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会社員×複業をしながら、年間116日間ワーケーションをしてみて感じたこと

好きな場所で、はたらく。
旅が何よりも好きなわたしにとって、ずっと叶えたいライフスタイルでした。

しかし、転職をした2020年以降、コロナ禍となり、旅に出かけるハードルはグンと高くなりました。

その中で、あたらしい旅として注目を集めた「ワーケーション」。リモートワークが普及する中で、わたし自身もその言葉を確かめるように旅先での仕事を少しずつ始めていきました。

海外旅行も復活の兆しが見えた今年、ようやく自分が求めていた“仕事と旅の両立”が叶った1年を過ごすことができました。

今回の記事では、2022年を振り返りながら、会社員×複業をしながら旅して感じたことを書いてみたいと思います。

2022年のワーケーション振り返り

1/20〜30 長崎県長崎市&福江島

フリーランス仲間と2022年最初のワーケーションとして、長崎へ。5泊くらいの予定が、人生で初めてフライトを逃して10日ほど滞在(笑)。

しばらくプライベートの大人数の旅行を控えていたので、あたらしい出会いに前向きになることや友人たちと過ごす時間の大切さを改めて実感する機会になりました。

2/23〜28 沖縄県那覇市

那覇への出張と合わせて、沖縄ワーケーションへ。会社員のメリットは出張の機会を利用して、気軽にワーケーションができることだと思っています(笑)。

3/27〜28 和歌山県那智勝浦町

大阪出張があったので、そのまま足を伸ばして和歌山に。初めて那智勝浦を訪れて、e-bikeで世界遺産「熊野古道」まで案内してもらったり、みんなで美味しい海鮮を堪能したりしました。

3/29〜4/1 京都府京都市

和歌山から更にそのまま京都に移動。デザインスクール「DeLife」で集まる機会があったので、フリーランス広報ユニット「ふたり広報」のメンバーとワーケーションをして参戦しました。

4/2〜7 新潟県新潟市・三条市・湯沢町

一瞬、会社の入社式に参加するために東京に戻り、続いてそのまま新潟へ!(そろそろ様子がおかしいですね。笑)

ものづくりで有名な燕三条で工房を見学したり、越後湯沢で温泉に癒されたり、日本酒と美味しい食もたっぷり味わいました。

5/5〜23 オーストラリア(メルボルン・パース・シドニー)

そして、5月にはコロナ後初となる海外でのワーケーションに!オーストラリア政府観光局さんのプレスツアーにTABIPPOメンバーとして招待していただき、ワーキングホリデーぶりに念願のオーストラリアへ。

2都市を巡る豪華なツアーに、個人的にどうしても行きたかったメルボルンをプラスし、3週間近く滞在しました。ツアーメンバーにも恵まれ、最高な時間を過ごすことができました。

5/30〜6/4 山梨県富士吉田市

帰国から1週間後には国内ワーケーション復活(やばい体質かもしれません)。友人と一緒に山梨へ。一棟貸しの快適なAirbnbに滞在して料理をしたり、お休みの日にはデイキャンに出かけたり、とっても楽しい時間でした。

8/1〜4 新潟県長岡市・十日町市

photo by Shigeki Naganuma

その後、北海道出張と会社の合宿を挟み、再び新潟へ。感動の長岡の花火大会と、ずっと行ってみたかった大地の芸術祭に参加することができました!

8/11〜26 チェコ・ポーランド・ドイツ

ここから再び海外に!2週間で、チェコ(プラハ)・ポーランド(ポズナン/ヴロツワフ)・ドイツ(ベルリン)の3ヶ国を巡るヨーロッパワーケーションに行きました。

涼しく、日が長い夏のヨーロッパは、過ごしやすくとっても快適。日本との時差がありながらも、滞在中は早起きを頑張って仕事を早めに終わらせ、夕方早めの時間からビールを飲むという素晴らしい日々を送りました。

8/26〜29 シンガポール

トランジットも兼ねて、シンガポールへ立ち寄りました。オーストラリアのプレスツアーで仲良くなった友だちや、学生時代にアメリカで出会った友人と再会して、短期間ながらとても充実した滞在に。

8/29〜9/9 タイ(チェンマイ・バンコク)

会社で行うバンコクでのイベントに合わせて、タイに移動。その前にちゃっかり大好きなチェンマイにも訪れました。

バンコクでは総勢170人が集まるイベントを開催。その後、会社の全社合宿も行い、楽しい思い出ができました。

10/11〜18 ハワイ(ハワイ島・オアフ島)

photo by Tomomi Isa

タイに続き、会社が主催するツアー企画のアテンドでハワイへ。素敵なホテルに滞在しながら、ワーケーションを体験。日常の延長にある美しい景色に心が洗われました。

10/30〜11/2 岡山県・児島

photo by Eri Miura

ふたり広報」での取材をきっかけに、ずっと訪れたいと思っていた、瀬戸内海に浮かぶ島々が望める複合型のホステル「DENIM HOSTEL float」へ。

お話に聞いていた通り、一つひとつの体験に想いが込められていて、言葉で言い表すことができない心地よい時間が流れていました。オーナー兄弟のおふたり、スタッフの皆さん、そして一緒に訪れたフリーランス仲間とゆっくりと対話することができました。

11/28〜12/11 鹿児島県与論島・沖縄県北谷町・那覇市

今年(たぶん)最後のワーケーション先として選んだのは大好きな与論島と沖縄。全国旅行支援のおかげで、とってもお得にリゾートホテルに滞在することができました。

現地で友人と再会したり、仕事仲間と合流したり。この記事を書いている今も、いろんな人と交わりながら、楽しいひとときを過ごしています。

会社員×複業をしながら、116日間ワーケーションをしてみて

photo by Eri Miura

こうやって振り返ってみると、今年は102泊116日間ワーケーションに出かけていたことが判明。出張のみの場合は除いているので、全て合計すると年の3分の1以上は旅先で過ごしたことになるでしょう。

会社員×複業というワークスタイルは、好きなこと諦めたり、好奇心を無視しない方法を考えた結果で、同じようにワーケーションも、仕事も旅も欲張りに両立する方法として実践しています。

「やりたかったことが叶ったんだね」
久しぶりに会った前職の先輩に出会った時に、そう声をかけてもらいました。

退職を決めた時から6年が経ち、自分自身も今ようやくその時に描いていたイメージを少しは現実にできたかもと思えるようになりました。

仕事を通じて、どうキャリアを積み重ねるかを考えることも大切ですが、無理なく仕事を続けるために「どんな風にはたらきたいか」自分の心の声に耳を傾けることも同じくらい大切なこと。

ワーケーションに出かけると、日常に少し新鮮な風が吹き、好奇心がくすぐられる気がします。

リラックスをしたい時に真っ先に思い浮かぶのは、「非日常に浸ること」でしたが、今回のワーケーションを通じて感じたのは「日常の延長で過ごすこと」も肩肘を張らずにリラックスできる過ごし方であるということ。

日本での日常を止めないからこそ、最終日に突然現実に引き戻されることもなく、穏やかな気持ちでまた日常へと帰って行ける気がします。
ハワイであたらしいマラマな旅、ワーケーション。自然と溶け合うとっておきの日常を

まだ真っ白な来年のスケジュールを眺めながら、相棒のMacBookを連れてどんな景色の中に飛び込もうか考える今日この頃です。

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