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岐阜県 3パーク 3機種

恵那峡ワンダーランド☆☆

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初来園:2011/8/8 来園回数:4回
Maps:https://drive.google.com/drive/folders/1Laa1IU5fb1CZFkLNUynC6E0NOczptwyc?usp=sharing

遊戯機械メーカー岡本製作所による直営パーク。恵那峡ランドとして開園。
00年代前半に同社が進めていた、閉園したパークにリコンディションと呼ばれる中古遊具を再設置し再開園する計画でオープンしました。
同様の例として、青森県 ワンダーランド浅虫(浅虫キディランド)大分県 別府ワンダーラクテンチ(別府ラクテンチ)がありました。
前者は閉園。後者は再び別府ラクテンチに名称を変更し再度リニューアルオープンしています。

ラインナップとしては、3種のコースターとウォークスルーやダークライドも少々あり、一般ライドもある程度揃う、十分遊べるパークです。
一方で、2020年現在、国内屈指の"(経営が)やばそうなパーク"であるという事実も、触れない訳にはいきません。
ほんの数年前まで、私の中で同じくらいの位置づけのパークはいくらでもありました。
そんな中でここだけがやばい、やばいと言われているのを見て、何をそんなに慌てて、同じくらいの所なんていくらでもあるじゃないか。
奈良ドリームランド、小山ゆうえんち、仙台ハイランド、あっ……
そう、閉園しているのです。そうして、相対的に、やばいところ扱いされるようになっているのです。
今日の明日、という話ではないかもしれません、ここから大繁盛して100年続くかもしれません。
それでも、とりあえず、念のために取り急ぎ、なるべく早めに一回来園しておくことを、お勧めします。

  キャメルコースター☆☆★

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初乗車:2011/8/8 乗車回数:10回以上
https://photos.app.goo.gl/emdS2g1Btq5LApwb6

泉陽興業製中規模キャメルバックコースター。同園内、そして岐阜県内では最大のコースターです。
キャメルコースターという名称ですが、純粋なキャメルバックは後半に2つのみであり、コースのほとんどがカーブとアップダウンを組み合わせた複合コースです。
ファーストドロップこそ傾斜が緩く、高さ分を落ち切らないこともあり迫力はいまいちですが、それ以降はノンストップ!
横Gの強いカーブを繰り返しながらアップダウンを爆走していきます。この怒涛の走りは、規模を考えればかなり迫力があると言えます。
富士急ハイランド FUJIYAMAの後半や、仙台 八木山ベニーランド 八木山サイクロンの中盤がよく似ていると思います。
特に、全体のイメージとして、八木山サイクロンのファーストドロップを緩くした版、と考えるとイメージしやすいかと思いますが、後半までスピード感が継続する点では優っています。
この系統がハマる人にとっては、最高のコースターではないかと思います。(ハマらない大多数の人にとっては、ただ揺れが激しいだけのコースターかもしれませんが…)

  サイクルコースター☆

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初乗車:2011/8/8 乗車回数:約10回
https://photos.app.goo.gl/iB1fpw2zdSg68g6u7

トーゴ製スカイサイクル型コースター(コースター型スカイサイクル??)
自転車のペダルを漕ぎながら進むスカイサイクルやサイクルモノレールという乗り物を、一度は利用したことがあるかと思います。
その車両でミニコースターを走らせてみよう、というコンセプトの乗り物です。同社製のみならず、実は国内何か所かに類似の例自体はあります。
2020年現在はサイクル機能を失い、ただのコースターになっている例もありますが、ここでは、一応漕ぐことで速度が上がっているようです。

コース中、2か所の巻き上げと、数回のアップダウン、1回の下り水平ループがあり、全長自体はかなり長めです。
コースターとして楽しめる要素はほぼありませんが、シンプルに湖畔を進むコースは気持ちよく、ちゃんと漕がなくても進むのは気分良いです。
ゴール直前にある下り水平ループも、一見何の変哲もないようで、どんどん速度が上がっていくうえ、ゴール直前の上り坂で上段のレールにぶつかりそうになるスリルもあり、楽しいものです。
同園内には別でスワンサイクルといういわゆるスカイサイクルもありますが、それに乗るなら絶対こちらがおすすめと言えます。

  ジャングルコースター☆

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初乗車:2011/8/8 乗車回数:5回以上
https://photos.app.goo.gl/XRxsYU5SMt7TjBC2A

同園内では小型扱いとなっているコースター。玄海彫刻の岬 恋の浦という福岡県にあった遊園地からの移設とのことです。
移設前の名称は不明ですが、駅舎に"コリスター"と書いた看板があり、それが名前だったのではないかと推測しています。
車両デザインの子リスとコースターをかけた良いネーミングであったと思います。
コースはシンプルで、長いものではありませんが、各カーブでの強い横Gが魅力と言えます。
特にゴール直前の右カーブは速度が落ちているのを加味しても半径が驚くべき狭さであり、最後に強烈な衝撃があります。
加えて恵那峡を見下ろしながらの巻き上げなど、同園内では移設にもかかわらず最もロケーションの利を活かしているコースでもあります。
ところで、メーカーがrcdbではトーゴとなっていますが、ラップバーのロック方法から豊永ではないか、というのが持論です。
ラップバーを下げた状態でロックされないまま発車し、ホームを出る瞬間にロックがかかるという独特の仕様ですが、2020年現在の基準ではちょっと…とは思います。

養老ランド☆

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初乗車:2017/8/4 乗車回数:1回
Maps:https://drive.google.com/drive/folders/1Bqvbp8c2ebZNumWM5tZZvEc0z9Dftb2V?usp=sharing

養老天命反転地 などで有名な養老公園の一角にある小型遊園地。
2002年頃まで、生駒山上遊園地などにあったものと同型と思われるマウス系 ジェットスレーがあったようですが、以降はローラーコースターを保有せず継続しています。
シンボルであったゴリラタワーという乗り物も、廃止となり久しく、いよいよ何に乗りに行くのか感は否めませんが、テールタワール、トラバントなど2020年現在は貴重と言えるレトロ遊具や、何より園全体の雰囲気がハマる人おすすめと言えます。
公式HP YORO LandではなくRandoという表記がシビれます。(URLはLandなのに)
https://www.yourou-land.com/english-1/

岐阜ファミリーパーク

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初来園:2020/9/12 来園回数:1回

入園無料の公営パーク。1982年開園。
こどもゾーン アドベンチャーバレーというエリアにサイクルモノレール(UFOサイクル 泉陽興業製)などいくつかの遊戯機械と、かなり大型のローラー滑り台が2機あります。
ローラー滑り台とは別で、有料のボブスレー(サマーボブスレー、スーパースライダー型)があり、更にそのスタート地点まではスーパーモービルというモノレールで行くことができます。
このスーパーモービルが想像以上に急傾斜を登るので面白く、ついつい下りも乗ってしまいました。(片道200円 ボブスレーも乗るためには実質3回乗車要)

このレベルの公園まで相手にしていくとキリがないとはいえ、こういう出会いがあるからローカルパーク巡りもやめられないなあと毎度思います。

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