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恋について

ずっと恋がしたかった。昔は芸能人を好きになってた。しばらく誰も好きにならない時期があった。一回外国の俳優さんを好きになりかけたが、すぐに冷めてしまった。ドラマのタイトルみたいな恋愛ニート状態だった。
といっても、私は結婚していて、5人の子供もいる。それでも、恋がしてみたかった。

だんなはかっこいい。特にスーツ姿が。とても常識的でしっかりしている。だんなとは初めて会ったとき、一目惚れをした。でも、直ぐに冷めてしまった。だんなとはいまは、子供のめんどうを一緒にみる同僚みたいな、かんじ。恋は、あまりしない。

恋の要素は、賞味期限が短いことかな。
反対されると燃え上がる?基本は自己中かな。
自分の気持ちが一番で相手のことも考えられない。でも恋してる自分にも酔っていてそれが一番正しいって感じ。
恋はいいもんだけどはた迷惑かなあ。ちゃんと愛にならないとな。
人の心は複雑。自分さえ自分の気持ちがわからない。本当に好きなのか?考え出すとわからなくなる。だから、体の反応をものさしにする。反応はあってもいざとなると、何も感じない。だから、そこでまた、考える。あぁ、私はこころのどこかで、ストップをだしてるんだと。
恋を否定はしない。初めて生きてる気がしたから。大好きだ。
でも自分はいま、サガンのかなしみよ、こんにちはを読みながら考えている。恋について、愛について。17歳の主人公とともにいながら、自分が一番幸福を感じた10代の頃の思い出を引き寄せながら。
自分を愛してから人を愛してもいいじゃないか……。今目の前にいるのはだんな。まだ病院からかえってこないだんなの幻影。帰ってきたら同僚としての話をする。

私は旦那を私の身勝手で苦しませた。旦那は何も悪くなくてしいていえは、わたしがこんな、欲望を持っていたことを知らなかっただけだ。私はずっと考えいた。

恋がしたいって。


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