10年経ったということ
今の仕事を始めて、来年で10年になるらしい。
10年って改めて文字にすると凄いけど淡々とのらりくらりとやってきたので10年という実感をあまり感じられない。
この前先輩の子どもが社会人になったと聞いて、前に大学受験だ高校受験だと話していたのを思い出してその時あっ10年経ったんだなと感じたくらいだ。
振り返れば10年も続けられていることなんてなかなかない。
仕事での10年は学生時代のような1年ごとの成長感は全く無くて、でもあっという間に過ぎてしまう。
5年くらい前変わらないことに少しだけ焦りや不安を感じて辞めて無理矢理変わろうと思った事があった。
でも結局辞めなかった。
理由はよく分からないが変わることの方が怖かったのかもしれない。
今でもちょっとした失敗や嫌なことで辞めたいと思うことはある。
でも次の日には新しい課題が出来、それをこなしていく。そうするとその時の不安は減っていく。しばらくするとそれなりに達成感もある。
仕事柄、ほぼ毎日異なる課題が出てくるので仕事自体に飽きるということは無いようだしまだちょっとだけ頑張るという感覚でやっていけば案外続くものなのかな。
思えば、20代の頃は仕事に対して振り返ることも出来なかったので振り返る余裕が出来るくらい成長したかもしれない。
日付が変わり明日起きられるか不安になりながら
明日ももうちょっとだけ頑張るかな。
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