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雑念で彩る毎日


先週、無事に今期のレポート提出を終えました。
あとは、春から始まる2科目の単位が取れたならば!一昨年から始めた資格取得のための勉強も終わりとなります。

最近の私は、ハロワークの求人票をギリギリと真剣な目で見つめたり、
「え?課題ないと急に手持無沙汰なんやけど・・」と、今年やりたいことをノートに書きだしてみたりしています。(あんたもう2月やど)


息子のプラモデル作りに参加するももさん(昨年12月撮影)


えーー。

でわでわ!

唐突でごめんなさいなのですが、
昨年末から読んだ本と、それによって生じた雑念について書いていくよ!



『プロジェクト・ヘイル・メアリー』がかなり面白いらしいって 噂は、ずっと前から聞いていたのだ。ただ、SFはあんまり読まない人間なので、なかなか手に取れなかった。

でも、映画化する、しかも主演はあのライアン・ゴズリングやで、という情報を見かけてしまい!!ついに、上下巻そろえて買いました。
(あー。『LA LA LAND』ほんと良かったよね。ラストで嗚咽したですよ、私。あれと似たような感情を経験済みだったからさ。みんなもあるよね、ああいう if を考えちゃう時ってさ、きっと。)

さて。漆黒の宇宙が広がる、つるんと美しい本(ハードカバー)を胸に抱いた私は、どん、どんどんどん!って感じで『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読みました。
「この後どうなるの?!」「おわ!そうなるんか!!」って展開がたくさんあってな、読むのを止めらなくて、毎晩、時間を作っては読んだよ。

この本は、ネタバレしない方が絶対に楽しいと思うので、本当はむきゃーっといろいろ感想を語りたいのだけど、でも、何も語れぬ。ぐぬぬ。
でも、すっごくおすすめです!!楽しかった!!
絶対、映画見に行くよ。科学的な話は、よく分からなかったことも多いから(*´з`)フ



どこでどう身に着けた習慣なのであろうか。
私は正月が近づくと、田辺聖子さんの本が読みたくなるらしく。

今年も、いつのまにやら『上機嫌な言葉366日』を買っており、my本棚の「これから読む本置き場」に見つけたので、さっそく読みました。

日記に、小説のすじがきや、人物の感想を書いたりして。ついでに作家へのラブレターも。音楽もそうだが、活字からひきおこされるイメージは、深くてゆたかで、容易に消えない。

田辺聖子『上機嫌な言葉366日』p165より引用


という文章に、「そうそう。本当にそう!」と大きくうなずいて、いかに私が活字が好きであるか。映画もアニメも漫画も好きだけど、活字は特別やもんな!!と熱くなりました。

しかし、正直に告白するとな。

実は私、、
田辺聖子さんの書くエッセイの、優しくて、本質をずばり刺してきて、時々少し意地悪に横目で見てるようなところが、可愛くて賢くて大好きなのですが、ただ一つ、一つだけ、苦手なところがあるのです。

田辺さんが、恋とか愛とかを書く時の甘さが、どうにも苦手で、それはもう、ページを早送りしたくなるほどで(でも好きな本は読み切りたいタイプなのでちゃんと咀嚼して読みます)。

それで、本を読み終わってから考えました。

私は、なぜ甘くて優しい、綺麗で可愛い、マカロンみたいな恋愛が苦手なのかって。若い時から、ピンクのバラがどっさりみたいな恋愛がどう考えても苦手で、読むのも見るのも実際にするのも苦手なのです。

まあ。考えるったって、そういうのは難しく考え始めたらきりがなく、おもしろくもないからね。楽しく考えるとしたら。


小学生の頃にさかのぼります。

あの頃の私って、熱烈に、真剣に、飛影が好きだったんですよね。
ええ、飛影(真顔)。

良くある話だけど、学校の帰り道で、蔵馬が大好きな友達と、どれだけ彼らがカッコイイかを語りまくって、それから、彼女の家に遊びに行っては、友達は蔵馬、私は飛影で、プラバンを量産していた。
(コミックの絵を油性マジックでなぞり、アルミホイルにのせてトースターで焼いて、いいタイミングで割りばしで取り出したら、学研の図鑑にバンっとはさんで、の、あのプラバン)

いやー。たぶん、あれから恋愛観がゆがんだな。

恋愛で一番いいのは、思いあって、いたわりあって、いつも頼れる、温かい存在が私のそばにいてくれて、みたいな甘いものではなくて。

あの人って何考えてるんだろう、喋らないからよくわかんないや、一体いつも何してんの、みたいなクールでニヒルなのが素敵。
恋愛は、決して近づけない距離をどこかに保ったままでいて欲しい、それってめっちゃゾクゾクするよね。みたいな。
(あ。もしかしたら、これは恋愛というより「恋」の話だな。書いてて気づいた)

『幽遊白書』の飛影の後に好きになったのは、『瞬きもせず』の紺野くんでした、はい。紺野くんのこと、女子高生の間はずっと熱烈大好きだったのだけど、共感してくれる友達は見つけられなかった、、

私は、何考えてるのかよくわかんなくて、不器用すぎてもう、、みたいな人(二次元)を好きになりがちです。


いやまぁ、そうは言っても、今の私は、恋も愛も自分の現実の生活に、目に見えて立ち現れてほしくはなくてですね。
愛は、毎日の生活の裏面を、ひっそり静かに流れていってくれていたら、、そう願っています、みたいな穏やかな気持ちなのですが。

恋でも愛でも、表面上はクールなのが好き。表には出したくない。ってタイプなのかな、きっと。



あともう一冊、書きたかった本があるのですが、長くなったので次回にするね。
読んでくださって、ありがとうございます!


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