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#226 あついの,あついの,とんでいく?

今年の、自分なりの暑さ対策
(1)半そで・半ズボン
(2)早起き
(3)冷水シャワー 

 「痛いの痛いの,飛んで行けぇ〜」は,脛(すね)をぶつけたときに手で撫でながらオマジナイ.痛みが一時的に和らぐフレーズ.さて,暑さ・熱さに対しては??私が知るところ,効果的なオマジナイは,まだ人類が編み出していない気がします(たぶん).

(1)半そで・半ズボン

 全世界的に,気候が数十年前に比べると温暖化により”マイルド”から”激烈”にそのふるまいを変えたと思います.体温より高い夏の気温,子どもの頃に経験したことありませんでした.

 シンガポールや沖縄では,開襟シャツが正装です。”ほぼ亜熱帯”と言える日本の夏に,長ズボンを履きながらエアコンをつけるのは「間違った服装」と言わざるを得ない.日本の夏は,皆,半そで半ズボンを,是非正装にして欲しいと思います.と言っているだけでは何も変わらないので,許される場所では,まずは自分kら最近は、ほぼ半そで半ズボンで過ごしています.
 職場では,MotionCapture実験の被験者として自分自身が,長そで長ズボンを履くことが多いので、暑さ対策のために涼しい格好をしています.(実験をしていない時にも,許される場面では,半そで半ズボンの”仕事着”トレーニング ウェアです.)最初の頃には,周りのみんなが,それまでのスラックスから突然,体育の先生みたいな恰好で毎日いるので驚かれましたが,一月もすると慣れてきたようです.たまにスラックスでいると「どうしました?」と聞かれたりします.周りの方々のMindSet(考え方)をうまく切り替え(セット)し始めている気がしています.

(2)早起き

 世界的に見て、暑い国々や地方では,昼寝をしたり陽が沈んでからも皆活動したりします.日本でもエアコンのなかった江戸時代などでは,おそらく朝日が登ればまずみな朝の5時に一仕事していたと思います.朝ご飯前に軽くこなす仕事、”朝飯前”です.最近私も,60まであと3年という年齢からか,朝目が覚めるのが早くなってきています.どうせ起きたならと,そのまま朝の5時からパソコンで朝飯前の仕事をしたり,家の周りを歩いたりジョギングしたりしています.朝6時になると日差しが強いので,もう走ったりするのは危険な時間帯に感じます.サマータイム(夏時間)は,省エネかどうか以前議論されましたが,個人的には早く起きて昼寝が許されて夕方に仕事から帰れるのであれば大賛成です.エアコンを少しでも使わずに済むのなら、TimeSavingだけでなくEnergySavingとも言えます.平安時代の貴族の和歌に月夜に恋人を待つ歌が多いのは,たぶん京都盆地のあの暑さで昼間に牛に曳かれた車でどこかに行くのは億劫だったのではないかなと思えてきます.

(3)冷水シャワー

 小さな子供を見ていてうらやましいのは,ガレージなどで小さな水たまり(プール)を作って水道のホースで冷水シャワーを自由自在に浴びて夏を堪能している姿です.夏山登山をしていた頃には,川を見つけるとみんなで冷水を頭からかけて喜んでいたのが思い出されます.職場ではさすがに無理ですが,自宅では,ひと汗かくとちょっと冷水シャワーを浴びて瞬間冷却(Quenching)して喜んでいます.平安時代の都人の盥(たらい)の中で行水(ぎょうずい)していたのも,今の子どもたちと同じとも言えなくなさそうです.


 この三つの暑さ対策,それなりに効果はありそうです.(個人の感想です.) 

 夏には冬の到来を欲して,冬には夏を欲しがる,凡人たる私は,四季の移ろいの中でほぼ同じことを繰り返し思い続けています.
 但し,今年は三つの対策をしながら,,,,. 
 「暑いの,暑いの,飛んでいけぇ~」