド


メジャーデビュー15周年を記念に11/23、
約3年ぶりにアルバムがリリースされた。 
リリース内容が解禁された今年の8月頃にアルバムの予約をして、届いたものがTOP画像です。

愛するRADについて、再燃してきたので
今更ながらも、初めて語ってみようと思う。

目次
■ 急に売れたわけじゃない
■ 当時はどこでどう人気やったの?
■ 変化と進化


■ 急に売れたわけじゃない


昨年2020年にデビュー15年が経ち、
2016年の映画「君の名は。」主題歌で一躍有名に!
デビュー2年後あたりからずっとファンな私は、
こんなにRADが注目される日が、テレビで観られる日が来るとは、と嬉しくなった。

映画の新海誠監督も実は好きでした。
君の名は。が初めての長編劇場映画やった。
短編映画のアニメーション映像の綺麗さが本当に素晴らしくて、
RAD×新海誠 のコラボはかなり私の中でアツかった。


映画が公開された2016年時点で、既に彼らはデビュー10年超え。
知っている人は知っているし、ファンの中ではようやく、という感じ(?)
ましてやドラムの山口さんは療養休止中で、メンバー3人で立ち向かってた。

けれどメディアで取り上げられるキッカケとなったのは間違いなくこの映画やとも思うし
売れたと言うより名が知られるようになった、有名になった、が適切かも。


■ 当時はどこでどう人気やったの?


これは本当に疑問で、10年以上経った今やからこそ
えー!あの頃みんな聴いてたんや!
やっぱり人気やったんやな!と知る術があるんやけど
2006.7年に彼らを知った私は、RADが人気のあるバンド、なんて全く感じたことがなかった。

まだ中学生で、スマホもないガラケー(携帯持ってるのも少ない方)で
TwitterもインスタもGoogle検索する発想もない、
テレビと学校だけが自分たちの世界のすべてに近い。

私は携帯で友達のブログを見ていたときに、
ブログのトップページにRADの曲の歌詞が一部載せられていて、それを見たのがキッカケかつ魅了された。

その友達とは学校が別やったけど、同じ学校でも
クラスに3人くらいRADを知ってる人たちがいて。
1人はウォークマンに大量に曲を入れていて
ほとんどその子から聴かせてもらった。
毎日聴いて、聴きながら歌詞を覚えて、
机とか下敷きに歌詞を書きまくってた。
当時で既に4枚目のアルバム(おかずのごはん)まで出てたから全部借りてMDに落として聴いてたと思う。

貴重なその3人はみんな上に兄弟がおったから、お兄ちゃんお姉ちゃんたちの影響やったんかな?
ブログの友達も?未だに当時みんなどこでどう知ったんやろ、と疑問。

ガラケーでRADのことを調べると(どうやって調べてたかも記憶にない)全国のファンが何かしら述べてた。
歌詞の意味とか考察とか。
知っている人は知っている、という世界を少しだけ知った気になれた。

ちなみに、RADは知らんけどBUMP OF CHICKENは好き、みたいな子はおった。
BUMPのことはその頃はよく知らんかった。

高校に上がると、もう少し視野が広がって
かなりロックバンド好きなクラスメイトもおった。
RADはBUMPを尊敬してるんやで、とか教えてもらった。

話の時を流し、2016年までの間もRADWIMPSはめちゃくちゃ活動していた。
お茶の間で見かけるような情報はなくても、
2011年の東日本大震災から復興を願ってほぼ毎年曲を書いてるし
NHKサッカーのテーマソングになったり
2015年にはボーカル・野田洋次郎が映画出演、主題歌書き下ろし、ライブツアー記録を収めた著書まで出版。

主演映画の楽曲、とても美しいので是非。
YouTubeリンクがうまく貼れなくて公式サイト貼っときます。


やから、君の名は。ヒットは偶然のようで必然、
むしろやっと世間が気付いてくれた、と言いたくもなる。

■ 変化と進化


私がRADにのめり込んで過去の曲を狂うように聴き続けてきた1.2年後、新しいアルバムが出た。

「アルトコロニーの定理」

細かく言えばアルバムの前にシングル「オーダーメイド」も出てる。

オーダメイドが出たときは嬉しかった。
RADと同じ時間を生きてる気がした。
アルトコロニーが出てから、これまでのRADの印象が少し変わった。
この頃からRAD離れした人も少なくないと聞く。

先日テレビ番組の「関ジャム完全燃SHOW」でRADが2週連続で特集されており、洋次郎が当時のことを語っていた。

歌詞が書けない時期があった
アルトコロニーが出るまでの約3年ほど
アルトコロニーは理論武装だった

もう驚きで、でも言われてみればなあ、とも。
それまでの恋愛ソングとは変わって、政治情勢に対する意識の傾向がある。

RADの楽曲は変わったけれど、変化して進化した。

番組で色んな音楽関係者が考察したり解説したりしてくださるから、そんなふうに理解できるようになった。

また、こんなことも語っていて本当に驚愕したよ。

詞から作ったことは一度もなくてメロディーが優先

RADとの出会いが詞だった私は唖然!

それでも、メロディーも含めて感覚的に好きだと思い続けられるアーティストは他には多分いなくて。
たくさん素晴らしいアーティストや楽曲に触れられて、本当に幸福な時代に生きているけれど
やはり安心する支えなのがRAD。

変化して進化して、今日まで愛を持って歌い続けてくれてありがとう、と感謝しています。

#RADWIMPS  #15周年 #私の好きなバンド

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