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鼻がもげた!

鼻がもげた!
いや、鼻の真ん中がポロンと取れちゃった! 正確に言うと右と左の鼻の孔を分けてるところ、それがなくなってしまった。指を突っ込むと大きな穴の中で指が自由に大きく動く。

ギャーどうしよう、私一生マスク外せない女になってしまった。
やばい!
飛び起きて鼻に指を突っ込んでみる。えっ入りづらいじゃん。
ん?真ん中に邪魔なものがあるじゃん。ちゃんとあるじゃん。もげてないじゃん。

すごいホッとした。そして、すごい疲れた。

拳銃乱発する本官さんになるところだった。
(注釈:「天才バカボン」に登場する駐在さん)

時代が古すぎて知らない人が多いかもしれないけど、私は「天才バカボン」が大好きだった。何が面白かったか、って言われたら逸話をすぐには思い出せないが、とにかく面白かったのよ。

本官さんは自分が気に入らないことがあると、足をバタバタさせて、右手を大きく上げてとにかくピストルを撃ちまくる。でも決して人には銃を向けることはない。危険そうに見えるけどほんとは優しい人なのだ。そうなのだ。だからバカボンのパパは「これでいいのだ」なのだ。

あまりに怖い話だったので、職場で同僚に話してみた。あきれられた。
「どうしたら、そんな夢が見られるの?」
そうだ、夢だったんだ。でもほんとにリアルで怖かったんだよ。だって考えてみてよ。鼻の穴が「いっこ」しかないんだよ。ゾウじゃないんだから。


私の思考回路は自分でもわからない。だから、他人にはもっとわからない。
これを「変な人」と表現したら「変なひと」にしかならない。
「不思議な人」としたら「不思議なひと」になる。

表現によって印象って変わるよね。

だからあえて私は「私は神秘な人」を自分を表現しよう。
そ、「私は神秘なひと」
なんかいい感じじゃない?


あなたは「どんな人」ですか?







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