2022年には、実はある節目になった。

2021年までは、ある組織に属していたが、2022年の3月に急遽、そこから離れざるを得なくなった。

そのため、2022年3月末から、就職活動というか、転職活動をしなければならなかった。

とはいえ、さしあたり、正規の仕事は巡ってこないとは思ったので、非正規の仕事を複数掛け持ちをしていた。

その中には、学習支援のようなものもあった。

その仕事は、主に、子供に勉強を教えるということだった。子供に教えるということ自体には抵抗はなかった。例え、相手が勉強が嫌いだろうと、予想の範疇だったから。

ただ、この仕事は長くは続けられないだろうなと思っていた。

その原因は…

・一つには、この仕事のグループ内での不和

・二つ目には、時間があてにならないバスでの目的地への移動と集合時間

・三つ目には、本部が使い捨てを考えているのではないか?という疑念が生まれたこと

これらの三つ。

この仕事は、非常勤をベースに考えているため、兼業(もしかすると、兼業先の方が本業かもしれないが)をしている人が多い。そのため、その次の時間になる前に、移動する人もざらにいる。

実際問題、こちらとしては、相談したいことがあったが、捕まえるのが難しいという状況にあったというのが本当のところ。

そういった不和は、やはり、徐々に伝染していって、特に教えている子供に舐められるという始末にまで、発展している。そうすると、講師同士の不和に繋がったりするので、結局、徐々に、おかしな方向になっていく。

そして、不和が広がるほど、そういった子供が勉強したがらないからだといった子供のせいにする講師も出てくるという悪循環。これが私が見た光景だった。

その子供たちの中には、親や学校から押し付けられてきた子もいるように見えたのだけどね。一部、ストレスを感じていたリ、そもそも、乗り気でなかったり、そういう感じの子供が多かった。そのストレスのはけ口に、騒いでいたリしていたようにも見えた。

まあ、年齢が高いほど、その傾向は少なかったようにも見えるけど。

そういった手合いに、単に子供のせいにしたところで、しょうがないだろうという考えしかなかった。

それに、他のところにもいろいろといったけど、そこでは、そこよりも、大人しかったりしたし。真面目にやっているところもあった。

ここから、うまくいくのは、場所と雰囲気によるんだなという感想が湧いてきた。

二つ目として、バスの移動が意外と大変だった。

というのも、バスが10分ほど遅れて、時間があてにならなかったり、バスの乗り場がややこしかったりと、いろいろとトラブルが起きやすかった。そのため、急に別のところに行く必要があった場合、遅刻といったトラブルが起きやすかったりする。

そのトラブルを避けるための攻略法は後に考え付いたけど・・・

正直、派遣されていくよりも、特定の仕事場に定時に行く方が楽だと考えざるをないと思う。

そして、最後に、本部との連携がとりにくかった。仕事が終わった後に、報告書を書いて、月末に提出するが、ロクに見るような状況ではないのと、こちらのトラブルが本部にまで上げにくかったというのもあったのかもしれない。ただ、やり取りをしていると、それだけではなく、現場に丸投げをしているような印象もあった。例えば、同僚がコロナで休んだ際も、コロナという部分が伝わっていなかったりしたということと、とにかく、現場にいる人の数が合えばいいといった感じの対応をしているようにも見えた。

たとえ、それが、ルーキーには、難しい現場であったにせよ。

そういったことがあった。まあ、あまり長くは続けるのは難しいし、口では、人が足りないといいつつも、サポートできる体制にないと。

本部の統括をしている人は、かなり頑張っているようだけど、他の職員に余裕がなくなっていることを考えると、本部もいろいろと迷走しているのだと考えざるを得なくなった。

そして、ダブルワークをする以上、別の仕事場との兼ね合いが難しく、その仕事場ごとの都合を押し付けてくるだけ・・・だから、ダブルワークというのは、どちらかの職場を犠牲にせざるを得なくなるので、結果的に、どちらかを捨てざるを得なくなるとそういうことを考えた。契約期間まで働ききるのはとても難しいと・・・。

この他にもいくつかの仕事をしつつ、ある試験を受けたり、他の職場に就職活動をすることをやっていた。

そして、結局のところ、2022年8月にあるところに就職が決まった。

親や親戚は、ブラックそうだからやめておけと言っていたが、それ以前にいたところに比べれば、ブラックとはいいがたいし、そもそも、組織である以上、何かしらの重大な欠陥を抱えていることは明白。

それが、なれ合いによるものなのか?

それが、考える力がないから、特定の人物に権力が集中したのか?

その権力者が現場を考えず、裏金を受け取っていたりしたのか?

現場を軽視した結果、他の技術者や教員もしくは職員に対して、十分な賃金や活動資金を渡さず、疲弊していったのか?

現場を無視して、成長というか、膨張をしたため、現場の職員の1人あたりの仕事量が半端なく、体を壊している職員がでているのか?

もともと、上に逆らえないから、下の者に当たっているようなそういった組織なのか?

いろいろと、組織によって、問題はあると思う。

いずれにせよ、組織には、必ず欠陥があるので、そこは覚悟しなければならない。

ただ、恐らく、長くは、この組織にいることはできないだろうと見積もっている。多分、どこかの段階で、辞表を書かざるを得なくなると。

上の先輩がかなり青白い顔して働いているところを見ると、上に上がるほど、無理なことになっているのではないか?というのは明白だから。

それでも、3年はいることができるとは思っているけど、その間に、安定したところに行かなければならないと、本気で考えている。

ただ、できれば、その間に、業務を効率化させる手法を一つか二つくらい確立させてから去りたいと思ってる・・・。

ある意味、業務マニュアルや仕事に関する書類(実際はwordやpowerpointをpdf化したものだが)といったものが、もう少し、キチンとできていれば、仕事量を減らせるかもしれないし、同僚や上司と情報共有をしやすいような状況ならば、もっと、うまく仕事が回せるのではないか?という感じもする。

他の人が何の仕事をやっているのか?そういう情報が入ってこないし、共有した方がいいかなと思う資料も共有できるほど、精神的な余裕がないようにも見えたから。

まあ、少数精鋭といったそういう感じのところだし、仕方はないのだろうけど・・・。

もっとも、キチンとそういったことが整備できる前に、辞めることになるかもしれないけど。

というのも、あまり人を雇えない状況で、私を雇ったということは、長くいてもらっては困ると、少なくとも上層部は考えている可能性が大きいから・・・。

その一方で、現場は、一人抜けられると、「〇ぬ」と言っていたから、なんとも言えないけどね・・・。

まあ、周りに流されず、無理せず、キチンと成果が上がる方向で仕事をすることにしましょう。

なお、その後、応募していた別の転職先から電話がかかってきて、来年の4月から仕事があるので、今いるところと契約をきるようにという話が来た。

ある意味、懸念していたことが無くなったので、2023年はそこで頑張りたいと思う。

                                                                                                       執筆者 KMA

今回から、いろいろな人の話を書き込むことになりそうな・・・・

#2022年のわたしと仕事

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