対面で打ち合わせしてきました。

これの続きです。

お客さんのところに打ち合わせに行って、封筒印刷の仕様を決めてきました。

現物を見ながら予算と仕様を固めるのって、じつに昔っぽいんですけれども、やっぱり納得のうえで物事を動かすというのは確実だし、満足度が高いですね。

メールやチャットでのやりとりは早くていいんですが、掴めない空気感みたいなものもあって。

なんというか、檻を挟んで向かい合って吠える犬2匹、みたいな雰囲気が薄れるのは大切だなあと思ったりします。

よく、メールじゃなくて電話してくる年寄り鬱陶しい、みたいなお話がSNS上で取り上げられるんですよね。

メールもちゃんと書けない頭の悪い上司は淘汰しないと、というインフルエンサーが多い印象が強いです。

だけどそう言ってる人が「相手がどう思ってるかを深読みしなくちゃいけない難解なメールを飛ばしてる」率も高いんです。

なんで自分はできてるって思うんだろうか?

新世界七不思議にノミネートできると思います。

CCでぶわーっと上からメール送ってきて、説明もなしに「お前ら理解してない」みたいなことをおっしゃるんですが、せめて方向性とか相手側の意図とか、汲んでおかなきゃいけない最低限の前提は共有してほしいなあと思うのですよね、そういうメールを見ると。

それらのメールを誰も集約しないんだけど、「それまとめるの、ぼくのしごとですか?」みたいなケースもあったりして悩ましいです。
お金くれないんですよ、そういう作業には。

クライアントや制作会社から届いたメールをだらだらとCCして、お前ら考えろ、っていうのは、控えめに言って乱暴すぎる感じです。

大きなお金を動かす人はそういう傾向が強いので、デザイナーがじわじわと脱落していきます。
人手不足が発生する理由のひとつは、コミュニケーション不全なので、気をつけたいなあと、ふんわりそんなことを思ったりします。

ともかく、何度も往復しなくちゃいけないメールと、10分の会話で解決する電話、どっちがいいのかっていうのは事業規模によるお話かなという印象をもっていますので、どちらも積極的に使いましょうねという玉虫色なワードをちりばめるマツナミですよ、ええ。

とりあえず今日も頑張りますか。

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