【じじい放談Ⅲ 第16会 文化戦争】

信じるもの・風習・言葉・経済システムの違いにより繰返される「文明戦争」です。
戦争が繰返されたヨーロッパでは経済的共存(EU)を作ることで「もう戦争は起きないだろう」と思われていましたが、EUから仲間外されたロシアがウクライナに侵攻し「ウクライナ戦争」が発生しています。
ウクライナ戦争はロシアとNATO(西欧諸国)の代理戦争で、資本主義と共産主義の政治体制を残す権威主義の戦争にも思えます。

『文明戦争という用語は一般的に、異なる文明・文化・民族間の衝突や対立を指すものと理解されています。以下に、歴史上の文明戦争のいくつかの事例と主な要因を挙げます。
1. 第一次世界大戦(1914年-1918年):
- 主な要因:帝国主義、国家の権力闘争、軍拡競争、同盟体制の崩壊、ナショナリズムの高まり、経済的な利害の対立。
2. 第二次世界大戦(1939年-1945年):
- 主な要因:ナチス・ドイツの侵略政策、日本の拡張主義、イタリアのファシズム、経済的な不平等、民族間の対立、ナショナリズムの高まり、同盟体制の崩壊。
3. 冷戦(1947年-1991年):
- 主な要因:イデオロギーの対立(資本主義と共産主義)、核兵器の保有と軍拡競争、スパイ活動と情報戦争、同盟体制の形成、経済的・政治的な影響力の拡大。
4. ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(1992年-1995年):
- 主な要因:民族・宗教的な対立(ボスニア人、セルビア人、クロアチア人の間)、ナショナリズムの高まり、領土とリソースへのアクセス権の争い、政治的な対立。
5. シリア内戦(2011年-現在):
- 主な要因:政治的な不安定、アラブの春運動からの派生、政府と反政府勢力の対立、民族・宗教的な対立(アラウィ派、スンニ派、クルド人など)、領土とリソースへのアクセス権の争い。
これらの文明戦争の要因は多岐にわたりますが、一般的な要素には領土とリソースへのアクセス権、民族・宗教的な対立、イデオロギーの対立、経済的な利害の対立、権力闘争、ナショナリズムの高まりなどが含まれます。ただし、各戦争の背景や要因は複雑であり、単一の要素だけで説明できるわけではありません。(出典: chatGPT 文化戦争の要因)』

違う文明が交わる事(文明の衝突)で「貿易による巨大な富」や「文明融合による新文明」も生むこともありますが、国家総力戦や2つの陣営に別れた世界大戦にもなります。
繰返される戦争を終わらせ、多くの人が共存できる社会改革に「文明衝突のエネルギー」を利用するのは、ちょうど原子力発電や核融合発電のような巨大エネルギーを制御するのと同様にも思えます。

友達と喧嘩したり、家族で言い争ったりする「じいさん」が、人類の永遠の課題と思える「文明戦争」について話します。

収録 2023-6-29
配信 2023-7-16
ロケ地 ナビービーチ@恩納村恩納

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