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たった一人の熱狂

理不尽、不条理、矛盾、嘘、騙し騙され、
仕事をしていれば社会がそんなもので溢れていることに気付かされる

だから、そのなかで純粋に夢を叶えようとかやりたい事やろうとか目を輝かせているだけでは殺される
(ということに気づいてなくてはならないと思う)

わたしが社会人1年目の頃、幻冬社社長の見城徹さんの「たった一人の熱狂」という本にかなり背中を押されたのだが
今になってさらに納得感を持ってその言葉に共感できる


たった一人の熱狂/見城徹 (※一部抜粋)

"現実は矛盾だらけだ。ピュアな夢なり野心だけで生きられるほど、この世はきれいごとで満ちあふれてはいない。矛盾によって板挟みに遭いながら苦しみ、七転八倒しながら、それでも匍匐前進する。"
"麓の太った豚になるな。頂上で凍え死ぬ狼になれ。僕は毎日そう自分に言い聞かせながら、結果を出すため矛盾に満ちあふれたこの世界で闘っているのだ"

純粋に、きれいな心や世界を求めて探していてもそんな心も世界もきっと存在し得ないのだ
人間は誰しも綺麗な心と汚い心をともに持ち合わせている生き物だと思うから

そのことに気づいた時、人は孤独を感じる
自分はいったい、どんな世界を愛しどんな人間を愛して生きていけば良いのか、と
それは自分の生まれた世界に絶望する瞬間かもしれない

ただ、
人生は"生きてる間の一芝居"という言葉がある

どんな人生を演じようと、誰でも必ずクライマックスが来て終わりを迎える

それならば、生きてる間はその世界に向き合い闘うことも、流される事もすべて楽しんでしまえば良いのではないだろうか
何を以って幸せだと思うかは自分が決めて良いのだから
世界に絶望しながらも、生きてる間はそんな世界を面白がる心を持つことも大事だと思った


と、自分なりの落としどころを考えてみたが完全には納得できてない
人生の先輩に話を聞いてみたくなる


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