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間違えた・できない、を正直に

家庭科の授業をうけもつことになって、1ヶ月。
ついに調理実習のときがきました〜

「ごはんと味噌汁」
五大栄養素のことも学習して、味噌汁のすごいことを学ぶのよね。
ごはんが鍋でも簡単にたけたり、吸水や出汁で味が違うなんてことも伝えられたらいいなぁ。

と、今は思っているのだけど。

もう10年前のこと。
5年生の担任をしていたときのこと。
専科はつかず、家庭科も自分でやることに。
そしてきた「ごはんと味噌汁」の調理実習。

前日、同僚と材料を買い出しに行き、帰ってきたら・・・

なにこれ!?出汁とるのに出汁入ってる!?この煮干し小さすぎる!!

と、職員室は大爆笑。

そうなのです。
私が選んだのは、
出汁入り味噌
おやつの煮干し。

栄養士の先生が、調理員さんとすぐさま掛け合って次の日の給食で使う味噌と交換し、煮干しは年配の先生が買い取ってくれ・・・・

ぽかーんとしてる間にことは済んだのでした。


結構ショックだったのか、この実習これしか記憶にない。
こんな私に教わるこどもたちかわいそう…みたいに凹んだんだよね。

この、

こんな私に教わるなんて

こんな私・・・・

よく思うんです。本当にこびりついてる。

たぶんね、そんなに周りの人思ってないんですよ。(わかんないけど)
そんな人のこと見てないじゃないですか。

でね、私は失敗したくなくて気にするんです。
あーでもないこーでもないって。

でも、失敗する。結構どでかく。


これを素直にいうためなんだろうと思います。

「間違えたー!ごめんー!」
「できないー!助けてー!」

隠そうとしてきた私だから。
そういうごまかしのきく世の中ではないんだよね。
つい言い訳しちゃうんです。

職場も、やっぱり私のつくってる世界なんだよなぁ。
つい先週も大きな間違いをしましてね。

さーっと血の気が引いたというか。
終わって気づいたけど、その場で言えず。
明日あうからごめんなさいしてこようっと。

ひとつひとつ。
なかったことにせずやっていこう。
正直になれた分、自分を好きになれる。
嘘やごまかしをそのままにすると、自分を嫌いになってくから。
それが一番悲しいよね。


というわけで。
明日はごめんなさいを言う時間と、
10年前を思い出しつつの調理実習。

いろんなところで、人生やり直しさせてもらってるなー

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