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「この会社では、当事者意識を持って仕事ができています」波乱万丈の人生を送ってきた"シニアマネージャー"にインタビュー

みなさんこんにちは!
株式会社アガルートITパートナーズ(以下、AITP)の広報を担当しているマツコです。

今回はAITPのシニアマネージャーでありながらインフラエンジニアでもある今井さんにインタビューを行いました。

ピアスが大好きとのことで強そうな見た目をしていますが(笑)、
優しくて面倒見がよく、とても頼りになる方です!

ぜひ最後までご覧ください!


【自己紹介をお願いします】

今井です。
AITPでマネージャー兼インフラエンジニアをやっています。
アガルートグループのシステム関係何でも屋的側面もあります(笑)


【アガルート入社前はどんなお仕事をされていたんですか?】

IT系の専門学校を卒業した後、新卒で大手SIerさんの下請け会社に入ったのがエンジニアのキャリアのスタートです。
20年以上前の話になりますね。

昔話をするのも恐縮ですが、その当時は「IT土方」などと言われた時代で、業界的に残業が月100時間を超えることも普通にありました。

やはりそんな環境はかなりしんどかったので、2年弱で退職しました。

その後、別会社にてアルバイトでのエンジニア業務を経て、WEB系のITベンチャーに正社員として入社しましたが、6年ほど働いたタイミングで会社都合(倒産)により退職することになりました。

その後は、個人事業主として、システム含め色々な業務委託の仕事を受注するようになり、4年ほど個人事業主を続けた後は、ECシステムを構築していた会社で正社員のシステムディレクターとして勤務していました。


【なぜ転職しようと思ったんですか?】

家庭の事情で一定期間、実家に戻る必要があり、そのEC関連の会社を退職しました。

その後しばらくして状況が落ち着いたときに、「もう一度会社組織に入って働こうかな」と思いました。


【アガルートに興味を持ったきっかけを教えてください】

求人媒体に自分の経歴を載せたら、"Webシステムのディレクターを務めていたこと"もあれば、"コードを自分で書いていたこと"もあるということで、ありがたいことに多数のスカウト・オファーをいただいたんです。

そのスカウトをくださった会社のうちの一つが、アガルートでした。

選考状況の管理のため「話を聞いてみたい順」に各社を並べていたんですが、正直に言うと、最初はアガルートの順位ってあまり高くなかったんです。

"教育"って自分にとって馴染みのない分野でしたし、お堅い会社なのかなーというのが先入観としてありました。

それと、求人内容に「フルスタックエンジニアを目指すポジション」と記載されていたので、コードを書くことから何年も離れていた自分の経歴には、そぐわない募集だと判断しました。

こういったことから、アガルート側に、
「自分は御社の求める人材とは異なるかと思います」
と率直に伝えたのですが、
「他の働き方でも良いので、一度お話ししたい」
と言っていただいたので、それならばと話を聞きに行ったんです。

そんな感じでスタートしたアガルートの選考でしたが、志望度が上がった理由が2つあります。

ひとつは、お話しした岩瀬さんの人柄に惹かれたからです。
(岩瀬さんのお人柄がわかるインタビュー記事がありますので、ぜひ上記リンク先からご覧ください)

もうひとつは、「システムディレクターとして、現場とエンジニアをつなぐハブのような役割を担ってもらえないか」と言っていただいたことです。
これは自分のこれまでの経歴が活きるのでは、と魅力的に感じました。


【マネージャーとしての仕事内容を教えてください】

メンバーにはエンジニアとしてアウトプットを出してほしいところに集中してほしいので、彼らに必要以外の連絡が行かないようにしたり、開発における「やりとりの交通整理」のようなことをしていますね。


【上記以外の仕事内容を教えてください】

普通にインフラエンジニアとしての作業もしていますし、アガルートグループ全体におけるシステムサポートのような役割も担っています。

アガルートグループには複数のシステム会社がありますので、「この依頼はグループ内のどこのシステムチームに頼めば良いのかわからない」「エンジニアにこの内容をどう伝える・会話するのが良いかわからない」といった際に、まず自分に連絡をくださる方が有り難い事に多いので、そういったところの中継も行っています。


【今の仕事のやりがいを教えてください】

あらゆるシステム関係のことについて、当事者意識を持ってできているところにやりがいを感じます。

たとえば前職では、「1分も残業したくない」「休日出勤なんてもってのほか」と思っていたんですが、いまは全くそんな感覚にならないんです。

やるべきことが平日で終わらなかった際、「じゃあ土日に稼働して終わらせよう」と自然に考える感覚といいますか、そういうことが苦にならないんです。

ブラックっぽい言い回しにも聞こえてしまいますし、自分でも未だにはっきりとした説明・言語化は出来ていないのですが……。

個人的には、平日夜遅くまで作業するくらいだったら、土日でちょっと補填する方が好みというのもあります。

もちろん、「総務から指摘が出ない範囲の労働時間」であることが大前提です。

そして、メンバーには休日出勤をさせないつもりでいますし、間違ってもそれを強いることはありません。

当たり前ですが、残業代も規定通り支給されますし、仮に繁忙期にぶつかったとしても「忙しい時期なのは分かっていたし、いっちょやるか」とポジティブな気持ちで頑張れていましたね。

現在は以前よりは落ち着いているので、平日の残業は通常で10h以下、多くて20h、ときどき土日に稼働、というぐらいの月が多いです。

土日に出ているのは自分ぐらいだから(今井さんより忙しい方はたぶんいらっしゃいません!)、土日作業の方が連絡が来なくて集中できるんですよね……。
そもそも論として、良い事だとは言えないですが(笑)


【今の仕事の大変なところを教えてください】

最近ようやく落ち着いてきたのですが、グループがどんどん大きくなって採用される人も増えてきている中で、自分が見ないといけない範囲が日々広がっているのは、嬉しい反面やはり大変ではありますね。

それから、AITPが分社化したのが去年の10月なので、"組織を強くしていく"というところに関しては、今後もっと大変になっていくんだろうなと思っています。


【現在の働き方を教えてください】

働き方としては、基本フルリモートですが、自分は週1ぐらいで飯田橋のオフィスに出社するようにしています。

やはり実際に顔を合わせて、他の部署のリーダーやマネージャーの方と立ち話をすると、有益な話が出てくるなと感じるんです。

そういう理由で出社しているので、飯田橋に行く日も一日中オフィスにいるわけではなく、昼前に来て夕方ぐらいには帰っていますね。

行きも帰りも、通勤ラッシュを割けた時間帯に移動をしている形です。


【3月までマネージャーをされていた「Aチーム」はどのようなチームですか?】

メンバー同士の仲が良いですし、チームの雰囲気は良いんじゃないかなと思います。

そして特徴としては、「スクラム開発をやっていること」が挙げられますね。

スクラムは運用が難しい開発体制なのですが、スクラムマスターの資格を持っている菊池さん(3月までリーダー/4月からAチームのマネージャーに就任)が主導して進めてくれているので、基本はお任せしています。

必要に応じて私も現場に入って話したりは必要に応じて対応しますが、マイクロマネージメントは好きでは無いので、チーム内の総意を尊重する方針です。

現在はスクラムマスターとプロダクトオーナーを別のメンバーが担当しているので、今後はもっとチーム内で様々な展開ができるようになるかなと期待しています。


【働いている上で「これはAITPならではだなぁ」と感じる良さはありますか?】

グループ会社のプロダクトを開発・保守することが多いので、「依頼元から無茶なこと・嫌味なことを言われてしまう」といったトラブルが起きていないのはAITPの良さではないでしょうか。

反面、グループ会社が相手ということで甘えが生じてしまっていた部分もあるかなと感じているので、そこはマネージャーとして引き締めていきたいと思います。


【今後の目標を教えてください】

会社全体としては、今後受託開発に力を入れていくタイミングなので、そちらも回せるようになっていきたいですね。

受託開発ではクライアント側と相互に信頼関係を築いていく必要があるので、きちんとそうしていけるように、我々もコントロールしないといけないかなと。

それから、やはり自分もなんだかんだエンジニアで、アガルートに入ってからはインフラ周りのことをずっと取り組んできているので、インフラエンジニアとしての技術をレベルアップさせていきたいという思いはありますね。


【最後に、この記事を見ている求職者の方へ一言お願いします】

AITPは "自由と裁量" を認めている会社です。

しっかりとアウトプットさえ出してくれていれば、各自の働きやすい働き方で仕事を進めてもらうことができます。

ただ、会社として立ち上がったばかりということもあって新人研修制度みたいなものもないので、ある程度自走できる方に来て頂けると嬉しいです。

「これはどうなんだろう?」と思ったら自分から情報を取りに行くとか、チームに対して「この事を決めようよ」と投げかけてくれるとか、そういった当事者意識を持っている方が入ってくださったら、とてもありがたいですね。


いかがでしょうか?

今回のインタビューを通して、今井さんはエンジニアとしての熱意や技量と、マネージャーとしてのバランス感覚や責任感、どちらも持ち合わせていらっしゃる方なんだなと思いました。

AITPはまだ体制が確立されていないからこそ、自分たちの手でチームを作り上げていく面白さがあり、現メンバーはそれを楽しんでいるんですね。

自由で裁量があり、かつチャレンジングな環境に身を置いてみたいという方がいらっしゃったら、ぜひチームに加わってくださったら嬉しいです!

ここまでご覧いただきありがとうございました……!


■会社ホームページはこちら
https://agaroot-itp.com/

■現在募集中のポジションについてなど、求人詳細は以下URLをご覧下さい
・Webエンジニア
https://herp.careers/v1/agaroot/0eYyF8l6B9tC
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https://herp.careers/v1/agaroot/CTGeK4_B5Ii8

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